『ヤリスクロスが”買い”な5つの理由』
2020.12.16
2020年8月、トヨタの新しいコンパクトSUV『ヤリスクロス』がついに発売されました。
トヨタの人気コンパクトカー、ヤリスをベースにしたSUVですが、トヨタはすでに同カテゴリーに人気のC-HRやライズを持っています。
そんなライバルひしめくカテゴリーに満を持して投入されたヤリスクロスとは、どんな魅力を持つモデルなのか。
その特徴をピックアップしながら、いまヤリスクロスが“買い”な理由を解説していきます。
■理由1:抜群の低燃費
ヤリスクロスには、1.5LガソリンNAと1.5Lガソリン+モーターのハイブリッド、それぞれに2WDと4WDがラインアップされています。
1.5Lガソリン、2WDのWLTCモード燃費は20.2km/L。ハイブリッドは30.8km/Lとなります。
同じコンパクトSUVで比較すると、たとえばC-HRの1.2L直噴ターボは14.9km/L(ATモデル)、ホンダ ヴェゼルの1.5Lガソリンは18.6km/L。
ハイブリッドでもC-HRは25.8km/L、ヴェゼルは21.0km/L、日産 キックス のe-POWERは21.6km/Lと、ヤリスクロスの燃費性能はライバルを圧倒していることが分かります。
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※価格は支払総額
■理由2:4WDはガソリンとハイブリッドに設定
ヤリスクロスは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルでそれぞれ異なるメカニズムの4WDシステムを搭載しています。
ガソリンモデルには、路面に合わせて最適な前後駆動力を配分するダイナミックコントロール4WDが搭載されています。
通常の走行時には燃費効率の良い2WD中心の走りをし、発進や加速時、すべりやすい路面やコーナリング時には、車両の状態に合わせて後輪にもトルクを配分します。
また路面状況に応じた走行支援を3つのモードから選べるマルチテレインセレクトも搭載されています。
いっぽうハイブリッドモデルには、コンパクトSUVとしては初採用となる電気式4WDシステムの「E-Four」を搭載。
これはフロントのシステムとは別に、独立したリアモーターによって後輪を駆動する方式で、機械損失がなくきめ細かい制御ができるというメリットがあります。
■理由3:ユーザーの使い勝手を考えたユーティリティ
機能的でドライバーズファーストな印象のインパネは、見通しのいい視界と最小限の視線移動に配慮されたレイアウトになっています。
メーターパネルは、マルチインフォメーションディスプレイにオプティトロンメーターもしくはデジタルメーターの組み合わせで、フードレスな造形により、優れた前方視界と先進的なイメージを提供しています。
上級グレードには運転席に6ウェイパワーシートが用意されていたり、シートヒーター、ステアリングヒーターなどもオプションで設定され、快適性を向上させています。
コンソールボックスやオープントレイ、シートバックポケットなど豊富な収納スペースに加え、上級グレードにはLEDアンビエント照明やリアセンターアームレストなど、クラスを超えた装備も用意されています。
■理由4:ゆとりのあるラゲッジスペース&シートアレンジ
ヤリスクロスのラゲッジ容量は、クラストップレベルの390L。
さらにリアシートを倒すと、最大で1,102Lまで広げることができます。
リアシートは、トヨタのコンパクトSUVでは初採用となる4:2:4の分割可倒式で、4名が快適に乗車しながら、スキーやスノーボードといった長尺物を積むことができます。
また、上下に使い分けることができるデッキボードは6:4の分割式とされ、大きさや背の高さの違う荷物を積載するときに便利です。
近年SUVに必須の装備とも言われるパワーバックドアは、足を出し入れするだけで開閉操作をすることができるタイプが用意されています。
■理由5:充実の先進安全装備
ヤリスクロスには、次世代の予防安全パッケージである「トヨタセーフティセンス(Toyota Safety Sense)」を、エントリーグレードのX“Bパッケージ”を除く全車に標準装備としています。
衝突被害軽減ブレーキは、昼夜間の歩行者と昼間の自転車運転者に対応したシステムが搭載されています。
レーダークルーズコントロールは渋滞時にも対応した全車速追従機能付となります。
上級グレードにオプションで設定される「アダプティブハイビームシステム」は、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光するもので、トヨタのコンパクトSUVでは初採用。
また、突然の横風にも流されずに安定走行を続けることができる「横風対応制御付S-VSC」や、駐車したいスペースの横でスイッチを押すだけで、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御して駐車操作を自動でアシストしてくれる「トヨタ チームメイト(アドバンスト パーク)※オプション」など、新しい機能がぞくぞくと採用されています。
ヤリスクロスは、クラストップレベルの燃費性能やラゲッジ容量、上級モデルにも劣らない先進安全装備やメカニズムで、まさにコンパクトSUVに求める「欲しい!」を全部集めたような、魅力満載のモデルです。
実際、受注もかなり好調なようで、人気車種となることは間違いないでしょう。
コンパクトSUVを検討中のみなさん、必見ですよ!