オフロードで大活躍!道具として使い倒せる4代目ジムニー・ジムニーシエラ

お気に入りの中古車一覧

SUVバイヤーズコラム

オフロードで大活躍!道具として使い倒せる4代目ジムニー・ジムニーシエラ

2019.08.26

オフロードで大活躍!道具として使い倒せる4代目ジムニー・ジムニーシエラ


2018年に約20年ぶりとなるフルモデルチェンジを行ったスズキの本格オフローダーが、ジムニー/ジムニーシエラです。2代目のSJ30型を彷彿とさせるスタイリングに、最新の技術を搭載して、新たに生まれ変わったジムニー/ジムニーシエラの人気は衰えることを知らず、発売から約1年が経過したにもかかわらず、いまだに数ヶ月の納車待ち続いています。その人気の理由を、道具という観点から探ってみましょう。

※2019年8月時点の情報です。



オフロードに似合う個性的なスタイリング



オフロードで大活躍!道具として使い倒せる4代目ジムニー・ジムニーシエラ


新型ジムニー/ジムニーシエラは、オフロードシーンでの使い勝手を考えて設計されています。

まず歴代ジムニーを彷彿させる直線基調の四角いデザインですが、これは車両大きさをつかみやすくするとともに、走行中の姿勢や状況を把握しやすくしています。

と同時にクラムシェル形状とすることでボンネットの強度を高めたり、切り立ったガラス面にしてサイドに雪が溜まりにくくするなどの工夫もほどこされています。

また、樹脂製のバンパーはコーナー部分を切れ上がった形状にするとともにオーバーハングを少なくし、オフロードでの走破性を向上。その後方のホイールアーチは台形形状にして、いざというときのタイヤ交換を容易にするなど、道具として、実用性、機能性が落とし込まれたスタイリングとなっています。




優れた悪路走破性


オフロードで大活躍!道具として使い倒せる4代目ジムニー・ジムニーシエラ


スタイリングの中身も、道具としての機能が追求されています。まず車両の基本骨格となるシャシーには、センター部のXメンバーと前後にクロスメンバーを追加した新開発のラダーフレームを採用。これよりねじり剛性を従来の1.5倍に高めました。

また、ラダーフレームとボディを結合する部分のマウントゴム見直しを行い、操縦安定性を高めるとともに乗り心地を向上させました。

エンジンは、縦置きのFRレイアウトとし、フロントタイヤより後方に配置することで、悪路走行に有効な対障害角度を確保。初代モデルから採用されているパートタイム4WDの切り替えは、トランスファーレバーで行います。

前後サスペンションは、凹凸路で優れた接地性と大きな対地クリアランスを確保できることに加えて、堅牢な構造が過酷な使用環境にも耐える3リンクリジットアクスル式を継承。ステアリング機構には、悪路走行時のキックバックを抑えるとともに、高速走行時に振動やふらつきをおさえるステアリングダンパーが追加されています。


加えて新型ジムニー/ジムニーシエラには、いくつかの電子制御デバイスを装備し、悪路走破性に磨きをかけました。

まずブレーキLSDトラクションコントロールですが、左右のどちらかの車輪が空転した場合に駆動状態を4Lに切り替えることで、空転した車輪にのみブレーキが作動し、スタック状態からの脱出を助けます。

また急な下り坂などでブレーキの自動制御によって車両の加速を抑え、ステアリング操作に集中できるようにするヒルディセントコントロール。急な坂道での発進時にブレーキからアクセルにペダルを踏み換える際、ブレーキが作動し(最長約2秒間)車体の後退を抑えるヒルホールドコントロールなどが備わります。




汚れた荷物もガンガン積める荷室



オフロードで大活躍!道具として使い倒せる4代目ジムニー・ジムニーシエラ


ラゲッジスペースは、ジムニー/ジムニーシエラともに、荷室幅1,300mm、荷室高850mm、荷室床面長240mm/980mm(2名乗車時)が確保されています。リアシートの背面とラゲッジフロアは、防汚タイプとされ、道具としての機能を高めています。

また、前後シートの座面と背もたれ部分には、撥水加工を施し、汚れに強い仕様となっています。




先進の安全装備も搭載


道具として、現在できる最高の機能を追い求めたジムニー/ジムニーシエラですが、現代のクルマとして、安全面の強化も図られています。

単眼カメラとレーザーレーダーによる予防安全技術は、デュアルセンサーブレーキサポート、誤発進抑制機能(4AT車)、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト 、先行車発進お知らせ機能 、標識認識機能(車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度) 、オートライトシステム ・ライト自動消灯システムなどが含まれ、一部グレードを除き標準装備されます。

なかでもデュアルセンサーブレーキサポートは、対物だけではなく、対人にも作動し安全性が強化されました。



現代の車両に必要な安全性能を確保しつつ、高い悪路走破性と道具としての使い勝手が追求された新型ジムニー/ジムニーシエラは、ブランドなどによる付加価値や、特別な機能によってライバルに対抗する現代のクルマ作りに対するアンチテーゼなのかも。そんな姿勢に共感するユーザーが、ジムニー人気を支えているのでしょうね。

SUVバイヤーズコラムの一覧に戻る

買取&下取強化中!
査定もお気軽にご依頼ください!

トップへ戻る