【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい

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【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい

2020.10.21

トヨタは、2020年6月に発売された新型ハリアーが受注後1ヶ月で約4万5000台の注文を受けたと発表しました。


予定されていた月間の目標販売台数3,100台をおおきく上回る人気ぶりで、そのぶん納期も遅れる見込みで、人気グレードは注文から半年待ちというウワサです。


そんな新型ハリアーの登録済未使用車や低走行車が、中古車市場でチラホラと見られるようになりました。


もしも新型を1日でも早く手に入れたいと考えているのであれば、新車にこだわらず中古車を狙うのもひとつの手です。



■新型ハリアーどこが変わった?



【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい


ハリアーは「都市型高級クロスオーバーSUV」という新たなジャンルを切り拓いたモデルで、そのコンセプトは初代から現行型まで、最新の技術やデザインによって反映されています。


新型のプラットフォームは現行RAV4にも採用されているTNGAのGA-Kに進化。


流麗なクーペフォルムを際立たせると同時に、室内の上質感を高め、居心地の良い空間を実現すると同時に、オンロードでのハンドリング性能を高めています。


ボディサイズは、全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmで、ホイールベースは2,690mm。


先代より全長で15mm、全幅で20mm、ホイールベースで30mm拡大されたものの、全高は30mm低められており、見た目のスタイリッシュさが際立っています。


搭載されるパワートレインは、2.0L ガソリンエンジンと2.5L ハイブリッドの2タイプ。


先代でも設定されていた仕様ですが、エンジンは全面刷新され、燃費性能・環境性能の面で進化を遂げています。



■流麗なスタイリング



【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい


新型ハリアーで注目すべきポイントは、なにおいてもスタイリングです。


アッパーグリルからヘッドランプへと流れるようなフロント部分にはじまり、シンプルでありながらボディ断面を変化させることで豊かな表情を創り出すサイドビュー。


リアに向かって絞り込まれたクーペキャビンと低く伸びやかなルーフライン、左右に大きく張り出したホイールハウスと広げられたトレッドによるワイドスタンスなど、エレガントさと力強さを両立し、シルエットはハリアーのそれでありながら、まったく新しい印象となっています。



■居心地の良いインテリア



【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい


心地よい上質な空間を目指した室内は、幅の広いデザインで開放感と使いやすさを感じさせるインストルメントパネルとドアトリムの関係が、乗員に包み込まれるような安心感と居心地の良さを提供。


“馬の鞍”をイメージしたというセンターコンソールや、厚皮を曲げてできる自然なシルエットをイメージし、触り心地にもこだわったレザー調素材や、伝統的な木工技法である曲木(まげき)に着想を得たというウッド調加飾、パイピング加飾など、手に触れる部分や見える部分に素材感を生かした工夫が施され、上質な空間を演出しています。


また、天井に調光ガラスを用いた電動シェード付パノラマルーフによって実現した、障子越しのような柔らかい光は、室内空間に落ち着きをもたらしています。



■TNGAプラットフォームで向上した乗り心地



【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい


プラットフォームは、新型RAV4と同じGA-Kを採用。


ボディの高剛性化、低重心化が図られ、ドライバーの感性を重視した乗り心地と走りの両立を追求しています。


ボディを構成する部材は、配置を最適化し、超高張力鋼板やアルミ材を積極的に採用することで軽量かつ高剛性のボディを作ることができ、振動や騒音の少ない快適な走りと、優れた操縦安定性を実現しました。


サスペンションに入念なチューニングを行い、路面の凹凸やアップダウンに対するクルマの上下挙動や、旋回時などクルマの姿勢の決まりやすさを改善。


フラットな乗り心地とボディコントロールしやすさを両立しています。



■リッター20kmオーバーの低燃費!



【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい


新型ハリアーのパワートレインは、従来の2.0Lターボが廃止され、ダイナミックフォースエンジンの2.0Lガソリンと2.5Lハイブリッドの2本立てになりました。


それぞれのスペックは、2.0Lエンジンが最高出力125kW(171PS)/6,600rpm、最大トルクは207Nm(21.1kgm)/4,800rpm。トランスミッションには、発進用ギアを追加したDirect Shift CVTを採用し、WLTCモード燃費は15.4km/L(2WD)を実現。


全域で、力強い加速と優れた燃費性能を両立させています。


いっぽう2.5Lガソリン+モーターのハイブリッドシステムは、2WDがシステム最高出力160kW(218ps)、E-Four(4WD)が163kW(222ps)というスペックです。


高出力化と燃費性能を高い次元で達成し、WLTCモード燃費は2WDが22.3km/L、フルタイム4WDのE-Fourでも21.6km/Lという好燃費を達成しています。



■先進装備でドライバー負担を軽減



【新型ハリアー解説】新型の注目ポイントをおさらい


予防安全パッケージとして装備される「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」には、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティを搭載しました。


また、駐車場など低速走行時における衝突緩和、被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、車線の中央を走行するために必要なステアリング操作を一部支援するレーントレーシングアシスト、アダプティブハイビームシステム、標識の見逃し防止をサポートするロードサインアシストなど、衝突被害軽減や予防安全装備など、最新の装備が充実しています。


さらに、走行中の前後方向映像を録画可能なデジタルインナーミラーをトヨタとして初採用しているのもトピックです。


流麗で美しいデザイン、日本の美意識が息づく精緻に作り込まれたインテリア、先進の安全装備、優れたハンドリングや燃費性能など、どの部分を取り上げても不満のない完成度の新型ハリアー。


注文が殺到するのも頷けます。


注文から数ヶ月も待てないという方は、中古車市場に目を向けてみてはいかがでしょうか?



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