2021年もっとも売れたSUVランキングTOP5

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2021年もっとも売れたSUVランキングTOP5

2022.04.03

2021年は新型モデルの登場、2代目ヴェゼル、ランドクルーザー300系といった注目のフルモデルチェンジがあったりと、SUVカテゴリーにも活気のある話題が多かったように思えます。


そんな2021年はどんなSUVが一番売れたのでしょうか。


新車販売台数をランキング形式で見ていきましょう。



■第5位:トヨタ 5代目RAV4 4万9594台



2021年もっとも売れたSUVランキングTOP5


2019年4月に発売されたトヨタ 5代目RAV4。


発売から2年以上経った現在でも、安定した人気を維持している一台です。


ボディサイズは全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mm(Gグレード)と、キャンプなどのレジャーにも使いやすいミドルサイズSUVです。


エクステリア(外装)は、随所に多角形を用いたゴツゴツとしたデザインが特徴となっており、アウトドアに似合う無骨さを備えています。


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特に、アドベンチャーグレードは、専用フロントグリル、専用フロントバンパー、専用フォグランプヴェゼルなどでオフロードテイストを高めており、人気の高いグレードです。


またインテリア(内装)にも、オレンジ色の加飾が施されており、アウトドアの気分を高めてくれるのも魅力となっています。


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もちろん、アドベンチャーグレードの最低地上高は200mm(ガソリン車)と悪路走破性も高く、キャンプやスキーなど幅広いレジャーで使えます。


特に、アウトドアユーザーにはおすすめのグレードです。


その他にも、都会的なデザインのG・Xグレードも用意されているなど、デザインの選択肢の幅が広いのも魅力と言えるでしょう。


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さらに、パワートレインも2.0Lガソリン車、2.5Lハイブリッド車、2.5LPHV(プラグインハイブリッド)車の3種類を用意。


2.5Lハイブリッド車はWLTCモード燃費が20.6km/L(ハイブリッドG・X)と低燃費です。


また、2021年12月の一部改良により、2.0Lガソリン車で人気が高かったアドベンチャーグレードが2.5Lハイブリッド車にも用意され、燃費に配慮しながら本格クロカンの雰囲気を味わえるモデルとなっています。


パワートレインの選択肢が豊富なため幅広いユーザーにおすすめできる一台です。



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■第4位:ホンダ 2代目ヴェゼル 5万2669台



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2021年4月に発売されたばかりのホンダ 2代目ヴェゼルも早速、人気車種となっています。


ボディサイズは全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm(e:HEV Z・PLaY)のコンパクトSUVです。


しかし、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用することで、室内の広さがしっかり確保されているのが魅力です。


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また、荷室のユーティリティも高く、リアシートをダイブダウンすればフラットな荷室が生れます。


フロントシートを前に倒せば、フロントシート背面からバックドアまで約190cmもの奥行きがあるので、車中泊も可能です。


さらに、リアシートをチップアップすることで、背の高い荷物も積み込めます。


現在新車販売されている国産のコンパクトSUVの中で、リアシートがチップアップできるのは2代目ヴェゼルのみです。


こうした室内の広さや荷室の使い勝手の高さが人気の理由でしょう。


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もちろん、デザインも優れており、ボディ上部は美しいクーペプロポーション、ボディ下部は、SUVとして力強い安定感のあるデザインとなっており、スピーティさやスタイリッシュさも感じられます。


また、フロントグリルがボディ同色となっており、グリルレスのEVを彷彿とさせるデザインで先進性をアピールしているのも魅力です。


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さらに上級グレードのe:HEV PLaYは、2トーンルーフが標準装備となっていたり、フロントグリルに3色のトリコロールの加飾が施されるなど、遊び心満載です。


パワートレインには1.5Lガソリン車と1.5Lハイブリッド車を用意。


ハイブリッドモデルはWLTCモード燃費が25.0km/L(e:HEV X FF)と低燃費で、こうした経済性の高さも人気の理由となっています。



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■第3位:トヨタ 4代目ハリアー 7万4575台



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現行型の4代目ハリアーは2020年6月にフルモデルチェンジとなりましたが、登場してから1年半が経過した今でも高い人気を維持しています。


5代目RAV4とはプラットフォームを共有する兄弟車の関係にあります。


ハリアーの全体的なクーペフォルムは3代目から引き継いでいますが、現行型はよりモダンで洗練されたスタイリングに生まれ変わりました。


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細目で鋭い表情のLEDヘッドランプには二重のL字型シグネチャーランプが配置され、ハリアーの個性を強調しています。


またリアは横一文字に結ばれたLEDバーライトが特徴的で、先進性と存在感を感じさせるデザインです。


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ボディサイズは、全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmと5代目RAV4よりもやや大きめのミドルサイズSUVとなっています。


インテリアは馬の鞍をイメージしたという幅広のセンターコンソールとそれを挟み込むインパネの組み合わせが印象的で、広がりのある空間を演出しつつも力強さや上質感を感じさせるインテリア(内装)に仕上がっています。


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プラットフォームは5代目RAV4と同じくTNGAのGA-Kを採用し、先代モデルに比べて乗り心地の向上と走りの両立を追求しました。


エンジンラインアップは2.0Lガソリン車と2.5Lハイブリッド車の2種類を用意し、それぞれに2WDと4WDが設定されています。


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4代目ハリアーは、クーペスタイルの流麗なデザインに高級クロスオーバーモデルならではの上質なインテリア、そして最新の安全機能や日常使いに便利なユーティリティが充実したモデルです。


価格も299万円〜(ガソリン2WD・Sグレード)と多くのユーザーに手の届く価格帯ですから、コンパクトクラスからのステップアップや、ミニバンからの買い替えもしたくなるようなちょうど良さも、人気の理由と言えるでしょう。



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■第2位:トヨタ ライズ 8万1880台



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ライズは2019年11月に登場しました。


ダイハツと共同開発されたモデルで、ダイハツではロッキーとして販売されています(車名だけでなく、ボディカラーの設定やデザインにも少し違いがあります)。


全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmという5ナンバーサイズのコンパクトなボディでありながら、SUVらしい力強いスタイリングと視界の良さに配慮したインテリア、前後シート間を900mm確保した広々室内空間、クラストップレベルの369Lの容量を持つ荷室、多彩なユーティリティスペースなど、SUVならではの魅力を活かしきるパッケージングが魅力です。


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パワートレインは1.0L 直3インタークーラーターボを設定。


CVTとの組み合わせによりキビキビとした走りと低燃費を両立させています。


WLTCモード燃費は2WD車で18.6km/Lを実現しています。


また全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(Zに標準装備)や、スマートパノラマパーキングアシスト(Z、Gの2WDにオプション設定)を含む先進安全運転支援システムを用意。


単なるエントリーモデルではない、充実した装備が自慢です。


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また2021年11月には新たに1.2Lハイブリッドシステムe-SMART(イースマート)モデルを追加。


こちらはエンジンを発電専用とするシリーズハイブリッド方式で、モーターならではのレスポンスの良い加速性能と、WLTCモード燃費で28.0km/Lというクラストップレベルの燃費性能を両立させています。


ライズの選択肢が増えたことで、今年もまたさらに人気が出そうですね。



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■第1位:トヨタ ヤリスクロス 約10万4000台



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ヤリスクロスは2020年8月に登場したヤリスシリーズのSUVです。


大人気コンパクトモデルであるヤリスの軽快な走りや先進的な装備、低燃費を受け継ぎながら、洗練されたバランスの良いスタイリングやユーティリティ性にこだわった室内・荷室空間が特長のモデルです。


2021年の国内新車販売ランキングで1位を獲得したヤリスは合計21万2927台の販売台数で、そのうち半分近くがヤリスクロスということですから、いかに人気のモデルであるかが分かりますね。


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ボディサイズは全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mm。


複雑な造形にせず洗練されたスタイリングながら水平基調のサイドビューと特徴的なキャラクターラインで力強さを強調。


都市部ではもちろん、アウトドアシーンでも目を引くデザインだと言えるでしょう。


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リアシートは4:2:4の分割可倒式で、荷室のデッキボードは6:4の分割式を採用。


荷室容量は390Lとコンパクトクラスにしては十分すぎるほどの容量があり、荷室高も850mmとたっぷりありますので、高さのある大きめの荷物もラクラク積み込むことができます(デッキボード下段時)。


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パワートレインには1.5Lガソリン車と1.5Lハイブリッド車を用意。


それぞれ2WDと4WDを選択できます。


ガソリン車の4WDモデルには、路面状況に応じた走行支援を3つのモードから選択できるマルチテレインセレクトをトヨタのコンパクトSUVとして初採用。


オフロードや滑りやすい路面における走破性を向上させています。


2021年もっとも売れたSUVランキングTOP5


また安全性能でも、横風対応制御付きのS-VSC(ビークルスタビリティーコントロール)をトヨタで初めて採用しています。


こちらは高速走行中の強い横風を検知して、車線からの逸脱を抑制し、安全な走行をサポートするシステムです。


また高度運転支援トヨタチームメイト(アドバンストパーク)をトヨタのSUVとして初めて設定。


こちらは案内に従ってシフト操作するだけで駐車を完了できるシステムです。


このように、コンパクトクラスのSUVとしては非常に充実した先進装備もヤリスクロスの一つの魅力となっています。


日本の道路事情に合った扱いやすいモデルなだけに、今後も人気は続いていくことでしょう。



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2021年にもっとも売れたSUVを紹介しました。


圧倒的なトヨタ人気という印象ではありますが、ホンダ 2代目ヴェゼルや日産 キックス(3万5044台)も善戦しています。


2022年はどんなSUVに人気が集まるのでしょうか。楽しみですね。


※一般社団法人日本自動車販売協会連合会「乗用車ブランド通称名称順位」を参照し、ランキングを作成。公表されていないデータはメーカーに電話取材を行っています。



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