ママにも人気のシエンタは、どのグレードがおすすめ?

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ママにも人気のシエンタは、どのグレードがおすすめ?

2021.02.04

シエンタは、子育て世代に大人気の『トヨタ最小ミニバン』です。


“トレッキングシューズ”をイメージしたというエクステリアや、ゆとりの室内空間を実現した高効率パッケージ、遊び心と機能性を両立させたインテリアにハイブリッドシステムなど、使う人が楽しく過ごせる空間と高い経済性によって、ファミリー層に支持され、ミニバンカテゴリーではつねに上位の販売台数を誇るモデルです。


そんな大人気モデルの購入を検討している方のために、グレードによる装備の違いやそれぞれ特徴を解説しましょう。



■シエンタの現行型は2015年のデビュー



ママにも人気のシエンタは、どのグレードがおすすめ?


トヨタ シエンタがデビューしたのは2003年のことでした。


その後、2015年にモデルチェンジを行い現在にいたっています。


現行型のボディサイズは、全長4,235mm×全幅1,695mm×全高1,675mmというもので、日本の道路環境で扱いやすい5ナンバーサイズが特徴です。


搭載エンジンは、1.5L 直4ガソリンNAとアクアと同じ1.5Lハイブリッドの2種類で、駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車は2WDのみとなっています。


乗車定員は、デビュー直後は3列シートの6人乗りと7人乗りの2つでしたが、2017年8月に3列目のシートがない大空間ラゲッジが特徴の5人乗りモデルの、FUNBASE(ファンベース)が追加されました。


その後、2018年9月の一部改良で、2WDの6人乗りを廃止し、6人乗り仕様は4WDモデルのみのラインアップとなっています。


ちなみにFUNBASEのフラットラゲッジモードにした場合の荷室長は2,065mmにもなります。


荷室の使い勝手を取るか、いざというときに役立つ乗車定員の多さを取るか、ユーザーには悩ましいところですよね。



■シエンタのグレードは3つある



ママにも人気のシエンタは、どのグレードがおすすめ?


シエンタのグレード構成は、「X」と「G」「G Cuero」の3つですが、ベーシックな「X」とその上の「G」をベースに考えると理解しやすいと思います。


まずエクステリアですが、外観上に大きな違いはありません。


タイヤはどちらも15インチスチールホイール+樹脂ホイールキャップが装着され、アルミホイールはオプション設定となります。


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ただし、Xには16インチのアルミホイールのオプション設定がありません。


ヘッドランプは、Xがプロジェクター式ハロゲン、GがBi-Beam LED(マニュアルレベリング機能)式。


ドアミラーはXが電動格納式、Gにはオート電動格納が追加式されます。


次にインテリアですが、Xは極力無駄を省いた仕様になっています。


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まずメーターは基本がアナログ式(ハイブリッドはオプティトロンメーター)で、センタークラスターパネル、シフトベゼル、レジスターはブラック加飾、さらにエアコンがマニュアル式(ガソリン車)だったり、パワースライドドアが助手席側だったり、ドアロックはワイヤレスリモコンだったり、さらには先進安全運転支援機能「Toyota Safety Sense」もオプション設定となっています。


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ただし、同じXでもガソリン車は装備が簡素でハイブリッドのほうが充実しているという場合もありますので、気になる方は装備表をじっくり観察してください。


いっぽうGは、メーターがオプティトロンになるほか、センタークラスターパネル周辺の加飾がサテンメッキもしくは高輝度シルバー+メッキという仕様、エアコンもオートになり、両側パワースライドドア、スマートキー、衝突被害軽減ブレーキを含む先進安全運転支援機能「Toyota Safety Sense」も標準装備されています。


その他、細かいところも含めるとかなり違いがあります。


下記はGとXの装備です。


【Xグレード】

ヘッドランプ              ハロゲン式

ドアミラー               電動格納式

オプティトロンメーター         ハイブリッドのみ ※ガソリン車はメーカーオプション)

ステアリング              ウレタン

ステアリングスイッチ          ※ガソリン車はメーカーオプション

マルチインフォメーションディスプレイ  ※ガソリン車はメーカーオプション

パワースライドドア           片側

クルーズコントロール          なし

ドアロック               ワイヤレス

運転席アームレスト           なし

エアコン                マニュアル

シート表皮               ファブリック

助手席シートバックポケット       なし

Toyota Safety Sense           オプション


【Gグレード】

ヘッドランプ               Bi-Beam LED式(マニュアルレベリング)

ドアミラー                 オート電動格納式

メーター                 オプティトロン

ステアリング               本革巻き

ステアリングスイッチ           あり

マルチインフォメーションディスプレイ あり

パワースライドドア           両側

クルーズコントロール          ※ハイブリッド車のみ

ドアロック               スマートキー

運転席アームレスト          あり

エアコン オート シート表皮       上級ファブリック

助手席シートバックポケット       あり

Toyota Safety Sense           標準装備



■充実した装備ならG Cueroが最適



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G Cueroは、Gをベースに装備を充実させた最上級グレードにあたります。


エスクテリアは、ライト関連を中心にアップグレードが施され、オートレベリング機能付きBi-Beam LEDヘッドライトには明るさを感知して点灯・消灯を行うコンライトが装備されるほか、LEDライン発光タイプのリアコンビネーションランプ、LEDのクリアランスランプとフォグランプなどが標準装着となります。


ママにも人気のシエンタは、どのグレードがおすすめ?


また現行型のホイールは、同じ15インチのスチールながら、カバーがブラック×シルバー塗装の上質なイメージになります。


インテリアは、基本的にGと同じですが、フロントドアトリムやドアアームレストは上級ファブリック巻となっていますし、シート表皮も合成皮革+スエード調で質感が高められています。


オーディオレスの際のスピーカーはX、Gが4スピーカーであるのに対し、G Cueroは6スピーカーです。


安全装備に関しては、他ではオプション設定のインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ(静止物))が標準装備となるなど、充実装備が魅力です。



■シエンタのライバルは?



5ナンバーサイズの小型ミニバンというカテゴリーで考えると、新車で言えばホンダ フリードは強力なライバルと言えるでしょう。


こちらもトールワゴン並みの広々とした室内空間や、2列目キャプテンシートのウォークスルー機能、ハンズフリースライドドアなど、ファミリーカーとして欲しい機能が充実しています。


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また、2020年12月にモデルチェンジしたばかりの新型ソリオは、ボディサイズを拡大して、ファミリーカーとしての魅力を大いに高めています。


最新の予防安全技術や快適性、使いやすさも注目です。


中古車でお探しの方であれば、トヨタ ウィッシュ(2009〜2017年式)、ホンダ ジェイド(2015〜2020年式)、2018年まで販売されていた日産 ラフェスタや、OEMの供給元であるマツダ プレマシーなどがあります。


またスライドドアではありませんが、ホンダ エディックス(2004〜2009年式)という面白いモデルもありました。


こちらは6人乗りですが、シートは2列配置で、前席、後席の中央シートは大きく後ろにスライドさせることができるというユニークなシートアレンジも可能です。


シエンタのような小型ミニバンは、日常使いから家族でのロングドライブまで、さまざまなシーンで便利に使えます。


経済性が高くおサイフに優しいのもファミリーにとって嬉しいポイントですね。


ただし装備については、エントリーグレードのXと最上級のG Cueroでは、かなりの差があります。


十分に確認をしてから比較検討してください。



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