トヨタ アルファードの安全装備はどんな内容！？
2018.12.07
トヨタ アルファードの安全装備はどんな内容？
トヨタのミニバンラインナップの最高峰に位置するフラッグシップモデルが、アルファードです。その魅力は高級感のあるエクステリアやインテリアに留まらず、動力性能や安全性能にも多く秘められています。今回は、そんなアルファードの安全装備について解説します。
※2018年11月現在販売中のモデルを解説します。
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アルファードに搭載されているToyota Safety Senseとは？
アルファードに搭載されている予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は、ミリ波レーダーと単眼カメラの性能向上とともに、それまでの衝突回避システムToyota Safety Sense Pの各種機能の性能を進化。そこに新しく予防安全機能を追加することで、多面的な安全運転支援を可能にしたシステムです。その代表的な機能を、いくつか紹介します。
まず新しく追加された「レーントレーシングアシスト」は、車線から逸脱する可能性があることを警告したり、車線逸脱を避けるためのステアリング操作支援を行う機能です。カメラが白線(黄線)を認識し、同時に先行車の走行軌跡を確認しながら車線逸脱を防ぎます。また、渋滞時など、先行車が接近していて車線が見えにくい時にも、先行車を追従してハンドル操作をサポートしてくれるという便利機能です。
「プリクラッシュセーフティ」は、街中での飛び出しなど、前方の衝突回避または衝突軽減をサポートするシステムです。搭載されているミリ波レーダーと単眼カメラが、車両や歩行者(昼夜)、自動車運転者(昼)を検出、状況に応じて警告や衝突の可能性をディスプレイに表示させ、ドライバーがブレーキを踏めなかった場合には自動的にブレーキを作動させます。歩行者や自転車運転者が対象の場合、約10～80km/hの速度域で作動します。
その他には、先行する車両の速度に応じて車間距離を維持しながら走行する「レーダークルーズコントロール(追従ドライブ支援機能)」や、夜間に自動遮光する「アダプティブハイビームシステム」、道路標識を認識してマルチインフォメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト」などが搭載されています。
駐車をやさしく安全に
大きなクルマで駐車をするという行為は、運転に慣れている人でも緊張をともないます。そんなアルファードでの駐車を容易にする機能が「インテリジェントパーキングアシスト2」です。
インテリジェントパーキングアシスト2では、カメラと超音波センサーで駐車スペースを検知。目標駐車位置を自動的に設定してくれます。ドライバーは誘導にしたがって後退開始位置にクルマを運び、その後はアクセル操作だけで目標の場所に駐車できます。
これは縦列駐車でも同じように機能してくれるので、縦列駐車が苦手な人でも安心して駐車することが可能です。
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視界の確保をアシスト
多人数乗車の可能なミニバンの場合、後方視界がリアシートや後部座席の乗員によって遮られてしまいます。アルファードでは、後方の視界を確保するため、バックミラーに「デジタルインナーミラー機能」が追加されています。
これによりリアゲートに設置されたカメラの映像を、ルームミラーに表示します。デジタルインナーミラーのメリットは、室内の乗員やラゲッジの荷物によって遮られることがなく後方視界を確保できることと、自動で明るさが調節されるので、夜間の後続車の眩惑を防ぎ、薄暗いなかでの後続車の検知を容易にすることです。
一般的なルームミラーでは不可能な後方視界の確保を可能にするデジタルインナーミラーは、これからのスタンダードなるかもしれません。
また走行中、隣の車線の車両を検知してサイドミラーに内蔵されたLEDインジケーターで接近を知らせる「ブラインドスポットモニター」や、駐車場から後退する際に左右後方から近づいてくる車両を検知してLEDインジケーターとアラートで知らせる「リヤクロストラフィックアラート」など、ドライバーの死角をカバーする機能も搭載されています。
このように最新のトヨタ アルファードには、事故を未然に防ぐ、被害をできるだけ軽減するための、先進の安全装備がいくつも搭載されています。予防安全機能にこだわる方は、車両の年式と装備の有無について確認しつつ購入の参考にしてください。
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