シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較

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シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較

2022.08.21

つい先日新型が発表されたばかりのトヨタ シエンタと、ホンダ フリードは人気のコンパクトミニバンですから、ファミリーカーとして中古車購入を検討する方も多いと思います。


それぞれに特徴があり、どちらが良いか迷っている方のために、室内を中心にそれぞれの特徴を比較・解説していきましょう。



■2台のボディサイズはほぼ同じ



シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較


2台を中古車で比較する場合、シエンタは2022年8月23日にフルモデルチェンジが発表されたばかりなので、先代の2代目がターゲットです。


デビューは2015年で、さまざまなライフスタイルをサポートする「ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」というコンセプトで開発されました。


トレッキングシューズをイメージしたというユニークなエクステリア(外装)に、ミニバンとしてのパッケージ性能とアクティブ感を両立させています。


全長4,235mm×全幅1,695mm×全高1,675mm、ホイールベース2,750mmのボディに3列シートを配置しています。


対する現行型フリードは、2016年に販売が開始されました。


シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較


フィットのようにすっきりとスタイリッシュなデザインのボディサイズは、全長4,265mm×全幅1,695mm×全高1,710mm、ホイールベースは2,740mmというもので、温かみと親しみやすさ、使いやすさを感じさせます。



■使いやすさと視認性を大事にしたインパネデザイン



シエンタのインパネは、広がりを感じさせるアッパー部と、低い位置で乗員を包み込むロア部という立体感のあるデザインになっています。


メーターはステアリングの上部奥側に配置され、運転中の視線移動を最小限に抑えるよう配慮されています。


中央部にはマルチインフォメーションディスプレイがあり、車両の状態や運転をサポートする多彩な情報を確認することができます。


シートバックやクッションの形状を人の身体の形状に合わせて最適化されたフロントシートは、座り心地が良く、ロングドライブでも快適に過ごせます。


いっぽうのフリードのインパネは、水平基調でワイドに広がるトリムとコンパクトな操作部が特徴です。


ハイトワゴンならではの広々とした空間と合わせ、開放的でリラックスできるような雰囲気に仕上げられています。


フリードもメーターは上部の奥側に配置され、視線移動が極力少なくなるよう工夫されています。


ワイドに広がるメーターパネルは見やすいデジタル表示で、モダンで先進的な印象です。


細部の意匠は、木目調パネルや落ち着いたカラーリングのファブリックシート、またグレードによっては合成皮革とのコンビシートで質感も高いと言えます。



■ベンチシートのシエンタ、キャプテンシートもあるフリード



シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較


シエンタの2列目シートは105mmのシートスライドと最大36度のリクライニングを実現し、ゆったりとくつろぐことが可能です。


6人乗り、7人乗りともにベンチシート風の50:50分割デザインで、それぞれでシートスライド・リクライニングが可能です。


室内高は1,280mmで、お子様の着替えでも立ったまま行うことができ実用性も十分です。


また底床化により乗り込み高さは330mmに抑えられており、お子様やお年寄りの乗降性も抜群です。


フロアはヒップポイントを後席にいくほど高くすることで見晴らしの良い視界を確保し、ロングドライブでも快適な空間となっています。


シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較


いっぽうのフリードの2列目は、フロントシートの背面形状の工夫によりひざ周りのスペースがたっぷりと確保されていることが特徴です。


スライド量は360mm(FF車の場合)もありますので、足を組んでも余裕があります。


それぞれ独立したキャプテンシートの6人乗りでは、ウォークスルーによって1列目から3列目まで車内を移動することも可能です。



■荷室の広さはシエンタが上!?



シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較


シエンタの3列目シートは2列目の下に格納(ダイブイン)することができますので、十分な荷室容量を確保することができます。


荷室高1,085mm×荷室幅1,260mmで、荷室長は2列目シートを跳ね上げた状態にすれば、最大1,430mmまで拡大することができます。


スクエアな形状のバックドアと505mmと低い荷室フロアによって、大きくて重い荷物も積みやすくなっているほか、2列目シートは片側だけ跳ね上げることもできるので、3名乗車で長尺物を積むといった使い方も可能です。


シエンタとフリードを室内の広さと使い勝手で比較


フリードの3列目はサイドに跳ね上げるタイプで、ラゲッジスペースの幅はシエンタよりも狭くなります。


ただ開口部は大きく、荷室高も1,255mmと十分ありますので、高さのある荷物なら余裕を持って積めます。


奥行きは2列目シートを畳んだ状態で1,450mm、480mmというシエンタよりやや低いフロア高で、自転車のような大きな荷物も積み込みやすくなっています。



シエンタの中古車情報を見てみる


フリードの中古車情報を見てみる



シエンタは、スポーティでアクティブなデザインが好きな方や、荷物をたくさん積んで出かける機会が多いというファミリーに。


フリードは、ときには2列目シートでゆったりくつろぎながらドライブを楽しみたいというファミリーにオススメです。



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