スバル XV、どれを選べばいいの?グレード解説

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スバル XV、どれを選べばいいの?グレード解説

2022.04.20

XVはスバルのクロスオーバーSUVです。


もともとはインプレッサのハッチバックをベースにSUVスタイルに仕上げたモデルでしたが、インプレッサの名前を外して「XV」としてからは、スバル独自の走行性能や先進の安全技術、都会的なデザインなどが特徴のスタイリッシュなクロスオーバーSUVとして開発され、人気モデルとなっています。


エントリーモデルでも安全装備が充実しているXVではありますが、グレードによってどんな特徴や装備の違いがあるのでしょうか。



■2つのエンジンに4つのグレードが用意される



スバル XV、どれを選べばいいの?グレード解説


スバル XVのボディサイズは、市街地でも扱いやすい全長4,465mm×全幅1,800mm×全高1,550mmというもので、ほとんどの立体駐車場に入庫可能な全高としながら、最低地上高は200mmを確保しており、ラフロードでの走行にも備えています。


室内のサイズは、室内長2,085mm、室内幅1,520mm、室内高1,200mmと、大人4名乗車なら十分な広さ。


ラゲッジは、e-BOXERが340L、1.6Lガソリンエンジンモデルはサブトランクを合わせると385Lになります。


エンジンは、1.6L 水平対向4気筒ガソリンと、2.0L 水平対向4気筒ガソリン+モーターのe-BOXERの2種類で、トランスミッションはマニュアルモード付きのリニアトロニック(CVT)。


それにX-MODEを備えた、シンメトリカルAWDが組み合わせられます。※1.6i EyeSightのみX-MODE未装着。


グレードは、1.6Lエンジンが”1.6i EyeSight”と”1.6i-L EyeSight”、e-BOXERは”2.0e-L EyeSight”、”2.0e-S EyeSight”、”Advance(アドバンス)”というラインアップです。


それぞれのグレード内容を確認していきましょう。



■廉価版と割り切れるならおすすめ”EyeSight(アイサイト)”



スバル XV、どれを選べばいいの?グレード解説


XVのエントリーグレードが、1.6i EyeSightです。


LEDフロントフォグランプ、電動格納式リモコンカラードドアミラー、マルチインフォメーションディスプレイ付メーター、フルオートエアコンといった快適装備に、17インチアルミホイールが標準装備となります。


スバル車のキモとなるアイサイト(コアテクノロジー)は、後退時ブレーキアシストこそないものの、プリクラッシュブレーキ/AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御/ツーリングアシスト/全車速追従機能付クルーズコントロールなどなど、十分な内容です。


また4WDシステムは、路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分する「アクティブトルクスプリットAWD」を採用。


XVのポイントでもあるX-MODEを持たないながらも、日常の環境で不満を感じることはないでしょう。


インテリア(内装)に関しては廉価グレードらしく加飾を減らした印象で、豪華や高級感という要素を求める方にはおすすめできません。


とはいえ、スバルのシンメトリカルAWDが基本となっている走りの性能は、上位グレードにおおきく劣ることはなく、リーズナブルにスバルのSUVを楽しみたい方にはおすすめです。



■実質的にはこちらがエントリー!? ”L EyeSight”



スバル XV、どれを選べばいいの?グレード解説


1.6Lと2.0Lに用意される”L”は、実質的なエントリーグレードになっています。


基本装備は、後退時ブレーキアシスト付きのアイサイト、X-MODEの追加に加え、パドルシフト付きのステアリングのほか、オレンジステッチの入った表皮巻きセンタートレイ、ドアアームレストのソフトパッド、加飾が施されたインナードアハンドルとベンチレーショングリル、センターのマルチファンクションディスプレイなどで上質感を高めています。


また2.0e-L EyeSightには、e-BOXERの走行モードを選べるSI-DRIVEスイッチ、フロントグリルのアクティブグリルシャッター、ECOクルーズコントロールを標準装備。


さらに、LEDサイドターンランプ付きの電動格納式リモコンカラードアミラー、本革巻きステアリング&シフトレバー&シフトブーツ、キーレスアクセス、左右独立調整式フルオートエアコン、遮音タイプUV &IRカットフロントガラスなどが追加装着されます。


運転席のシートリフターが手動式だったり、ヘッドランプがハロゲンだったりなどの不満はあるものの、その他の部分では必要にして十分な装備と言えるでしょう。



■充実装備の”2.0e-S EyeSight”



スバル XV、どれを選べばいいの?グレード解説


上級グレードにあたる”S”は、アルミホイールが18インチになるほか、クロムメッキ加飾付きフロントグリルや光輝タイプのウインドウモール、LEDヘッドランプなどがエクステリア(外装)の識別点。


インテリアは、トリコット+合成皮革シート、パワーシート(シートポジションメモリー機能付)、アルミパッド付スポーツペダルなどで、上質感をアップしました。


また見えないところでは、リバース連動ドアミラー、ドアミラーメモリー&オート格納機能、フロントシートヒーター、運転席&助手席8ウェイパワーシート、アクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能、フロントワイパーデアイサー/ヒーテッドドアミラー/撥水加工フロントドアガラスをセットにしたクリアビューパックを標準装備します。


なかでもフロントシートヒーターとクリアビューパックは、雪国など極寒の環境で心強い装備となっています。


足回りに装備されたX-MODEとシートヒーターやクリアビューパックなど、XVの魅力を存分に味わうことができるグレードです。



■デザイン性を高めた最上級グレード”Advance”



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“Advance”は、専用装備で個性を表現した最上級グレードです。


エクステリアは最上級の”S”グレードをベースに、Advance専用装備としてブルー加飾付きフロントグリル、フロントバンパーガード、シルバー塗装が施されたフォグランプカバー&サイドクラッディングなどで、スタイリッシュでありながらタフな印象も高めています。


もちろんインテリアも専用で、インパネセンターバイザーやステアリング、シフトブーツ、シート、コンソールリッド、アームレストなどにブルーのステッチ、インパネの加飾トリムもマットブルーとするなど、クリーンでおしゃれなイメージ。


CMで登場するグレードで、XVといえばコレという方も多いのではないでしょうか?


このようにスバル XVは、スバル製コンパクトSUVの性能を気軽に味わえる”1.6iEyeSight”から、真夏の海から雪山まで使い倒すことのできる”Advance”まで、幅広くユーザーニーズに答えるグレードが揃っていますから、ご自身の予算あった選択で十分に満足のゆく結果を得ることができるでしょう。



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