【魂動デザインに心掴まれる】マツダ CX-8のエクステリアを解説
2021.11.13
CX-8は、マツダの国内SUVラインアップにおけるフラッグシップモデルです。
スタイリッシュな魂動(こどう)デザインに大人6名、または7名が快適に乗車できる広々とした室内空間が特徴で、ミニバンからの買い替えも視野に入る魅力的なモデルです。
2017年に発売されたCX-8。
今回は現行の最新型のエクステリア(外装)を中心に、その魅力を解説していきます。
■都市部でも実用的なボディサイズ、かつアウトドアレジャーにも便利な最低地上高
CX-8のボディサイズは全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm、ホイールベースは2,930mmとなります。
3列シートを標準としたモデルだけに全長は長めですが、それに対して全幅はやや控えめなサイズで、都市部での実用的な扱いやすさに配慮した数字だと言えるでしょう。
クルマの最低地上高はおよそ180mm以上あればほとんどのラフロードは心配なく走行できると言われていますが、CX-8は200mmとゆとりの高さを確保しています。
雪国にお住まいの方やアウトドアレジャーに頻繁に行く方も安心ですね。
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※価格は支払総額
■上品な佇まいと車格にふさわしい威厳が感じられるデザイン
多人数乗車モデルの魅力の一つは、やはりデザインです。
特にCX-8のようにボディサイズにゆとりがあり、クーペスタイルのクロスオーバーモデルであれば、全体的にバランスの取れた、そしてフラッグシップモデルにふさわしい上品な佇まいを表現することができます。
CX-8はスタイリッシュでコンパクトなキャビンをウインドウのデザインで表現しながら、それを支える存在感のあるボディとのコントラストを際立たせることで、走りの良さを感じさせるプロポーションを作っています。
サイドウインドウのクロームメッキモールもさりげなく、かつ存在感のあるデザインで、機能と美しさを両立させています。
フロントフェイスは低く構えたシャープなヘッドランプと、左右へ広がるシグネチャーウイングでワイド感を強調しています。
2020年12月の商品改良では、バータイプのグリルデザインからブロックパターンのメッシュデザインに変更され、エレガントな雰囲気が高まりました。
リアビューはプレスライン、コンビネーションランプ、ランプ間のアクセントとなる細身のシグネチャー等すべての要素を水平基調で統一し、引き締まった雰囲気と車格にふさわしい威厳が表現されています。
ボディカラーは、特別塗装色としてソウルレッドクリスタルメタリック、マシーングレープレミアムメタリック、スノーフレイクホワイトパールマイカ、その他のボディカラーとして、プラチナクォーツメタリック、ポリメタルグレーメタリック、ディープクリスタルブルーマイカ、チタニウムフラッシュマイカ、ジェットブラックマイカの全8色が用意されています。
■高性能軽量シャシーとCX-8のために最適化されたサスペンションシステムで快適な乗り心地を実現
CX-8には、マツダの高性能軽量シャシー「SKYACTIV-CHASSIS(スカイアクティブ・シャシー)」が採用されています。
3列SUVモデルとして、ドライバーだけでなく同乗者の快適さや心地よさを追求し、基本性能をしっかり高めることで上質で安定感のある乗り心地を実現しています。
サスペンションシステムは、CX-8よりボディサイズの大きいCX-9(海外専用モデル)の基本構造を使用しています。
そのうえで、スプリングの減衰力の特性をCX-8専用にチューニングしています。
サスペンションをしっかりストロークさせる設計にすることで、穏やかなクルマの挙動と確実な接地感、なめらかな乗り心地、高い直進安定性を提供しています。
サスペンション形状は、フロントがマクファーソンストラット式、リアがマルチリンク式です。
■ブラックを基調としたパーツがスポーティさを演出|特別仕様車25Sブラックトーンエディション
25Sブラックトーンエディションは、2020年12月に設定された特別仕様車です。
ブラックを基調としたエクステリアパーツや、赤色を強調したインテリア(内装)パーツでスポーティさを演出したモデルです。
ベースとなっているのは充実した装備で価格とのバランスの良い中間グレード「プロアクティブ」で、ドアミラーやフロントグリルがグロスブラックとなり、19インチのアルミホイールもブラックメタリック塗装で、引き締められた印象のエクステリアとなっています。
インテリア(内装)もグランリュクス+合成皮革のシート素材、アームレストにも合成皮革が使用され、それぞれレッドステッチの加飾でスポーティな印象となっています。
■ディーゼルも7人乗りも選べる本格クロカンSUV、ランクル プラドがライバル
3列シート7人乗り、そしてクリーンディーゼルモデルも選べるSUVということで、ランドクルーザープラドがライバルになるでしょう。
プラドはトヨタの本格クロカンSUVモデルで、ランドクルーザーファミリーの中では都市部での扱いやすさを重視したライトクロカンというモデルです。
ボディサイズは全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mm(TZ-Gは1,835mm)、ホイールベースは2,790mm、最低地上高は220mmとなります。
ダイナミックで力強いデザインや上質で機能的なインテリア、マルチテレインセレクトやクロールコントロール、アクティブトラクションコントロールといった最新のメカニズムによる高いオフロード性能などが特徴で、アウトドアレジャーを思う存分楽しみたいという方におすすめです。
エレガントでスポーティなデザインとファミリーが快適に移動できる室内空間、楽しい走り、乗員すべてが感じられる快適な乗り心地が自慢のCX-8。
2018年と2019年には、国内3列シートSUV市場における販売台数で、2年連続1位を獲得するほどの人気だったようです。
ファミリーカーの新たな選択肢として、ぜひ検討してみるのはいかがでしょうか。
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