XV,フォレスター、レガシィアウトバックのキャラクターの違いは?
2019.11.08
シンメトリカルAWDという独自のレイアウトに、ヨーロッパ的なデザインが魅力のスバル車。SUVは、インプレッサ系のXVをボトムに、よりオフロード寄りにパッケージされたフォレスター、フラッグシップのレガシィ アウトバックという3台がラインアップされています。それぞれどのような違うがあるのでしょうか?
※車両価格は、2019年9月20日時点のもの。
XVのキャラクター
XVは、スポーティさとカジュアルさを兼ね備えた”スポカジ”がコンセプト。 都会からアウトドアまで、どんな場所にでも似合うデザインと、走行性能を持った新しいスタイルのSUVは、アクティブな若い世代がターゲットです。
そのため、ホワイトやシルバー、ブラックといった一般的な色味に加え、クールグレーカーキやサンシャインオレンジといったカジュアルなボディカラーもラインアップしていることが特徴です。 ボディサイズは、全長4,465mm×全幅1,800mm×全高1,550mmで、ホイールベース2,670mmと、比較的コンパクト。
エンジンは、1.6L、直噴2.0L、直噴2.0L+モーターが組み合わされるe-BOXERの3種類。すべて水平対向4気筒で、組み合わせられるトランスミッションは、CTVのリニアトロニック。
駆動方式は、全車AWDで、Xモードを搭載することで悪路走破性が高くアクティブユーザーの期待に応えます。 ラゲッジスペースはゴルフバックを3つ載せることができる385L(アドバンスは340L)を確保しました。
価格は213万8,400〜282万9,600円と、スバルSUVのなかでは比較的お求めやすくなっており、アクティブな独身世代や若いカップルに最適なクルマとなっています。
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※価格は支払総額
フォレスターのキャラクター
「もっと、遠くへ。もっと、家族と。」というキャッチコピーでも、わかる通りフォレスターは、アクティブに行動するファミリー層をターゲットにしています。
ボディサイズは、全長4,625mm×全幅1,815mm×全高1,715mm(ルーフレール有は1730mm)、ホイールベース2,670mmと、ミドルサイズSUVとしての扱いやすさを備え、最低地上高はクラストップレベルの220mm確保しました。
搭載されるエンジンは、2.5Lの直噴水平対向4気筒と、2.0Lの直噴水平対向エンジン+モーターのe-BOXERの2つ。駆動方式はすべてAWDで、悪路走破性に優れる2モードタイプのXモードを備えています。
ラゲッジルーム容量は、520L(アドバンスは509L)。スクエア形状と相まって隅々まで効率良く使え、日常使いからアウトドアまで活躍するでしょう。
車両価格は280万8,000円~309万9,600円。アイサイトツーリングアシストも標準装備され、アクティブに家族と遊びたいという子育て世代に最適なクルマです。
レガシィアウトバックのキャラクター
スバルのフラッグシップモデル、レガシィのクロスオーバーSUV版が、アウトバックです。 ツーリングワゴンをベースとしたボディデザインは、前出の2台とは明らかに異なるアクティブでありがらも品や質の高さを感じさせる佇まい。本物を求める大人のユーザーがターゲットです。
ボディサイズは、全長4,820mm×全幅1,840mm×全高1,605(Xブレイクは1,660mm)に、ホイールベース2,745㎜というもので、欧州勢のライバルに真っ向勝負を仕掛けています。
エンジンは、2.5Lの水平対向4気筒のみで、そこにリニアトロニックとAWDが組み合わせられてます。 先進安全装備のアイサイトはもちろん、レガシィ アウトバックでは、シート形状、操作系のインターフェースなど、安全なドライブのために細部まで手が入っていることも特徴のひとつです。
ラゲッジルームの最大開口部は1,175mm 荷室高824mm 最大容量559Lを確保しゴルフバックや大型スーツケースをともに4つ収納できます。
価格は、リミテッドが363万円となっています。 世代に応じたキャラクターを持つSUVをラインアップすることで、幅広くファンを獲得しているのが、スバルのSUVです。その根本には、運動性能にすぐれたシンメトリカルAWDの存在があることは言うまでもないでしょう。