トヨタ ランドクルーザープラドとジープ グランドチェロキーのスペックを比較！

ジープ グランドチェロキーとトヨタ ランドクルーザープラド

ボディのスペック比較

全長、全高はおおよそ似通ったサイズ感ですが、全幅はグランドチェロキーが1,900mmを超えておりワイド感が強くなっています。これは道幅が広いアメリカと小道が多い日本の違いの表れともとれますね。乗車人数はグランドチェロキーが5名、ランドクルーザープラドも5人乗りですが7人乗りの設定もあります。
足回りはグランドチェロキーが18インチホイールに、前輪にはダブルウィッシュボーン式サスペンションが組み合わされます。ランドクルーザープラドも前輪は同じ構造ですが後輪にはトレーリング車軸式を採用、ホイールは一回り小さい17インチとなっています。
全体的にグランドチェロキーの方は重厚感がありどっしりした印象を受けます。トランスミッションも8速と6速と違いがありますが、スペックにどのように影響するのでしょうか。

■グランドチェロキー　ラレード 全長×全幅×全高：4,835mm×1,935mm×1,825mm ホイールベース：2,915mm 車両重量：2,160kg 乗車定員：5名 タイヤ：265/60R18 110H サスペンション：(前)ダブルウィッシュボーン/(後)マルチリンク トランスミッション：電子制御式8速AT 駆動方式：常時4輪駆動

■ランドクルーザープラドTX(5人乗り) 全長×全幅×全高：4,825mm×1,885mm×1,850mm ホイールベース：2,790mm 車両重量：2,060kg 乗車定員：5名 タイヤ：265/65R17 サスペンション：(前)ダブルウィッシュボーン/(後)トレーリング車軸式 トランスミッション：6速AT 駆動方式：フルタイム4輪駆動

エンジンのスペック比較

グランドチェロキーに搭載されるエンジンはV型6気筒3.6Lエンジンで数値的にも動力性能は十分なもの。エントリーグレードでもこれだけのスペックを誇っているのはさすがジープのフラッグシップモデルといったところでしょうか。
ランドクルーザープラドはディーゼルエンジンの設定もありますが、直列4気筒2.7Lエンジンを搭載するTZがボトムラインとなります。2000kgを超える巨体には若干物足りなさを感じるかもしれません。
燃費に関してもより大きなエンジンを積むグランドチェロキーがJC08モード燃費9.6km/L、ランドクルーザープラドではJC08モード燃費9.0km/Lと落ち込んでいます。最高出力、最大トルクの面から見てもパワーユニットはグランドチェロキーの方に分があるといえるでしょう。これはトランスミッションが8速ATと6速ATであることも起因していると思われます。ランドクルーザープラドで動力性能を求める場合は、ディーゼルグレードも視野に入れた方が良いかもしれません。

■グランドチェロキーラレード エンジン：3.6L V型6気筒 DOHC 最高出力：213kW(290ps)/6,400rpm 最大トルク：347Nm(35.4kgm)/4,000rpm JC08モード燃費：9.6km/L

■ランドクルーザープラドTX(5人乗り) エンジン：直列4気筒2,693cc 最高出力：120kW(163ps)/5,200rpm 最大トルク：246Nm(25.1kgm)/3,900rpm JC08モード燃費：9.0km/L

先進安全装備＆運転支援装備比較

グランドチェロキーとランドクルーザープラドに標準装備で装備される、安全装備、運転支援機能は主に以下の通りです。

■グランドチェロキー ラレード ・ABS付4輪ディスクブレーキ ・4輪トラクションコントロール ・衝突感知オートロック解除 / 室内灯点灯機能 ・チャイルド セーフティー リア ドアロック ・サイドインパクトドアビーム ・エレクトロニック・スタビリティ・コントロール ・エレクトロニック･ロール・ミティゲーション ・ブレーキアシスト ・レインブレーキサポート ・レディアラートブレーキ ・クルーズコントロール ・Parkviewリアバックアップカメラ ・フロント/リアパークアシスト ・クォドラトラックⅡ 4×4 システム ・セレクテレインシステム ・フロント / サイドビューカメラ ・LEDクリアランスランプ(デイタイム・ランニング・ライト) ・ヘッドライト消し忘れ・キー抜き忘れ・フロントシート/シートベルト締め忘れ・燃料残量警報 ・ヒルスタートアシスト ・ヒルディセントコントロール


■ランドクルーザープラドTX(5人乗り) ◎トヨタ セーフティー センス P ・プリクラッシュセーフティーシステム(歩行者検知付衝突回避支援タイプ／ミリ波レーダー＋単眼カメラ方式) ・レーンディパーチャーアラート ・オートマチックハイビーム ・レーダークルーズコントロール(ブレーキ制限付き) ・VSC＆TRC (トラクションコントロール)＋ヒルスタートアシストコントロール(HAC)＋電動センターデフロック ) ・EBD(電子制動力配分制御)付きABS ・緊急ブレーキシグナル(ハザードランプ点滅) ・補助確認装置(2面鏡式) ・傾斜角モニター＋タイヤ切れ角＋4輪トラクション作動＋デフロック作動表示機能 ・フルタイム4WD(トルセンLSD［センターデフ］付きトランスファー) ・ブレーキアシスト

グランドチェロキーラレードとランドクルーザープラドTXを比較してきましたがいかがでしたか？どちらもエントリーグレードの比較でしたが、グランドチェロキーはラグジュアリーさを謳った高級SUVということもあり、エンジンスペック、標準装備は非常に充実しています。ランドクルーザープラドも質感は十分なものですが、装備を絞りつつ手の届きやすい価格を実現しています。
どちらもミドルクラスで似たようなコンセプトのSUVと思われがちですが、まったくアプローチの異なる2台のSUV。あなたにとってベストなモデルはどちらでしょうか？

➡やっぱりプラドでしょ！圧倒的な品揃えのSUVLANDでプラドを探す！