悪路走破性に優れるSUV。ハイラックス、プラド、FJクルーザー大研究
2022.09.21
アウトドア人気に火がついて久しいレジャー業界。
街中でも、キャンプギアを満載しているSUVの姿がよく見られるようになりました。
かつて起こったRVブームほどではありませんが、まだまだアウトドアとそれに似合うクルマというのは人気がありますね。
なかでも市場の動きが活発なのは、やはりタフなルックスと確かな悪路走破性を持つクロカン系四駆たちです。
とりわけ中古車に人気が集まっており、なかでもトヨタのハイラックス、ランドクルーザープラド、そしてFJクルーザーは引く手数多となっています。
この3車種はアウトドアの相棒としてタフに使い倒せるという共通項と、タフなルックスが人気のヒミツ。
気になるのはそれぞれの長所と短所です。
そこで、ここではそれぞれどこが良くてどこがイマイチなのかを解説しようと思います。
■トヨタ ハイラックスの長所と短所
現在の国内販売車種では、唯一のピックアップトラックがトヨタ ハイラックスです。
もともとは海外(タイ、オーストラリア)向けの車種でしたが、2017年に13年ぶりのラインナップ復帰となり話題となりました。
日本での扱いは5人乗りのダブルキャブのみとなっており、広々とした荷台の積載能力と家族で移動できる定員数は非常に魅力的ですね。
その長所は、まずなんと言ってもピックアップトラックというボディスタイルです。
見た目にも広々とした荷台は、最大床面長1,565mm×開口幅1,380mm×荷台高480mm(サイド上端までの高さ)とかなりのサイズになっており、キャンプギアやアクティビティグッズをこれでもかと積みまくることが可能です。
固定さえしっかりと行えば荷台高を越えるような積載も出来ますし、家族連れで3泊4日!みたいなロングキャンプまでらくらく対応します。
しかも、それらの積載スペースは荷台ですから、汚れたままどーんと積載しちゃってもOK! 家に帰ってホースでジャブジャブ洗うことできるので、泥まみれになるようなアクティビティスポーツや、砂まみれになるマリンスポーツにも持ってこいです。
ただし荷台は、野ざらし雨ざらしになるので、雨が降れば積載している荷物は濡れてしまいますし、駐車中の荷物の防犯にも気を使います。
別売りのトノカバーを使用することで、移動中の問題は解決できますが、強みでもある荷台高を越える積載は行えなくなります。
また、ハイラックスの全長は5,335mm。
日本におけるSUVは全長5,000mm以下が多いので、傍目から見るとかなり車体が長く見えます。
ホイールベースも3,085mmとなかなかの数字で、最小回転半径は6.4m。
取り回しの面ではお世辞にも市街地向きとは言えず、日常的に使うクルマとしては慣れが必要なサイズです。
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■ランドクルーザープラドの長所と短所
初代は70系ランドクルーザーの派生車種として、ライトデューティー用途で生み出されたプラド。
大き過ぎず小さ過ぎず、シティ派過ぎずガチ過ぎず、とじつに丁度良いパッケージングを持つプラドは初代から現行の4代目まで一貫した特徴を持っており、老若男女問わず幅広いオーナー層に支持されるトヨタの人気車種です。
悪路走破性についても妥協せず改良・改善され続け、街中を走るライトユーザーから悪路を往くヘビーユーザーまで、満足させるオールラウンダー的な性格を持っています。
その長所は、まず全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mmという絶妙なボディサイズ。
日本の道路事情において存在感と実用性のバランスを、探って探って辿り着いたのがこの数値なのでしょう。
アイポイントの高さも相まって前後左右の見切りも非常に良く、ロングドライブでもストレスが少ない作りになっています。
さらにインテリアは、規則正しく配置されたスイッチ類が整然と並び、平行基調のデザインでクロカンを感じさせるタフさを持たせつつも、各部の仕上げや材質で上質感をしっかりと演出。
普段使いでもアウトドアユースでも心地よく運転ができるよう考え抜かれた素晴らしいデザントといえます。
プラドの気になるところは、アダプティブクルーズコントロールや自動ブレーキ等は搭載されているのですが、最新の他社ライバルと比較するとレーンキープアシストやオートパーキングシステムなどのステアリングアシスト系の機能が乏しく、基本設計の古さが出ています。
このあたりはマイナーチェンジの限界でもあり、次期型で大きく改善が期待されます。
またこれは人気の高さゆえのことなのですが、プラドを含む年式の新しいランドクルーザー系は専門の窃盗団が存在するほど盗難率が高く、防犯や盗難防止措置に気を使う必要がある地域もあります。
いいクルマにはつきものの悩みとはいえ、悩ましい問題です。
■FJクルーザーの長所と短所
北米専用車として販売が開始されるも、人気のあまり国内に逆輸入するカタチで日本でも販売されることになった、という変わった導入経緯を持つFJクルーザー。
ポップなデザインと迫力ある佇まいで、生産が終了して数年経ってもいまだに人気が高いモデルです。
もとがアメリカの大地を疾走するべく作られたモデルゆえに、4.0L V6のエンジンパワーは目を見張るものがあり、パワフルなサウンドを轟かせながらぐいぐいと車体を加速させます。
その長所は、ご先祖様にあたるFJ40ランドクルーザーからインスピレーションを受けたというエクステリアデザインです。
オーバルグリルにTOYOTAのメーカーロゴ、丸形ヘッドライトなどでレトロかつポップに仕上げたエクステリアは街中でも非常に目立ちます。
リアゲートはウインドウだけがハッチのように開くので、小さい荷物は重いゲートを開けずに積み込むことができます。
冒険心を掻き立てられる“道具感”は、アウトドアでもとても目を引く存在です。
また当時のランドクルーザープラドがベースになっているので、悪路走破性も一級品です。
FJクルーザーの初登場は2006年(北米)ですから、すでに16年前のクルマです。
先進的な運転支援システムや自動ブレーキなどは当然ありませんし、ナビまわりの古さも目立ちます。
観音開きのドアはデザイン上のポイントですが、後席へのアクセスは前のドアを開けないといけませんし、ドアフレームからよっこいしょと入り込むので、特にチャイルドシートに子供を乗せたりといった作業に難点があります。
また後席横の窓は羽目殺しなので、後席は少し圧迫感を感じるかもしれません。
■長所も短所も愛せるか、楽しめるか
それぞれ長所と短所を紹介しましたが、どうしても目をつぶらないといけない部分というのはどんなクルマにも存在するものです。
自動車選びはどこまでを期待し、どこまでを受容できるかというところが肝心。
長所も短所も含めてそのクルマを愛して楽しめることができるのであれば、きっとそのクルマは最高の相棒になってくれるでしょう。
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