『売れてる国産SUV 人気の理由とは?』

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『売れてる国産SUV 人気の理由とは?』

2020.11.06

ここ数年、安定した人気となっているクロスオーバーSUV。


最近のモデルは使い勝手の良さに加えて、オンロード性能も高いので、コンパクトカーやミニバンからの乗り換えを検討しておられる方も多いのではないでしょうか?


そこで今回は、あまたある中古SUVのなかから5台ほどピックアップして、それぞれの特徴や個性を中心に解説してみました。


自分のライフスタイルに合った1台を探すのに、きっと役立てていただけると思いますよ。



■日産のミドルクラスSUV:3代目エクストレイル(T32型)



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ライバルひしめくミドルクラスSUVのなかで、2013年の登場以来、安定した人気を誇る1台が日産 エクストレイル(T32型)です。


全長4,690mm×全幅1,820mm×全高1,730/1,740mmと街乗りでも使いやすいボディサイズに、エンジンは2.0Lガソリンとハイブリッド、駆動方式は2WDと4WDが用意され、ガソリンモデルの場合は3列シート7人乗りも選ぶことができます。


とはいえエクストレイルといえば、防水加工されたシートや荷室などによるタフなギア感です。


現行モデルはややアーバンスタイルのデザインとなりましたが、防水ラゲッジなどの内装は健在で、アウトドアレジャーを楽しむファミリーやカップルにとって頼もしい存在になってくれるでしょう。


また、ミドルクラスSUVのなかでは比較的買いやすい新車価格設定も人気の理由です。


T32型のボディカラーは当初7色の用意でしたが、2017年のマイナーチェンジで全12色に変更。


オレンジやゴールドなど、特徴的なカラーは街なかでもよく目に付きます。



■日本が誇る高級SUV:トヨタ 3代目ハリアー



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“プレミアムクロスオーバー”というジャンルを確立し、自動車の世界史的にも重要な位置づけのモデルが、トヨタ ハリアーです。


その3代目のデビューは、前述のエクストレイルと同じ2013年。


国内専用モデルとして展開され、都市型クロスオーバー市場を牽引してきました。


現在、メディアでは2020年6月に発売された新型で話題が持ちきりですが、旧型となった3代目は中古市場で高い人気を維持しています。


4代目にも継承されたクーペシルエットは、柔らかな曲線となだらかなルーフラインが特徴。


それにフェンダーアーチや力強いデザインのバンパーが、SUVらしいたくましさを表現しています。


また薄型のLEDヘッドライトや、サイドまで回り込んだリアコンビネーションランプといった当時としては先進的なパーツも積極的に採用し、結果どの角度から見ても「カッコいい」と思わせるデザインになっていました。


このデザインの完成度は、4代目がほぼ踏襲していることでも明らかです。


インテリア(内装)は、ゆとりのある空間と精緻な作り込みにより、上質感が感じられるもの。


若い人が乗っても嫌味のない“誰もがわかる高級感”がハリアーの魅力のひとつでしょう。


エンジンは2.0L 直4ガソリンNAとハイブリッドに、2017年のマイナーチェンジで2.0L 直4直噴ガソリンターボ車が追加されました。



■陸の王者ランクルの弟分:トヨタ 4代目ランドクルーザープラド(150系)



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プラドは本格クロカンSUVであるランドクルーザーのライトデューティ版という位置づけですが、本格的な悪路走破性はランドクルーザーにも引けを取りません。


ボディサイズは、全長4,825mm×全幅1,885mm×全高1,850mm(TZ-Gは1,835mm)。


日本国内でも使いやすい大きさながら、大型のグリルやボリューム感たっぷりのフェンダーアーチなどによって、堂々とした力強さ、たくましさを感じさせるデザインになっています。


乗車定員は2列シートの5人乗りと、3列シートの7人乗り。


パワートレインは、2009年から2015年までがガソリンの2.7Lと4.0L V6、2015年以降は4.0Lエンジンが廃止され、2.7Lガソリンと2.8Lディーゼルの2本立てとなりました。


5つのモードから路面状況に応じて走行モードを選択できるマルチテレインセレクトのほかに、ステアリング操作のみで極低速走行が可能なクロールコントロール、車両周囲の状況を4つのカメラで認識し、悪路での走行がしやすくするマルチテレインモニターなど、オフロード走行に特化した機能が充実しています。


現行型は2009年に登場したロングセラーモデルですが、2017年にマイナーチェンジしてデザインが変わっているほか、2020年には一部を刷新。


ディーゼルエンジンの性能アップと安全性能の向上が行われました。



■スタイリッシュなデザインが人気:2代目マツダ CX-5(KF系 )



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CX-5は、2012年に登場したマツダのミドルクラスSUVです。


マツダの新世代デザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」をはじめて全面的に採用したスタイリッシュなエクステリアデザインで人気となりました。


2017年にモデルチェンジを受けた現行型は、「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」を引き続き採用。


全体的にシンプルな造形でありながら、躍動感と生命感にあふれるフォルムには、はっきりとしたプレスラインを入れず変化する面造形にすることで、遡行中の映り込みまでもひとつのデザインとして取り入れています。


パワートレインは、評判の良い2.2L クリーンディーゼルを筆頭に、2.0Lと2.5Lの自然吸気ガソリン、2.5Lガソリンターボと4種類を用意。


駆動方式は、2WDと4WD。トランスミッションは6ATに加え、クリーンディーゼルのXDモデルはマニュアルの6MTも用意されます。


車両運動制御技術「G-ベクタリング コントロール」は、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させることで走行安定性と快適な乗り心地を実現させるという機能で、ロングドライブの疲れを大きく低減させる効果もあります。



■コンパクトSUV市場を切り開いた:ホンダ ヴェゼル



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ホンダ ヴェゼルは2013年12月に登場した、コンパクトクロスオーバーSUVです。


2019年の新車販売台数では、カテゴリートップの5万5,886台を記録。


続々と新型モデルが投入されるコンパクトクロスオーバー市場において、登場から7年近くが経過するモデルがこれほど高い人気を維持しているのは、驚異的とも言えるでしょう。


ボディサイズは全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mm。


最小回転半径は5.3mと小さく、狭い道路や駐車場でも非常に使いやすいサイズです。


SUVならではの高いヒップポイントで見晴らしが良いため運転がしやすいというのも特徴です。


またスタイリッシュなクーペフォルムのデザインではありますが、後席の居住スペースが十分に確保されているのもポイントです。


ホンダならではの「センタータンクレイアウト」がなせる技であり、大人が膝を組めるほどのゆとりがあります。


パワートレインには1.5L 直4直噴ガソリンと、1モーターハイブリッドシステムのSPORT HYBRID i-DCDに加え、2019年1月には1.5L VTECターボモデルのRSが追加されました。


駆動方式は、1.5LターボのRSを除き2WDと4WDを用意。


トランスミッションはガソリンがCVT、ハイブリッドは7速DCTという違いがあります。


アウトドアレジャーがお好きな方はエクストレイル、高級感のある都市型クロスオーバーが欲しい方はハリアー、本格的なオフロードを走りたい方、ワイルドなイメージならランドクルーザー プラド、美しいデザインと先進性、オンロードでのハンドリング性能を求める方はCX-5、街乗りでの普段使いが中心で、いろいろなシーンでクルマを楽しみたい方にはヴェゼル。


それぞれに売れている理由がありますから、そういった個性を押さえながら、お気に入りの1台を探してみてください。



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