ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ

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ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ

2021.06.11

1995年にデビューしたCR-Vは、ホンダのミドルサイズSUVで、世界約160ヶ国で販売されるグローバルモデル。


総合性能の高さには定評があり、それを証明するように2019年アメリカのUSニューズ&ワールド・レポート誌の優れたSUVランキング1位にも輝いています。


現行モデルは5代目ですが、狙い目は未だ根強い人気の4代目です。


その理由には何があるのか紹介してみましょう。



■ホンダ 4代目CR-Vとはどんなクルマ?



 ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ


1995年の誕生以来、CR-Vはデザイン性の高さと、操作性・居住性の高さを兼ね備えたSUVとして評価が高く、20年以上を経過した2019年においても世界で82万台以上が販売される人気モデルです。


初代、2代目まではスクエアなボディで派手さはありませんが、3代目で主力となる北米を意識しサイズアップ。ボディも丸みを帯びた重厚感のあるデザインに刷新されます。


そんなCR-Vが4代目となったのは2011年。


デザインは国外も意識し、重厚感を増すとともに空力を意識したものに進化。


また、電子制御化されたリアルタイムAWDによる安定した走行性能、国内ユーザーに向けたエンジンラインアップ、燃費性能の向上が図られたのも大きなトピックです。


4代目CR-Vは、2012年マイナーチェンジを実施。サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグが全車に標準装備となりますが、2016年7月には国内販売が一旦終了。


2018年の5代目登場まで2年あまりを費やすこととなりました。



■4代目CR-Vのエクステリア|操縦安定性と燃費を考慮した空力ボディ



 ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ


4代目CR-Vのエクステリア(外装)は、厚みをもたせたフロントノーズにボディ下部全周を覆うガーニッシュが力強さや重厚感を演出。


さらに、ボディ全体を流線形とし、車体下部への空力パーツ適用を増やすことによって空気抵抗を低くし、操縦の安定性と燃費性の向上を図っています。


ボディサイズは全長4,535mm×全幅1,820mm×全高1,685mm。


先代モデルと比べると、全長が30mm短く、全高は30mm低く抑えられ、ミドルサイズながら扱いやすくなりました。


また、ボディサイズは縮小されたものの、ホイールベースは変わらず2,620mmを確保。


室内幅は逆に1,540mmと、先代より75mmも拡大し、快適なスペースとなるよう配慮されているのも特長です。


ボディカラーは全6色となり、タイヤサイズは225/65 R17としています。



■4代目CR-Vのインテリア|センターディスプレイ装備の広々空間



 ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ


4代目CR-Vのインテリア(内装)は、ホンダがこれまでミニバンなどで培ったパッケージング技術が生かされ、広い室内空間を確保するとともに低床・低重心を実現し、あらゆる世代に配慮した設計としています。


さらに、SUVならではの高いアイポイントはそのままとし、フロントウィンドウ下部のせり出しにより視界の広さも確保。


ドライバーの着座姿勢を最適化するチルト・テレスコピック調整量や、ハイトアジャスター調整量は先代より拡大されました。


インパネも大きく改善された点で、情報を集中管理するセンターディスプレイが装備され、素早い状況の把握やスムーズな操作が可能となりました。


荷室容量は、5名乗車時で589Lと先代より65L拡大。


また、荷室内に設けられたレバーを引けばワンタッチでリアシートが折りたためるため、長尺物の収納にも非常に便利です。



■4代目CR-Vのパワートレイン|乗り心地の良さと優れた燃費性能



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4代目CR-Vのパワートレインでのトピックは、先代では廃止となっていた2.0Lが国内版として復活したことでしょう。


ラインアップは2通りで構成され、2.0L 直列4気筒のi-VTECエンジンには、トランスミッションにトルコン付きCVTが組み合わされ、駆動方式はFFのみ、最高出力は110kW(150PS)/6,200rpm、最大トルクは191Nm(19.5kgm)/4,300rpmを達成します。


一方、2.4L 直列4気筒のi-VTECエンジンには、トランスミッションに5速ATが組み合わされ、駆動方式は4WDのみ、最高出力は140kW(190PS)/7,000rpm、最大トルクは222Nm(22.6kgm)/4,400rpmを達成します。


定評のある乗り心地の良さは、4代目でさらに進化し、後輪ダブルウィッシュボーンのダンパー容量をアップ。


これにより減衰性能を高めています。


また、2.4Lの4WDシステムは4代目で大きく飛躍し、電子的に走行状況を的確に把握。


前・後輪に必要なトルクを自動的に判断し、瞬時に後輪に配分するリアルタイムAWDとなりました。


4代目CR-Vは燃費性能にも優れ、ボディの空力設計や徹底的なフリクション低減により、2.0LでJC08モード14.4km/L、2.4Lで11.6km/Lを実現しています。



■4代目CR-Vの安全・快適装備|あらゆる路面状況にも安心



 ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ


4代目CR-Vの安全装備には、路面状況などによる挙動の乱れを電動で制御しアシストするステアリング機能 モーションアダプティブEPS、ブレーキやエンジントルクを統合的に制御し、車両の挙動を安定化するVSA、坂道での停車・発進時のアシスト機能 ヒルスタートアシストなどが全車に標準装備されます。


快適装備では、スマートキーシステムをはじめ、テールゲート連動のパワードアロック、プッシュエンジンスタート、左右独立温度コントロールとなるフルオートエアコン、アレルフリー高性能脱臭フィルター、運転席フットレスト、定速走行機能のクルーズコントロールなどが標準装備です。


2012年のマイナーチェンジの際にラインアップされたレザーパッケージでは、快適装備として前席本革シートがシートヒーター付きとなったほか、運転席が8Wayパワーシートとなっています。



■4代目CR-Vの中古車価格|評価の高さに比べ割安感あり



 ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ


4代目CR-Vの中古車価格は、約55~160万円となり、平均価格は約113万円で推移しています。


現行モデルである5代目が新車価格で約336万~456万円であることを考えると、かなり割安感があり狙い目だと言えるでしょう。


さらに、2012年の最終マイナーチェンジ時にラインアップされたHonda インターナビと上質な本革シートが標準装備となった特別仕様車「レザーパッケージ」シリーズに焦点をあてると、価格帯は100~160万円で、こちらもおすすめです。(*情報は、2021年5月時点のものとしています)



■4代目CR-Vは見た目よし・使い勝手よし・価格よし!



 ホンダ CR-Vを安く買うなら先代(4代目)もアリ


近年、国内では軽自動車ばかりが話題のホンダですが、グローバル視点ではCR-Vが超人気。


現行モデル以外にも、「見た目よし、使い勝手よし、価格よし」の4代目は買いと言えるでしょう。



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