2018年10月に追加されたスバル XV アドバンスのスペックを紹介

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2018年10月に追加されたスバル XV アドバンスのスペックを紹介

2019.06.18

2018年10月に追加されたスバル XV アドバンスのスペックを紹介


2018年10月、スバル XVのラインナップに追加されたアドバンスは、スバル独自のハイブリッドシステムである「e-BOXER」搭載のグレードです。フォレスターに続いて設定されたe-BOXER搭載グレード、アドバンスの実力を紹介しましょう。



XVアドバンスのスペックは?


XV アドバンスは、2.0L NA直噴エンジンに高性能モーターとバッテリーを組み合わせたe-BOXERを搭載しています。


2018年10月に追加されたスバル XV アドバンスのスペックを紹介


メインとなるエンジンのスペックは、最高出力107kW(145PS)/6,000rpm、最大トルク188Nm/4,000rpm。それに最高出力10kw(13.6kgm)、最大トルク65Nmの電気モーターがプラスされます。

モーター出力自体は、それほど大きくないものの、加速時や発進時、エンジンのサーポートにモーターを利用することで、走りの良さにつなげていることが特徴です。




燃費性能は期待できない?


大出力モーターで発進&加速するトヨタ プリウスのように燃費に効くハイブリッドシステムではなく、エンジンにモーターがアシストを行うことで、走りの魅力を引き上げることをメインに考えられたシステムは、スバルのお家芸でもあるAWDシステムと、リニアトロニックトランスミッションとが相まって、スムーズかつパワフルな走りを実現しています。


そのため、2.0Lガソリンの2.0i-SとアドバンスのJC08モード燃費を比較すると、2.0i-Sの16km/Lに対して、アドバンスは19.2km/Lと、私たちがハイブリッドという言葉に期待するほどではありません。


2018年10月に追加されたスバル XV アドバンスのスペックを紹介


ときにハイブリッドシステム搭載は、システム自体の重さによって走行性能をスポイルすることがありますが、スバルが欲したのはそういった燃費優先のシステムではなく、あくまでもドライバビリティ向上のためのもの。その結果、燃費性能もアップしているというものなのです。


ちなみに、先代XVハイブリッドではニッケル水素バッテリーだったのに対し、今回のアドバンスではリチウムイオンバッテリーに変更。車両重量を1,550㎏に抑え、走行性能の低下と燃費の悪化を防いでいます。




走りは新世代スバルそのもの


2018年10月に追加されたスバル XV アドバンスのスペックを紹介


XV アドバンスでは、エンジンが力を発揮できない低回転域の加速の手助けにモーターを使い気持ち良く加速します。


ハイブリッドとしての重量増も、乗り味を落ち着いたものにするエッセンスとなり、従来のXVにあった腰高感がなくなり、コーナリング時の姿勢変化も安定しました。特に後輪の接地感が高まり、よりシンメトリカルAWDの良さが際立つものになっています。


また、ガソリンの2.0iでは、エンジンよりもシャシーが勝っているという印象でしたが、アドバンスはパワートレインがしっかり追い付いてきたように感じました。スバルはこういうクルマを作りたかったんだなと、納得できる1台となっています。


アドバンスは、ハイブリッドシステム、装備、走りの質、どれを取ってもXVのなかで、もっともおすすめできるグレードです。シンメトリカルAWDの魅力をさらに輝くものとするe-BOXERを搭載したアドバンスは、今後もラインナップが増えることが予想されます。

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