メルセデス・ベンツ GLCってどんなクルマ?

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メルセデス・ベンツ GLCってどんなクルマ?

2019.11.03

メルセデス・ベンツのGLCクラスは、2015年にデビューしたSUVモデルです。日本では2016年から販売されています。GLKクラスの後継という位置づけのGLCクラスは、日本で人気の高いCクラスをベースとし、扱いやすいサイズと、先進装備が魅力です。そんなGLCとは、どんなクルマなのでしょうか。特徴を紹介します。

 

 

SUVの力強さとスポーティさが融合したエクステリア


 

 

エクステリア(外装)は、基本的にCクラスのデザインコンセプトを踏襲したものですが、短いオーバーハングと、クーペのようなルーフラインがスポーティな印象。

 

さらに、筋肉質な印象のフロント周りから、リアに向かって流れるようなプレスラインや、アンダーガードを意識したクロームシルバーの意匠、サイドステップ、樹脂製のフェンダーアーチなどによって、エレガントさとSUVの力強さも持っています。

 

そのボディサイズは、全長4,660mm×全幅1,890mm×全高1,645mmというもので、レクサス NXと比較するとほんの少し大きいだけです。しかしながらホイールベースは、NXよりも約200mm長い2,875mmに設定され、美しいサイドビューと乗り心地に寄与しています。

 

最低地上高は180mmで、シティユースをメインとしながらも、いざという時には悪路走破もこなせる高さは十分確保されています。

 

 

サスペンション形式は、フロントに4リンク式、リアがマルチリンク式という組み合わせです。

フロントサスペンションは、アーム類などをアルミ製にするとともに、スタンダードモデルに走行状況に応じて減衰力を調整するアジリティコントロールサスペンション、上級モデルには電子制御で潜水力を調整するエアボディコントロールサスペンションが奢られ、優れたハンドリングと快適性を両立させています。

 

 

タイヤサイズは、GLC 200とGLC 220 d 4MATICが235/60R18、GLC 200 スポーツ、GLC 220 d 4MATIC スポーツ、GLC 250 4MATIC スポーツが235/55R19、GLC 350 e 4MATIC スポーツが255/45R20(いずれも前後) となっています。

 

 

機能と質が共存する室内空間


 

 

インテリア(内装)も、ベースのCクラス同様、機能的かつ質の高いデザインが採用されています。

黒を基調に、中間グレード以上では、ブラックアッシュウッドやブラウンウォールナットのウッドパネルが使用されていますし、グロス塗装されたスイッチ類やメタルによる加飾部分も、それぞれマテリアルの上質さを感じることができます。

 

 

インパネ中央には、フローティングデザインの8.4インチワイドディスプレイが備わっています。指で触れることでスクロールなどの操作ができるタッチパッド、COMANDコントローラー、ステアリングスイッチや音声入力で、多彩な機能が直感的に操作できます。 前席シートヒーターは全車に標準装備。

 

 

表皮は、ベーシックなグレードであるGLC 200/GLC 220 d 4MATICがファブリック、GLC 200 スポーツ以上は人工皮革、GLC 350eスポーツは本革シートという仕様になっています。 リアシートは40:20:40の分割可倒方式で、長尺物を乗せた状態で4人乗車をするといったアレンジも可能。

 

 

ラゲッジ容量は550L〜1,600L(VDA方式)となります。 EASY-PACK自動開閉ゲートは、リアバンパーの下に足を近づけるだけでリアゲートを開閉することが可能な装備です。

 

 

 

ユーザーの好みで選べるパワートレイン


 

 

GLCに用意されているパワーユニットは、ガソリンの直噴ターボ、ディーゼルターボ、プラグインハイブリッドの3種類があります。

 

GLC200とGLC250系に搭載されるBlueDIRECTと呼ばれる2.0L 直列4気筒直噴ターボエンジンは、 GLC 200が、最高出力135kW(184PS)/5,500rpm、最大トルク300Nm(30.6kgm)/1,200〜4,000rpm。GLC 250 4MATICは、最高出力155kW(211PS)/5,500rpm、最大トルクが350Nm(35.7kgm)/1,200〜4,000rpmとそれぞれ仕様を変えて搭載されます。

 

BlueTECと呼ばれる2.2L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、GLC 220 d 4MATIC系に搭載されるもので、最高出125kW(170PS)/3,000〜4,200rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,400〜2,800rpmを発生。

 

 

EQ POWERというプラグインハイブリッドシステムは、最高出力155kW(211PS)/5,500rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,200〜4,000rpmの2.0L 直列4気筒直噴ガソリンターボに、最高出力85kW(116PS)、最大トルクは340Nm(34.7kgm)するモーターを組み合わせたもの。

 

 

システム出力は、最高出力235kW(320ps)、最大トルクは560Nm(47.1kgm)です。日本国内では、GLC 350 e 4MATIC スポーツのみが採用しています。 このほかに、AMGモデルに3.0LのV6ツインターボ、4.0LのV8ツインターボというハイパフォーマンスユニットも用意されています。

 

気になる燃費は、GLC 200が13.6km/L、GLC 220 d 4MATICが16.2km/L、ハイブリッドモデルのGLC 350 e 4MATIC スポーツが13.9km/L(ともにJC08モード)となっています。 GLCの駆動方式は、GLC 200とGLC 200 スポーツが後輪駆動、その他のグレードには、様々な天候や路面状況下で最適なトラクションを発揮する、可変トルク配分型フルタイム4WDシステム「4MATIC」が装備されています。このシステムに、9G-TRONIC(9速AT)、もしくは7G-TRONIC PLUS(7速AT)が組み合わせられます。

 

 

 

先進安全装備も魅力のひとつ


 

 

フロントウインドウ上部に取り付けられたカメラと、2種類のレーダーセンサーによる先進安全装備は、 前方の交通状況を検知して、対向車や前走車など、他の車両にハイビームが当たらないよう自動的に照射範囲を制御する「アダプティブハイビームアシスト・プラス」のほか、先行車を認識して速度に応じた車間距離を維持する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)」&「アクティブステアリングアシスト/ディスタンスパイロット・ディストロニック&ステアリングパイロット」、歩行者・飛び出し検知機能も備えた「アクティブブレーキアシスト」、突然目の前に現れた危険にも反応し、クルマが自動で緊急ブレーキをかける「BASプラス(ブレーキアシスト・プラス)」、後方からの衝突被害を軽減する「被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム」、リアバンパー左右のレーダーセンサーが死角エリアをモニタリングして安全な車線変更をサポートする「アクティブブラインドスポットアシスト」、突然の横風にも、安定した走行を続けられるクロスウインドアシストなどなど、先進の予防安全機能、装備が多数搭載されています。

 

 

走行性能、ハンドリング、先進安全装備、居住性、同クラスのライバルに比べると、いずれもトップレベル仕上がり。それがGLCクラスの魅力なのです。

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