ミドルサイズSUVではどんなモデルが人気なの？
2022.04.23
街乗りでも扱いやすいサイズでありながら、ロングドライブやアウトドアレジャーにも便利なミドルサイズSUV。
バランスの取れたモデルとしてファミリーを中心に人気です。
今回は2021年の新車販売台数のデータをもとに、どんな車種が人気なのかを紹介していきます。
■5位：日産 3代目エクストレイル 1万2016台
「手ごろな価格で買える本格4WD」をコンセプトに人気のエクストレイル。
現行型は2013年に発売された3代目です。
モデルチェンジから9年のロングセラーとなりましたが、マイナーチェンジや一部改良などが定期的に実施され、新しい年式であれば「プロパイロット」や安全運転支援システムも最新のものが装備されています。
エクステリア(外装)は、アウトドアレジャーを意識した力強く安定感のあるデザインを基本に、スタイリッシュなヘッドライトやスポーティなフォルムが特徴で、都会で乗っても上質感と存在感が感じられるデザインです。
2.0L 直4ガソリンモデルとハイブリッドモデルがラインアップされ、4WD車には走行状況によって前後トルク配分を切り替える電子制御4WDシステム「インテリジェント 4×4」が採用されています。
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※価格は支払総額
■4位：マツダ 2代目CX-5 2万2431台
CX-5は、マツダの新しいデザインコンセプト「魂動(こどう)」に基づく生命感あふれる美しいデザインと、クリーンディーゼルも選べる魅力的なパワートレイン、すべての乗員が快適に移動できる高効率パッケージと最新のメカニズムが特徴のモデルです。
現行型は2017年に登場した2代目。
デザインは、強い前進感とスタンスを強調する骨格と、シンプルな造形の中に美しい映り込みを作り込んだフォルム、随所に配置された彫りの深いディテールにより、SUVらしい精悍さと上品な高級感が融合されています。
CX-5のクリーンディーゼルは2.2L 直4ディーゼルターボで、最高出力は147kW(200PS)/4,000rpm、最大トルクは450Nm(45.9kgm)/2,000rpm、WLTCモード燃費は2WDで17.4km/Lというスペックです。
ディーゼルならではの力強さとロングツーリングでも快適な静粛性を実現したユニットで、高回転からでもスムーズに加速する特性によって、高速道路への合流や追い越しなどのシーンでも思い通りの走りが楽しめます。
■3位：スバル 5代目フォレスター 2万2903台
フォレスターは、オンロードでの快適な乗り心地とスポーティなハンドリング、そしてオフロードでの高い走破性を両立させたクロスオーバーモデルです。
メカニズムは2.0L 直噴水平対向エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」と、1.8L 直噴ターボがグレード別に用意されています。
e-BOXERは力強い走りと高い燃費性能、環境性能を両立させたパワーユニットで、日常使いからロングツーリングのあらゆるシーンでゆとりのある走りを楽しめます。
1.8L直噴ターボは、低回転から発生する高トルク(300Nm)によってしっかりとした加速感が得られ、あらゆる速度域で気持ちの良い走りが楽しめるターボエンジンです。
レギュラーガソリンを使える高い経済性も魅力です。
4WDは電子制御フルタイム式を採用し、路面状況に応じてモードを選択するだけで、駆動力やブレーキなどを適切にコントロールしてくれる「X-MODE」も搭載しています。
本格的なアウトドアレジャーを家族で楽しみたいという方におすすめです。
■2位：トヨタ 5代目RAV4 4万9594台
SUVならではの力強いデザインと、トヨタのTNGAプラットフォームによる高いハンドリング性能、さまざまなレジャーで活躍する実用的なパッケージング性能が特徴のRAV4。
現行型は2019年4月に登場した5代目です。
デザインは都会的でモダンなエクステリアのG、Xグレードと、よりアウトドアを意識した力強いデザインのアドベンチャーと2種類が用意されています。
インテリアもG、Xはシックな雰囲気、アドベンチャーはアクセントカラーを使って遊び心のある雰囲気に仕上がっているのもポイントです。
一部のガソリン車の4WDモデルには、走行状況に応じて前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を搭載しています。
こちらはオフロードでの安定した走行はもちろん、オンロードでも安定した車両姿勢で走行できるシステムです。
また四輪駆動が不要の時にはプロペラシャフト前後で動力伝達を切断し燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も採用しています。
■1位：トヨタ 4代目ハリアー 7万4575台
ミドルクラスSUVの人気ランキング、栄えある第一位に輝いたのはトヨタ ハリアーです。
「元祖高級クロスオーバー」として初代から人気の高いハリアーですが、現行型の4代目は、流麗なクーペデザインとエレガントで上質なインテリア、TNGAプラットフォームによる快適な乗り心地、高級感を感じさせるサスペンションセッティングなどが特徴となっています。
ラインアップは2.0L 直4ガソリンエンジンと、2.5L 直4ガソリン＋モーターのハイブリッドシステム。
装備面では、ハンズフリーパワーバックドア、ナノイー X、おくだけ充電、安全装備も最新の安全運転支援システム、デジタルインナーミラーなどが用意されています(グレード別に設定)。
ただし世界的な半導体不足の影響により、ハリアーのハイブリッドモデルは生産が止まっているようです。
欲しい方は多いと思いますが、今は中古を狙うしかありません。
ミドルクラスSUVの人気車種を紹介してきましたが、いかがでしたか。
ファミリーでの普段使いにも、ロングドライブにも大活躍間違いなしのモデルばかりです。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
