燃費が良くて維持費も安い!SUV5選
2023.03.05
ミドルクラスのSUVに乗り換えたいと思ってはいるものの、コンパクトクラスよりエンジンが大きくなるので維持費が高いと心配される方も多いのではないでしょうか。
しかし最近はダウンサイジングターボエンジンを搭載したモデルがあるため、それほど維持費を気にしなくもよくなってきています。
今回はそんなモデルを紹介していきましょう。
■ミドルクラスSUVでも1.5L以下を選べる時代!その維持費はとってもお得!?
ひと昔前までは、ミドルクラスのSUVといえば2.0L〜2.5Lのエンジンを搭載するのが一般的でした。
しかし最近では、ボディサイズをそのまま、もしくは若干大きくなっているのもかかわらず、排気量1.5L以下のエンジンを搭載するモデルが多くなっています。
これは技術の進歩により小排気量でも十分なパワーとトルクを発生することができ、かつ燃費が良く環境にも優しいことが理由です。
また毎年支払う自動車税は排気量によって支払う金額が変わっており、ダウンサイジングエンジンは圧倒的に有利なのです。
2.0Lまでの自動車税額は、2019年9月30日以前に新車登録した乗用車の自動車税(エコカー現在適用前)が
1.0L以下:29,500円
1.0L〜1.5L以下:34,500円
1.5L〜2.0L以下:39,500円
2019年10月1日以降に新車登録した乗用車の自動車税は
1.0L以下:25,000円
1.0L〜1.5L以下:30,500円
1.5L〜2.0L以下:36,000円
となっており、2019年9月30日以前と同年10月1日以降に新車登録したクルマでは、排気量が小さいと以前よりもお得になっています。
燃費については1.5Lと2.0Lをラインアップするモデルがないので単純に比較はできないものの、2.0Lエンジンから1.5Lのe-POWERに進化したエクストレイルの場合、2.0Lを積んだ先代の燃費は13.2km/Lで、現行型の1.5Le-POWERが19.7km/L(いずれもFF)とかなり経済的です。
そんなダウンサイジングエンジンを搭載したミドルクラスSUVを中心に紹介していきましょう。
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※価格は支払総額
■燃費が良くて維持費も安いSUV
・日産 エクストレイル
クロスオーバーSUVの先駆けとして人気を得たエクストレイルは、2022年7月にフルモデルチェンジしました。
SUVらしい存在感やモダンなデザイン、アウトドアシーンで便利なユーティリティなど、エクストレイルの魅力を継承しつつ、新たに”上質さ”を加えた新型エクストレイル最大のトピックは、日産が世界で初めて量産化に成功した可変圧縮比エンジン「VCターボ」と第2世代「e-POWER」を組み合わせた新しいパワートレインの搭載です。
それによりWLTCモード燃費は、FFで19.7km/L、4WDは18.4km/Lという高スペックを実現。
くわえて4WDシステムに電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載することで、オフロードや滑りやすい路面だけでなく、市街地走行などあらゆるシーンや路面状況で楽しく快適な走りを提供しています。
次世代パワートレインによる新しい走りと高い経済性を求める方におすすめです。
・VW ティグアン
現行型のティグアンは2017年1月に発売が開始されました。
当初搭載されていたのは1.4L 直4DOHCターボに6速DSGを組み合わせたパワートレインでしたが、2021年5月以降は走行シーンに応じて4気筒から2気筒へ切り替えるアクティブシリンダーマネジメント(気筒休止機能)の搭載によって燃費を高めた1.5Lガソリンターボと7速DSGの組み合わせで、14.3km/LのWLTCモード燃費を実現しています。
ボディサイズは全長4,500mm×全幅1,840mm×全高1,675mm、ホイールベースは2,675mmと、日本の道路事情でも扱いやすい大きさ。
ヨーロッパで鍛えたしっかりした足まわりと高速道路での快適な走りを楽しみたい方におすすめです。
・三菱 エクリプスクロス
三菱 エクリプスクロスは、躍動感のあるスポーティなデザインとSUVの機能性や走行性能を融合させたクロスオーバーモデルです。
日本では2018年3月に発売され、2020年12月にマイナーチェンジを実施。
クーペライクでシャープなデザインはそのままに、より流麗で上質なスタイリングに生まれ変わっています。
PHEVとガソリンモデルがあり、ガソリンモデルが1.5L 直噴MIVECターボエンジンを搭載し、スポーツモードCVTとの組み合わせで、WLTCモード燃費は13.4km/L(FF)を実現しています。
ボディサイズは全長4,545mm×全幅1,805mm×全高1,685mm、ホイールベースは2,670mmと、日本の道路事情では非常に使いやすい大きさ。
また4WDモデルには、電子制御4WDと三菱の四輪制御技術「S-AWC」を組み合わせ、ドライバーの思い通りの操縦性や乗り心地の良さを楽しめます。
シャープでスポーティなデザインと高い走破性が欲しいという方におすすめしたいモデルです。
・トヨタ ライズ
ダイハツ ロッキーと兄弟車にあたるトヨタ ライズは、コンパクトクラスのSUVです。
ミドルサイズが2.0L〜2.5Lから1.5Lターボにダウンサイズしたように、1.3L 〜1.6Lが標準的だったコンパクトクラスは1.0Lターボで、経済性を高めています。
その1.0Lターボは当初2WD(FF)と4WDモデルともに採用されていましたが、2021年の改良で4WDモデルだけになっています。
気になる燃費は、CVTにスプリットギヤを組み込んだD-CVTによりFFで18.6km/L、4WDで17.4km/Lという優れた数値を実現しています。
基本骨格もロッキーと共通ですが、キーンルックが与えられRAV4やカローラクロスに似たイメージのフロントマスクなど、ロッキーと異なる部分も多く。
さらにインテリアもロッキーと細部のデザインを違えており、差別化が図られています。
扱いやすいボディサイズとカジュアルで上質な内外装など、バランスの取れたコンパクトSUVが欲しいという方におすすめです。
・ホンダ CR-V
※画像はハイブリッド(2.0L)モデルです。
ホンダのミドルクラスSUVとして世界各地で販売されるCR-Vですが、日本市場では5代目を最後に販売が終了したため、現在は中古車でしか入手することができません。
最終型となるモデルはボディサイズが全長4,605mm×全幅1,855mm×全高1,680mm、ホイールベースが2,660mmと、ファミリーカーとしてゆとりのあるサイズとなります。
搭載されるのは1.5L 直噴ガソリンターボで、最高出力は140kW(190PS)/5,600rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/2,000-5,000rpm、WLTCモード燃費はFFで14.2km/Lというスペックです。
ホンダらしいハンドリング性能と充実した装備、スポーティで存在感のあるデザインが好きという方におすすめです。
燃費が良く経済的なSUVモデルであれば、アクティブなアウトドアレジャーやロングドライブなどもファミリーで気軽に楽しむことができます。
原油高で生活費が徐々に上がってきている時代ですから、いまこそ賢いクルマ選びで楽しいカーライフを過ごしたいものです。
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