初心者にオススメ、コンパクトSUV5選
2020.08.17
コンパクトクラスのSUVは、運転に慣れていない方や、運転に苦手意識がある方にもオススメしたいクルマです。
そこで、今回は初心者にオススメなコンパクトSUVをいくつか紹介しましょう。
※中古車相場は2020年6月12日時点のものです。
■コンパクトなSUVは視点が高く、車両感覚がつかみやすい
SUVは普通の乗用車より車高が高いので、必然的に着座位置も高くなります。
視点が高くなることで少し先まで見通せるようになり、安全確認や運転時の安心感につながります。
また最小回転半径が小さくて(小回りがきく)、視界が広く、車両感覚がつかみやすいデザインは、初心者にかぎらず運転しやすいと感じるポイントです。
乗用車よりも大きなタイヤを装着しているSUVですが、日本の道路事情でも不便のない小回り性能を持ち、かつアップライトなポジションが車両の大きさをつかみやすくしているなど、運転してみると意外に扱いやすいことに気づくことでしょう。
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※価格は支払総額
■美しいデザインとクリーンディーゼルが魅力のマツダ CX-3
マツダ CX-3は、2015年にデビューしたコンパクトクロスオーバーSUVです。
コンパクトなボディサイズながらマツダ一連の躍動感あふれるエクステリア(外装)デザインに、全高はほとんどの立体駐車場に対応する1,550mmに設定、普段のアシとしても期待できます。
当初は1.5L クリーンディーゼルのみの設定で、2.0Lのガソリンエンジンが追加されたのは2017年。
翌2018年には、クリーンディーゼルの排気量が1.5Lから1.8Lに拡大されました。
中古車価格は、初期モデルで約100〜240万円、ガソリンモデルが約120〜240万円、1.8Lのディーゼルモデルは約160〜290万円。
2020年5月に追加された1.5Lガソリンモデルは、まだ中古車市場には流通していません。
■アウトドアシーンによく似合うデザインと、頼もしい走りが特徴の三菱 RVR
三菱 RVRは、2010年に登場したコンパクトSUVで、スポーティで力強いエクステリア(外装)と、上質なインテリア(内装)、充実した装備、お求め易い価格が魅力です。
エンジンは、1.8L 直4DOHCガソリンのみで、4WD車にはスイッチ操作で3つの走行モードを切り替えられる電子制御4WDシステムを採用しています。
最低地上高は205mmありますので、雪国で乗りたい方も安心です。
デビューから10年が経過しているロングセラーモデルですが、毎年のように小変更や改良が実施されているため、中古では5年落ち程度から狙うのがおすすめです。
特に2017年以降は、三菱の最新フロントフェイスデザイン「ダイナミックシールド」が採用され、より現代的になっています。
2015年以降の中古車価格は、FF、4WDともに90万円がスタート。
2017年以降は約100〜240万円となっています。
■革新的なデザイン、でも意外と運転しやすいジューク
大きな丸型ヘッドライトと高い位置に配置されたコンビネーションランプに、大きく張り出したフェンダーや筋肉質なサイドラインがスポーティさを強調する独創的なデザインが特徴の日産 ジューク。
特徴的なデザインは一見すると乗り辛そうに見えますが、実際は高いアイポイントに加えて、ドライバーの視界にボンネットフードとコンビネーションランプが入るようデザインされており、非常に車両感覚がつかみやすく、最小回転半径も5.3メートルと取り回ししやすくなっています。
5年落ち・走行距離5万キロ以下の程度の良い個体を探す場合は、約75〜240万円がターゲットです。
■コンパクトなのに室内も広くて先進装備も充実! 初心者には言うことなしのライズ
トヨタ ライズは、全長4メートル以下の5ナンバーサイズながら、力強い存在感のあるスタイリングと、クラスを超えた広さや使い勝手が特徴のSUVです。
2019年11月に登場したばかりの新型で、発売後大人気となっている話題のモデルですから、気になっている方も多いのではないでしょうか。
大径タイヤを装着しながらも、最小回転半径は4.9メートル(Zは5.0メートル)と軽自動車に匹敵する小回りを実現しています。
またオプション装備ではありますが、駐車時に音声とモニターガイド、ステアリング操作をアシストしてくれる「スマート・パノラマ・パーキング・アシスト」も用意されており、駐車が苦手な方には最適です。
まだ新しいモデルであるため、中古車が出てくるのはこれからですが、中古車店では登録済未使用車、いわゆる新古車が約150万円で並んでいます。
好みのグレードや装備に合致するクルマが見つかれば、お買い得です。
■シンプルなクロスオーバーが好みの方にオススメ、スズキ イグニス
イグニスは、普段使いの使いやすさと、活動範囲を広げるゆとりのパッケージングをコンパクトなボディに凝縮した新ジャンルのSUVとして、2016年に登場しました。
街乗りメインで、たまにアウトドアレジャーでも使う、といった使い方を想定したスタイリッシュなクロスオーバーです。
中古車本体価格はFFモデルで約50〜180万円、4WDモデルが約90〜200万円となっています。
初心者にもおすすめなコンパクトSUVですが、後方視界や実際の使い勝手などは、それぞれに特徴がありますので、気になる方はぜひ実車を見て、じっくり検討してください。