国産ミドルサイズSUV燃費ランキングTOP5
2022.04.17
人気のSUVの中でも、シングルからファミリーユースまで、幅広く使えるミドルサイズSUVには、魅力的なクルマが揃っています。
ファミリーユースで気になるのは、室内の使い勝手もさることながら、経済性ではないでしょうか。
そこで、ミドルサイズSUVの燃費を比較し、そのトップ5を紹介していきます。
最も経済性が良いミドルサイズSUVはどれでしょうか。
■5位:三菱 3代目アウトランダーPHEV 16.6km/L
※画像はカスタムカーです。
2.4L 直列4気筒エンジンに、プラグインハイブリッド技術を搭載するアウトランダーPHEV。
モーターアシストによる優れた加速性能や、高い静粛性に加えて、燃費性能も優れています。
ベースグレードの5人乗りモデルでは、WLTCモード燃費16.6km/Lを達成。
上級グレードや7人乗りグレードでも16.2km/Lと、高水準の燃費性能を誇ります。
S-AWCの優れた走行性能と、プラグインハイブリッドならではの蓄電・給電機能が魅力的で、満充電プラスガソリン満タン状態では、一般家庭で使用される電力の12日分を供給できます。
アウトドアシーンはもちろん、災害時にも役に立つ一台です。
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※価格は支払総額
■4位:マツダ 2代目CX-5 19.5km/L
唯一のディーゼルモデルとしてランクインしたのがCX-5です。
2.2L 直列4気筒ディーゼルエンジンは、大きなトルクを生み出し、発進時や加速時に余裕の走りを体感できるでしょう。
最も燃費が良いのは、6速MTモデルで、WLTCモード燃費は19.5km/Lとなります。
AT・CVTが多いこのカテゴリーで、マニュアルトランスミッションを選べるのもCX-5の魅力の一つです。
ゆとりがあり、質感の高いインテリア(内装)にも注目が集まります。
■3位:ホンダ 5代目CR-V 21.2km/L
迫力のエクステリアデザインに、質感の高いインテリア、ホンダの高級SUVのCR-Vが第3位となりました。
2.0L 直列4気筒エンジンにハイブリッド技術を組み合わせたe:HEVは、走り出した瞬間から滑らかな走りと力強い加速を体感できる、2モーターハイブリッドシステムです。
日常走行のほとんどを、モーター走行を中心に行い、高い燃費性能を誇ります。
WLTCモード燃費は、21.2km/Lです。
4WDでも20.2km/Lと数値の落ちが小さいのが特徴で、4WDでもいい燃費のクルマが欲しいという方にはピッタリでしょう。
2モーターハイブリッドの走行フィールは、ほとんど電気自動車に近く、エンジン回転数の上昇を伴わないシームレスな加速は、新時代のクルマを感じさせます。
■2位:トヨタ 5代目RAV4 21.4km/L/5代目RAV4 PHV 22.2km/L
個性的なデザインと、アウトドアシーンでの活躍が期待できる高い走破性を兼ね備えたRAV4シリーズが、そろって2位にランクインしました。
トヨタのお家芸でもあるハイブリッドシステムを搭載した2.5L 直列4気筒エンジンは、エントリーグレードのX(2WD)でWLTCモード燃費21.4km/Lを記録します。
アドベンチャー(E-four)では20.3km/L、G(E-four)では20.6km/Lと、こちらも良い燃費性能です。
さらに、プリウス以来のプラグインハイブリッドシステムを備えた、RAV4 PHVでは、WLTCモード燃費22.2km/Lを叩き出します。
充電には、専用の急速充電はもちろんのこと、100V/6Aの家庭用にあるコンセントと充電ケーブルをつなぐ普通充電にも対応しているのが特徴。
自宅に充電器を設置すればガソリンスタンドに行く回数を減らすことができます。
■1位:トヨタ 4代目ハリアー 22.3km/L
各車のディーゼル、e:HEV、プラグインハイブリッドを抑えて、ミドルサイズSUVで一番の燃費性能を誇るのは、ハリアーでした。
2.5L 直列4気筒エンジンに、ハイブリッドシステムを組み合わせ、WLTCモード燃費は22.3km/L(E-fourでは21.6km/L)を記録します。
都市型SUVの代表格として、上質な走りと、質の高いインテリア、そして格式のある大人びたエクステリアデザインが印象的です。
基本的にはRAV4と同じシステムを使っていますが、ハリアーの方がよりオンロードでの走行性能を極めている印象があり、その性能の高さが燃費性能にも表れています。
特に静音・吸音性能に優れており、走行中の車内はクラストップレベルの静粛性を誇ります。
走りも乗り心地も上質なハリアーは、燃費性能でもライバルの一つ上をいく存在となりました。
人気のミドルサイズSUVの燃費性能を比較してきました。
それぞれ特徴のある走りが自慢のモデルです。
高い燃費性能を誇りながら、悪路走破性や静粛性が高いモデル、低振動でシームレスな加速が自慢のモデルなど、充実したラインナップから、希望の1台を選んでいきましょう。