インプレッサG4の衝突安全性を紹介
2019.08.31
幅広い層から人気のあるスバルのインプレッサG4。その人気の要因としては優れた走行性能やリーズナブルな価格、安全性能があります。その中でも最も評価されているのがアイサイトに代表される安全性能です。そこで今回はインプレッサG4の安全性能や衝突安全性には、どのような機能があるのかを紹介します。
※2019年8月時点の現行モデルについて解説しています。
アイサイトの機能
スバル独自の運転支援システム「アイサイト」は、万一の自動(被害軽減)ブレーキだけでなく 、後方への衝突回避を加えたアイサイトコアテクノロジーをはじめ、安全運転の支援や視界の拡張を目指したアイサイトセイフティプラスを用意し、その安全性能は代を重ねるごとに進化しています。
全車標準装備となるアイサイト コアテクノロジーでは、ぶつからないための機能として、衝突回避の支援をする「プリクラッシュブレーキ」「後退時ブレーキアシスト」そして「AT誤発進抑制制御 &AT誤後進抑制制御」があります。また、運転負荷を軽減する機能として「全車速追従機能付クルーズコントロール」、車線中央維持と車線逸脱抑制の「アクティブレーンキープ」、「先行車発進警報&お知らせ機能」が用意されています。
ドライバーの認識範囲を広げて、さらに安心をプラスするアイサイトセイフティプラスでは、ヒヤリを減らすための運転支援として、死角車両検知・車線変更支援・後退時支援の機能がある「スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム) 」、「ハイビームアシスト」があります。死角を減らすための機能では、助手席側前方に「サイドビューモニター」を装備。これらを全車にメーカーオプションとして用意しています。
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※価格は支払総額
衝突安全
アイサイトは事故を未然に防ぐものですが、それでも事故が起きた場合、少しでも乗員を守るのが衝突安全です。
インプレッサG4の「新環状力骨構造ボディ」は、スバルグローバルプラットフォームを採用し、車体強度の大幅な向上やフレームワークの最適化などにより、衝突エネルギー吸収率が向上。前面・側面・後面すべての方向における衝突安全性能を高めています。
また、万一の衝突時に、前席のデュアルSRSエアバッグに加えて、側面衝突時に乗員を保護するためのSRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグや、前面衝突時に下肢へのダメージを軽減する運転席SRSニーエアバッグも採用。合計7つのエアバッグを標準装備することで乗員全員を保護しています。
さらに、歩行者の死亡事故を防ぐためにインプレッサG4では「歩行者保護エアバッグ」を国内メーカーで初めて採用し、全車に標準装備しています。歩行者との衝突を検知した場合、ピラーやフロントガラス下部といった硬いパーツから歩行者の頭部を守ります。
その他の安全性能
アイサイトによる「予防安全」、7つのエアバッグに代表される「衝突安全」以外にも、安全運転を可能にする「0次安全」。安定した走りこそが安全につながる「走行安全」があります。
「0次安全」では、ウインドウやシートの形状、ディスプレイやスイッチの配置といった車に求められる運転のしやすさを磨いています。そして、スバルグローバルプラットフォームの採用により、ステアリング操作に対する応答性と、走りの安定性が向上したことでの「危険回避性能」。水平対向エンジンと左右対称のパワートレーンで構成された独自のAWDシステム「シンメトリカルAWD」。さらに「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」や「アクティブ・トルク・ベクタリング」も加わります。
安全性能は日々進化し、今回紹介した機能はインプレッサだけのものではなくなっています。しかし、他のメーカーが絶対に模倣できないのが、スバル独自の水平対向エンジンです。全高が低いため、前面衝突時にエンジンがキャビンに侵入しにくく、フロア下にもぐり込みやすい構造とするためにとても有利なのです。スバルも水平対向エンジンにこのような利点があるとは思っていなかったでしょうが、言い換えれば時代がスバル追いついたというべきでしょうか。
このように、安全運転を後押しし、車の安定性を高め、事故の未然回避を目指し、それでも起こる万一の事故に備えることでインプレッサの安全性能は成り立っています。しかし、あくまでも運転者が主体であって、全てはドライバーの能力を補うものです。100%被害を防げるものではないことを理解し、各機能の特性を十分に知っておく必要があります。