【ホンダ 新型(2代目)ヴェゼル グレード比較】G、X、Z、PLAYそれぞれどう違う?

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【ホンダ 新型(2代目)ヴェゼル グレード比較】G、X、Z、PLAYそれぞれどう違う?

2021.07.03

【ホンダ 新型(2代目)ヴェゼル グレード比較】G、X、Z、PLAYそれぞれどう違う?


2021年4月に登場した2代目のヴェゼルは、2つのパワートレインを用意し、4つのグレードで展開されています。


それぞれのグレードにはどのような特徴があるのでしょうか。


今回は新型ヴェゼルをグレード別に比較しながら、その違いを解説していきます。



■ガソリンモデルとハイブリッド(e:HEV)モデルを用意



【ホンダ 新型(2代目)ヴェゼル グレード比較】G、X、Z、PLAYそれぞれどう違う?


新型ヴェゼルに搭載されるパワートレインは2種類。


1.5L直列4気筒エンジンと、1.5L直列4気筒エンジン+モーターを搭載したハイブリッドになります。


駆動方式はFFと4WDです。


ガソリンモデルにはフィットで採用された新開発のCVTを搭載し、ハイブリッドモデルはe:HEV(2モーターハイブリッド)へ進化。


また高い静粛性や制振性、リニアなハンドリングも備えており、走行性能も高められています。



■ガソリンエンジン唯一のグレード:G



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パワートレインにガソリンエンジンを選ぶ場合には、G一択となります。


ライト類にはフルLEDヘッドライト(マニュアルレベリング)、LEDフォグライトを装備。


インテリア(内装)はフルオートエアコンや、そよ風アウトレットで、室内の快適性を高めており、後席上部には静電タッチ式のLEDルームランプが装備されます。


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安全装備にHonda SENSING(ホンダセンシング)を標準装備と、必要最低限以上の装備は整っています。


足元にはブラック+切削の16インチアルミホイールを装着し、スタイリッシュなエクステリア(外装)をさらに引き締めます。


4WD車には運転席と助手席にシートヒーターが装備、親水ヒーテッドドアミラーと熱線入りフロントウィンドウといった、寒い冬に使える装備が追加されるのが特徴です。



■ハイブリッドのベースグレード:e:HEV X



ハイブリッドのベースグレードとなるのがXです。


基本的な装備はガソリンモデルのGと同様ですが、ハイブリッドモデルだけに搭載される装備があります。


メーターには7インチのマルチインフォメーションディスプレイが標準装備となり、ステアリングには減速セレクターが備わります。


減速セレクターは、ハイブリッドシステムの回生ブレーキの強さを調整するものです。


より強い回生ブレーキが必要な際に、パドルシフトを操作する要領で、セレクターを操作します。


メカニズムには、電力回生効率を高める電動サーボブレーキシステムとエンジン負荷を低下させるエアコン用フル電動コンプレッサーを搭載。


さらに、4WD車にはPTCヒーター(自己温度制御システム)が装備されます。



■装備が充実し、実質的な売れ筋グレード:e:HEV Z



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最も日常的に利用する装備が充実したモデルがZです。


Xの装備に加えて、快適性や先進性が高まります。


ヘッドライトはフルLEDヘッドライト(オートレベリング機構)にデイタイムランニングランプが搭載されます。


ターンシグナルランプは流れるウィンカーのLEDシーケンシャルターンシグナルランプを搭載、雨滴検知式フロントワイパーや電動格納式リモコンカラードドアミラー(オートリトラミラー)、リバース電動ドアミラーといった、細かな快適装備も充実です。


エクステリアではフロント・サイド・リアのバンパーガーニッシュにクリアブラック塗装が施され、18インチアルミホイールを装備します。


Z専用のエクステリアとしてエンブレムグレー塗装のフォグライトガーニッシュ、プラチナクロームメッキ調加飾のドアロアガーニッシュにより、上質感がより高まった印象です。


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インテリアにはブラックのプライムスムースとファブリックを使用したコンビシートが奢られ、本革巻ステアリングにはステアリングヒーターを搭載。


シートヒーターも駆動方式に関わらず、運転席・助手席に搭載されています。


エアコンは左右独立温度コントロール式を採用、リアにもエアコンの吹き出し口を備えるほか、後席充電用のUSBジャックを2個装備します。


安全装備では標準装備のホンダセンシングに加え、ブラインドスポットインフォメーションを搭載しています。


助手荷室にはトノカバーが装備され、プライバシーを守ります。



■個性的なヴェゼルを楽しめるグレード:e:HEV PLaY



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※画像はZです。


ヴェゼル独自の世界観をより高めたグレードがPLaYです。


駆動方式はFFのみとなります。


エクステリアにはPLaY専用のエクステリアが用意されています。


トリコロールのカラーバーオーナメント付フロントグリル、ピューターグレー塗装フォグライトガーニッシュ、パッションレッド加飾ドアロアガーニッシュが装備され、ボディカラーは2トーンの専用色です。


インテリアはグレージュのコンビシートになり、ワイヤレス充電器と高触感バーミリオン塗装センターコンソールパネルが、個性的な室内を演出します。


天井にはパノラマルーフが装備され、他グレードではメーカーオプションとなる9インチのディスプレイナビゲーションを装備するのが特徴的です。


特にパノラマルーフは他のグレードではオプションでも選べません。


安全装備には後退出庫サポートを備えます。


もっとも価格が高いPLaYですが、Zに搭載され、PLaYには搭載されない装備もあります。


たとえば、LEDアクティブコーナリングライト、トノカバー、雨滴検知式フロントワイパーが挙げられます。


また、ヘッドライトはオートレベリングからマニュアルレベリングに変更され、フルオートエアコンに左右独立温度コントロールは採用されません。


PLaYは最上級グレードというよりも、遊び心のある色遣いや、車内の解放感を高める装備など、PLaYだけの特別感を楽しめるグレードと捉えた方がいいでしょう。


ハイブリッドモデルがメインの車種なので、基本的にはXかZかPLaYで迷うことになります。


装備の充実度と価格で選ぶならもっともおすすめできるのはZです。


ガソリンモデルが欲しい方はG、パノラマルーフが欲しいならPLaYを選びましょう。



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