デカくて格好良いクロスオーバーSUV5選
2023.01.30
SUVの魅力といえば、オフロードをものともしない悪路走破性の高さを一番に挙げる方は少なくありません。
しかし、それと同じくらい魅力を高めているのが、高い車高による存在感のある佇まいです。
ほかのジャンルのクルマではなかなかなし得ないその魅力は、大きなボディから発生しています。
そんなデカくて迫力満点の「見た目」を持つ、格好良いSUVを5台選んでみました。
■存在感のある華やかさが大型SUVの魅力
街なかで使いやすいコンパクトサイズのSUVや、普段使いにちょうどいいミドルサイズのSUVが主流になっているなかで、その魅力の源にあるのはやはり無骨でタフな大型のボディです。
いまではオーバースペックのようにも思えるフルサイズボディのSUVですが、そのサイズは高性能を達成するために必要であり、その存在感は唯一無二。
スマートで洗練されたミドル&コンパクトなSUVとは違った格好よさを携えています。
街なかでの使い勝手や取り回しにはこだわらず、とにかく大きくて格好イイSUVを5台ピックアップしてみました。
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■トヨタ ランドクルーザー(200系)
トヨタ自動車の誇る世界的に有名な大型SUVで、海外市場でもその性能の高さから評判を集めいるトヨタ ランドクルーザーの歴史は古く、1951年から現在の300系まで、アップデイトを続けながら生産され続けているSUVシリーズです。
そんな歴史のあるランクルのなかで今回ピックアップするのが、200系と呼ばれるシリーズ。
200系とは、2007年から2021年まで製造販売されていたモデルで、現行型のひとつ前の世代のこと。
先代の100系ランクルと比較すると、ランクルらしさを持ちつつも洗練されたスタイリングへとアップデイトされており、内装面でも豪華な仕様となっているのが特徴です。
ボディサイズは全長4,950mm×全幅1,970mm×全高1,880mm、ホイールベース2,850mmという大きさで、ボディ構造は強靭なラダーフレームを採用し高い悪路走破性を持ち合わせています。
この200系は2011年12月と2015年8月にマイナーチェンジを行なっており、特に2015年のマイチェンではフロントマスクが一新され、さらに押し出し感のある顔つきになり迫力が増しています。
■トヨタ ハイラックス(8代目)
トヨタ自動車が1968年より製造販売しているハイラックスは、現在日本国内で新車販売される唯一のピックアップトラックでもあります。
現行モデルは2015年に登場した8代目で、タイから逆輸入された車両が販売されています。
ボディサイズは全長5,340mm×全幅1,855mm×全高1,800mm、ホイールベース3,085mmという大きさで、5mを超える全長と1.8mという全高によって圧倒的な存在感を醸し出しています。
2020年8月のマイナーチェンジでは、フロントフェイスを台形の大型グリルに変更するとともに、バンパーガードガーニッシュを追加して迫力のある顔つきへと刷新。
ボディサイズの大きさと相まって、ほかにはない存在感を生み出しています。
世界にはシングルキャブとダブルキャブ仕様がありますが、日本では4ドアのダブルキャビン仕様のみが販売されています。
■三菱 パジェロ(最終型)
三菱自動車工業が1982年から製造販売を行なってきたパジェロ。
国産SUVの代名詞的なモデルのひとつであり、なかでも1991年から1999年まで製造されていた2代目パジェロは、日本における一大RVブームの牽引役として高い人気を誇り、世界初のスーパーセレクト4WDやマルチモードABSの採用など、悪路における走破性においても高評価を集めた名作です。
そんなパジェロの最終型となるのが、2006年に登場した4代目。
先代から受け継がれたラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディを採用し、軽量でありながらも優れた剛性を持ち合わせ、走行性能の高さでも定評のあったモデルです。
ロングボディ車のサイズは、全長4,900mm×全幅1,875mm×全高1,870mm、ホイールベース2,780mmというもの。
大きなヘッドライトやパンチドグリル、スクウェア基調のデザインによって、数値以上の存在感を放っています。
2011年と2014年のマイナーチェンジでフェイスリフトを受けています。
■トヨタ FJクルーザー
北米市場専用車種として開発され、2006年より発売を開始したトヨタ FJクルーザー。
丸型のヘッドランプや楕円形のフロントグリル、TOYOTAのロゴマークなどFJ40型ランドクルーザーを彷彿とさせるスタイリングで人気を博し、日本でも2010年末から販売をスタートしました。
レトロクラシックなデザインに、リアドアを観音開きにするなど個性的デザインのFJクルーザーのシャシーは、当時のランドクルーザープラドと共通のラダーフレーム。
ボディサイズは全長4,635mm×全幅1,905mm×全高1,840mm、ホイールベース2,690mmという大きさは、全長に対して全幅が広いため、独特のワイド感を醸し出しています。
さらにキャビンスペースがスクウェアでフロントスクリーンが切り立っているため、実際のスペック以上に大きく見えます。
このFJクルーザーは2018年に販売を終了。復活を望む声も多数あるなか、現在のところ復刻のアナウンスはされていません。
■レクサス RX(4代目)
2015年から2022年まで販売されていた4代目のレクサス RX。
3代目からガラリとデザインを変更し、一気にプレミアム感を高めたラグジュアリーSUVです。
力強さと知的な大人の色気を兼ね備えたエクステリアは、レクサスのアイコンにもなっているスピンドルグリルの切り返しの位置を高くすることで、薄くシャープなアッパー部と分厚く堂々としたロア部を対比させて鋭さと力強さを両立。
リアビューは、フードから始まるサイドの流れをリアコンビネーションランプの内側で切り返すスピンドル形状としており、ディフューザーなどのパーツと相まって力強いスタンスを強調し、見るものに迫力を感じさせています。
ボディサイズは全長4,890mm×全幅1,895mm×全高1,710mm、ホイールベース2,790mmで、7人乗りのロングボディ仕様では全長5,000mmとさらに大きくなっています。
2019年にはマイナーチェンジを行ない、スピンドルグリルがL字型モチーフのブロックメッシュパターンへと変更されています。
今回紹介した5台のモデルは、見た目による迫力の相乗効果もあって、支払った対価以上の満足度が期待できると思います。
が、中古車市場でも人気が高く、程度の良い個体は店頭に並ぶとすぐに売約済みになることもしばしばですので、気になっている方はまめなチェックをおすすめします。
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