居住性で選ぶコンパクトSUV

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居住性で選ぶコンパクトSUV

2023.03.09

コンパクトSUVの魅力は、運転しやすいボディサイズにありますが、コンパクトが行き過ぎると大人4人でのロングドライブは、ちょっと窮屈ということにもなりかねません。


もしもあなたがコンパクトSUVを1人または2人乗車で使うのなら、それでも問題はないのですが、ファミリーでのドライブや、ときには数人の友人と連れ立って出かけるという使い方をするのであれば、コンパクトであっても室内にはある程度以上の広さが欲しくなります。


そこでここでは、室内の居住性に注目してコンパクトSUVをピックアップしてみました。


居住性で選ぶコンパクトSUV



■コンパクトSUVとは?



コンパクトSUVとは、一般的に全長4.5m未満のSUVのことで、トヨタ ライズやダイハツ ロッキーなどの5ナンバーサイズのSUVだけでなく、トヨタ カローラクロスやスバル XVなどの3ナンバーサイズのクロスオーバーSUVも含まれます。


ボディサイズが大きければ室内の寸法や荷室の容量も大きくなるのが一般的ですが、具体的な数値や居住性は比較してみないとわかりません。


そこで今回は、室内の広さに焦点を当ててコンパクトSUVを比較します。


室内の広さは、公表されている室内寸法をもとにした容積で計算。さらに荷室容量、各モデルのメリットやデメリットも簡単に紹介します。



■コンパクトSUVの室内寸法や荷室容量を比較



・スバル XV


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スバル XVは、都会的で洗練されたデザインとSUVらしい走破性、世界トップクラスの安全性能を兼ね備えるクロスオーバーSUVです。


後継のクロストレックが発売されましたが、中古車で狙うのならこのXVがメインになります。


ボディサイズは全長4,485mm×全幅1,800mm×全高1,550mm。


室内の広さは、長さ2,085mm×幅1,520mm×高さ1,200mmで容量は3,803L。


室内の高さは他に比べると低めですが、前後長と幅があるので高身長でなければ窮屈さを感じることは少ないでしょう。


また、荷室の容量は340L(1.6Lモデルは385L)と十分な大きさです。


ただし走破性能や走行安定性を重視しているXVは、駆動方式はフルタイム4WDのみ、さらに水平対向エンジンを採用する関係で、燃費はe-BOXERで15.0km/L、1.6Lでは13.3km/Lと日常使いではやや厳しい数値になっています。



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・スズキ エスクード


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スズキ エスクードは、スズキがこれまで築き上げてきた本格的な四輪駆動性能やSUVとしての資質を受け継いだコンパクトサイズの世界戦略車です。


現行モデルは2015年のデビューで、当初は1.6Lエンジンを搭載していましたが、2018年のマイナーチェンジで自動車税の区分がひとつ下になる1.4Lターボエンジンへ換装。


さらに2022年モデルからは、エンジンを1.5Lに置き換えるとともにハイブリッドシステムを搭載したことで燃費性能が16km/Lから19.6km/Lへと大幅に向上させました。


ボディサイズは全長4.175mm×全幅1,775mm×全高1,610mmで、室内の広さは、長さ1,960mm×幅1,480mm×高さ1,265mmで容量は3,670L。


ボディ全長に対して室内長が長く取られていることから、コンパクトサイズであっても居住性が犠牲なっていない部分は好感の持てるポイント。


荷室の容量は、2015年10月のデビュー当初は375Lでしたが、2022年モデルではハイブリッドシステム搭載のため289Lと狭くなりました。


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・ホンダ ヴェゼル


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ホンダ ヴェゼルは、2021年4月に2代目となったコンパクトSUVです。


ホンダ独自のM・M思想に基づくセンタータンクレイアウトを初代モデルから踏襲し、コンパクトなボディサイズや多彩なシートアレンジをそのままに、より力強く美しいプロポーションへ進化しました。


また、FFモデルを選ぶことができ、燃費性能にも優れています。さらに、中古車の流通台数が多く、好みの車両を見つけられるのも魅力といえるでしょう。


全長4330mm×全幅1790mm×全高1580〜1590mmのボディサイズに対して、室内の広さは、長さ2,010mm×幅1,445mm×高さ1,225〜1,240mmで、3,558L〜3,602L。


荷室容量は公式発表がなく、正確な容量は不明となっていますが、初代ヴェゼル(393L)より容量が小さくなっているとのことです。


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・トヨタ カローラクロス


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トヨタ カローラクロスは、これからのカローラに求められる新しい姿を追求して誕生したシリーズ初のSUVです。


バリエーションは、ガソリンエンジンモデルと燃費性能に優れるハイブリッドの2タイプとなっています。


駆動方式は、ガソリン車が前輪駆動のFFのみ、ハイブリッド車がFFと4WD(E-Four)です。


ボディサイズは全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmで、室内の広さは、長さ1,800mm×幅1,505mm×高さ1,260mmの容量3,413L。


487Lというクラストップレベルの荷室容量に、十分に広い室内幅でロングドライブも快適です。


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・スズキ クロスビー


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スズキ クロスビーのボディサイズは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmと、全高が高いことがポイントです。


使いやすく広い室内空間を持つトールワゴンとSUVを融合させたクロスビーの室内空間は、長さ2,175mm×幅1,355mm×高さ1,280mmと、頭上空間や室内の長さが他のモデルより大きく、容量にするとトップレベルの3,772Lとなります。


ただし、室内幅が狭いため5人乗りではかなり窮屈に感じてしまうこともあるでしょう。


荷室の容量は2WDで81L、4WDは37Lと、3.7mの全長に2.2mの室内長を考えればいたしかたのない部分ですが、荷物の多い多人数ドライブには不向きです。


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コンパクトSUVは、運転がしやすいボディサイズが魅力であるものの、室内の広さが満足できなかったり、荷室容量が予想以上に小さかったりすることがあります。


そんなときは、カタログの数値を確認するだけでなく、バックドアの形状やアンダーボックスの有無などをチェックしたり、実車を見たりして、載せたいものが載せられるか確かめましょう。


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