デザインのいい国産コンパクトSUVなら、ヴェゼル VS CX-30

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デザインのいい国産コンパクトSUVなら、ヴェゼル VS CX-30

2022.08.04

最近の国産SUVは、性能はもちろんデザインも洗練されて、欧州SUVにもまったくひけを取らない魅力的なモデルが続々とリリースされています。


そんな粒ぞろいのスタイリッシュ国産SUVのなかから、上質なスタイリングはもちろん、走行性能や安全性能、居住性の高さを持ち合わせたコンパクトクラスのホンダ ヴェゼルとマツダCX-30を比較してみます。



■大胆なデザインを採用した2代目ヴェゼル



デザインのいい国産コンパクトSUVなら、ヴェゼル VS CX-30


“Dynamic Cross Solid”をコンセプトに、2013年にデビューしたホンダ ヴェゼルは、クーペのようなフォルムを持つコンパクトSUVで、2014年度のSUV新車登録販売台数では見事第1位を獲得しています。


そんな初代の人気を受け継いで2021年に登場した2代目ヴェゼルは、スタイリッシュに仕上げられたエクステリアデザインとCM効果によって、発売開始から1ヶ月後には当初の販売計画の6倍以上となる3万台を超える受注があった人気車種です。


ボディパネルに溶け込むフロントグリルとクーペのようなプロポーションを持つ2代目ヴェゼルのボディサイズは、全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580~1,590mm、ホイールベース2,610mmというもの。


取り回しのしやすいコンパクトボディながら、全高を1.6m以下に抑えたことでロー&ワイドな見た目を生み出しています。



■クリーンで先進的なデザインは室内にも



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インテリアもエクステリア同様、シンプルで美しく整理されたクリーンなデザインです。


視界周辺の見やすい位置にメーターやディスプレーオーディオなどをレイアウトした運転席は、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)による高い完成度を実感できます。


リアシートは先代よりも35mm広くすることで足もとにもゆとりをもたせるとともに、後席ドアにツイーターをインストールするなど、どの席に座っても爽快感を感じられるような工夫がこらされています。



■実質的にはe:HEV専用モデル



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パワートレインは、ハイブリッドとガソリンエンジンをラインアップしますが、ガソリンエンジン車はエントリーグレードのみの展開。


1.5Lエンジン+2モーターに電気式無段階変速機を組み合わせるハイブリッドシステムのe:HEVが、メインのパワートレインとなります。


EV/ハイブリッド/エンジンという3つのモードを備え、高い燃費効率と、シーンに応じたスムーズな走り出しや静粛でシームレスな加速などホンダらしい走りが楽しめるe:HEVは、NORMAL、SPORT、ECONという加速感の異なる3つのドライブモードに、アクセルオフ時の減速感も4段階で調節可能です。


またリアルタイムAWDを備えたe:HEVの4WD車は、走る・曲がる・止まるのすべてにおいて高い安心感を実現し、悪天候や雪上走行でも安定したドライビングを可能にしています。


駆動方式は、ガソリン、ハイブリッドともにFFと4WDが用意されます。



■全グレードにHonda SENSINGを搭載



先進安全装備は、全グレードにフロントワイドビューカメラと前後方ソナーセンサーによる「Honda SENSING」を搭載。


車両や歩行者との衝突回避を支援する”衝突軽減ブレーキ”、不注意による急発進を防止する”誤発進抑制機能”、適切な車間距離を保ち運転負荷を軽減する”渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール”などで構成されます。


また、ほかにも4つのカメラで得た情報をコンピュータが解析し、クルマをまるで上空から見下ろしたように路面を映し出す”グランドビュー”や、赤信号の残り時間などを表示する“信号情報活用運転支援システム”などを搭載し、ドライバーの安全運転をサポートします。



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■都市部でも活躍するマツダCX-30



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マツダの新世代モデルとしてMAZDA3に次いで2019年にデビューしたクロスオーバーSUVがCX-30です。


MAZDA3と同じプラットフォームを持つコンパクトクラスのCX-30は、車高が1,550mm以下に抑えられ、都市部に多い立体駐車場にも収めることができ、使い勝手の良いシティコミューター的要素も持ち合わせていることがポイントです。


”魂動”デザインをベースに開発されたエクステリアは、光の移ろいで変化する表情を見せるエレガントなボディラインと、大胆にブラックアウトしたボディ下部やグラマラスな造形が特徴です。


ボディサイズは全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mm、ホイールベース2,655mmという大きさで、乗用車よりも高い車高がもたらす視認性の高さと乗降性の良さを持ち合わせています。



■使いやすいインターフェース設計



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コックピットは、マン・マシン・インターフェースによる情報レイアウトを採用。


運転にまつわる情報を整理して、それぞれを表示デバイスに最適配分したレイアウトをつくりあげています。


さらにXC-30では次世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」により、人が座るシートからボディ・シャシー・タイヤまで、個々のシステムよりもクルマのアーキテクチャー(構造)全体としてコーディネート。


それらを連携させることで、すべての乗員が快適で疲れない車両作りを目指しています。



■異なる3タイプのエンジン



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パワートレインは、1.8L直4ディーゼルターボのSKYACTIV-Dと、SPCCI(火花点火制御圧縮着火)を採用したSKYACTIV Xとモーターを組み合わせたe-SKYACTIV X(M HYBRID)、そして2.0L直エンジンとモーターを組み合わせたe-SKYACTIV G(M HYBRID)の3種類を用意。


トランスミッションは、オートマチックの6EC-ATと、ハイブリッドモデルには6速MTもラインナップします。


駆動方式も2WDと4WDが全車に用意されるなど、さまざまなドライバーに応えるラインアップとなっています。



■マツダの先進安全運転システム



CX-30の先進安全運転システムは、マツダ独自の「MAZDA PROACTIVE SAFETY」です。


このシステムには、衝突被害軽減ブレーキの“スマート・ブレーキ・サポート(SBS)”をはじめ、“危険回避ステアリングアシスト”“AT誤発進抑制制御”などのほか、運転支援機能となる“マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)”、アクセル+ブレーキ+ステアリング操作をアシストする“クルージング&トラフィック・サポート(CTS)”、車線の逸脱回避を支援する“レーンキープ・アシスト・システム(LAS)”、少ない視線移動で表示認識できる“交通標識認識システム(TSR)”などが装備されます。



■納期が長い2台は新古車で選びたい



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ホンダ ヴェゼルとマツダ CX-30は、ボディサイズ、新車価格帯、上質で洗練されたデザインなど、よく似たスペックとなっています。


ただし走りをつかさどるパワートレインは、CX-30がSPCCIという最新技術を採用したガソリンハイブリッドを始め、3タイプのエンジンとMT車をラインアップしているのに対し、ヴェゼルはハイブリッドのe:HEVがメイン。


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またボディサイズこそ似た2台ですが、立体駐車場を利用するユーザーにとってはCX-30のほうが使い勝手がいいかもしれません。


とはいえ、いずれも大人気モデルとなっていて新車で購入するのには納期の問題がネックになってきています。


即納を希望される方は、新古車のヴェゼル&CX-30を狙ってみてはいかがでしょうか。



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