【三菱 新型(3代目)アウトランダーPHEV発表】どんなクルマに仕上がった?
2021.12.03
三菱 新型(3代目)アウトランダーは、2021年10月28日に発表・先行予約受付を開始し、同年12月16日から販売を予定しているPHEV(プラグインハイブリッド)クロスオーバーSUVです。
「威風堂堂」をコンセプトに、ボディ、シャシー、パワートレインなど、すべてを一新して進化させています。
今回は新しくなったアウトランダーの内外装やパワートレインなどを解説。特に進化したPHEV性能について詳しく紹介します。※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
■存在感と力強さがあるエクステリア
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
新しくなったアウトランダーPHEVのエクステリア(外装)は、三菱のアイコンであるDYNAMIC SHIELD(ダイナミック・シールド)を進化させ、存在感あるフロントデザインになりました。
サイドビューは、20インチ(Mは18インチ)の大径ホイールやフェンダーフレア、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーなどにより、力強く軽快な走りを表現。
リヤは、六角形をモチーフとしたテールゲートと水平基調のライトデザインなどにより、ワイドで安定感のあるスタイリングとしています。
ボディサイズは、全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745mm(Mは全高1,740mm)です。
最低地上高は200mm(Mは195mm)。
ホイールベースは2,705mm。
車両重量は2,010〜2,110kgとなっています。
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※価格は支払総額
■上質で触感にもこだわったインテリア
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
インテリア(内装)は走行中の車体の姿勢変化を掴みやすい水平基調のインパネ HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)としています。
HORIZONTAL(ホリゾンタル)は水平、AXIS(アクシス)は軸という意味であることから、芯が通った水平な造形が特徴です。
フロアコンソールは、幅が広くとられた上質なデザインで、触感が良いソフトパッドを随所に採用。
モニターやメーターは視認性にこだわり、セレクター・ダイヤル・スイッチ類は操作時の節度感を重視。
視覚だけでなく触覚にも訴えるMITSUBISHI TOUCH(三菱タッチ)という考え方に基づいてインテリアをデザインしています。
■バッテリー容量やモーター出力をアップさせたアウトランダーPHEVの動力性能
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
新しいアウトランダーPHEVは、バッテリー容量やモーター出力を向上させ、電動車としての性能をアップさせています。
駆動用バッテリー容量は13.8kWhから20.0kWhへ拡大。
駆動用モーターの最高出力は、前輪が60kW(82PS)から85kW(116PS)へ、後輪が70kW(95PS)から100kW(136PS)へアップしました。
EV走行換算距離はWLTCモードで87km(P、Gは83km)です。
フロントモーターのパワードライブユニットには、昇圧機能を採用し、供給電圧を高めることで強力な駆動力を発揮。
同時にジェネレーターの発電効率も高めることで電費の低減にも貢献しています。
リヤモーターとコントロールユニットは、一体化することで、サードシート設置に必要なフロアスペースを確保。
7人乗りシートレイアウトを実現するとともに、ユニットの搭載位置をキャビンの外側にしたことでノイズをシャットアウトし静粛性を高めています。
新しいアウトランダーPHEVは、バッテリー容量や出力のアップ、発電効率の向上により、エアコンなどを使用した場合でも十分な航続距離を確保。
また、充電頻度の低減にも貢献します。
さらに、ガソリンタンクの容量も増大させ、EV走行とハイブリッド走行を組み合わせた総合航続可能距離も拡大しました。
■前後にモーターを搭載する4WD
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
アウトランダーPHEVの駆動方式は、前輪と後輪に駆動用モーターを搭載するツインモーター4WDです。
車両運動統合制御システムS-AWC(Super-All Wheel Control)と後輪側にもブレーキAYC(アクティブヨーコントロール)機能を追加したことで、前後輪の駆動力を路面状態や運転状況に応じて最適に配分します。
同時に左右輪のブレーキ制御によるトルクベクタリングを前後輪ですることで、四輪全てのタイヤ能力をバランスよく引き出すことが可能。
ドライバーの思い通りのハンドリングと高い操縦安定性を実現しました。
■7つのドライブモードを用意
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
アウトランダーPHEVには路面状況や運転スタイルに応じて選択できる7つのドライブモードが設定され、さまざまな天候や路面で安全・安心で快適な走りを実現します。
NORMAL(ノーマル)は舗装路での通常走行に最適です。
TARMAC(ターマック)は、乾燥舗装路でキビキビと加速するアクセルレスポンスと高い旋回性を発揮。
GRAVEL(グラベル)は、未舗装路や濡れた舗装路での操縦性と走破性をバランスさせたモードです。
SNOW(スノー)は、雪道などの滑りやすい路面で車両挙動を安定させます。
MUD(マッド)は、ぬかるみや深雪路で車速に応じてタイヤのスリップ率を最適化し高い走破性を実現。
スタック時に優れた脱出性を発揮します。
POWER(パワー)は、力強い加速が必要な場合に使うモードです。
ECO(エコ)は、環境に優しく経済的な運転スタイルに適しています。
■アクセルペダルの操作だけで加減速ができるイノベーティブペダルオペレーションモード
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
新型アウトランダーPHEVには、アクセルペダルの操作だけで加減速ができるイノベーティブペダルオペレーションモードを設定。
減速時にブレーキペダルへ踏み替えることなく適度な制動力がかかるため、ステアリング操作に集中でき、雪道などの滑りやすい路面などでの安心感を高めます。
他にも、ブレーキペダルへの踏み替えが減ることから運転中の疲労軽減にも貢献。
ただし、強い減速が必要な時や停止させる時には、ブレーキペダル操作が必要であるため、操作方法には慣れが必要といえるでしょう。
■安全性能 MI-PILOT(マイパイロット)を搭載
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
アウトランダーPHEVの安全装備には、進化した高速道路同一車線運転支援機能MI-PILOT(マイパイロット)が搭載されます。
マイパイロットは、レーダークルーズコントロールシステム(ACC)と車線維持支援機能(LKA)を統合したシステムで、車間距離と車線中央をキープしながら走行する運転支援装置です。
また、速度標識を認識し設定速度を自動で切り替え、地図情報を活用した車速調整機能、渋滞時の停車後約30秒以内の自動発進など、高速道路の長距離走行や渋滞時の疲労を低減する機能が装備されています。
くわえて、衝突リスクを複数のセンサーで事前に検知し、安全なドライビングをサポートする最新の運転支援機能e-Assist(イーアシスト)を採用。
事故の危険を最小限に抑える機能があるため、安心感が高いといえるでしょう。
ドライブのサポート機能にはMITSUBISHI CONNECT(ミツビシコネクト)があります。
SOSコール、駆動用バッテリーの走行可能距離の確認、充電時刻の設定、充電し忘れ通報、車両の運転状況を通知するドライブ見守り通知機能などをスマートフォンのアプリから確認することが可能です。
その他にも、新開発のプラットフォーム、高剛性な衝突安全強化ボディRISE(Reinforced Impact Safety Evolution)、ホットスタンプ式超高張力鋼板などにより、高耐力キャビン構造としました。
■すでに予約受注が始まり12月16日から発売を開始
※画像は2代目アウトランダーPHEVです。
車両の骨格を一新し、電動車としての性能を向上させた新型アウトランダーPHEVは、2021年12月16日から発売を開始する予定です。
価格はM(5人乗り)が462万1100円、G(5人乗り)が490万4900円、G(7人乗り)が499万6200円、P(7人乗り)が532万700円。
PHEVモデルであるため、クリーンエネルギー自動車導入事業補助金や自動車重量税の優遇も受けられます。
予約受注は2021年10月28日から開始されていることから、新しいアウトランダーPHEVにいち早く乗りたい方は、早めに商談や予約受注をしましょう。
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