三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?

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三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?

2019.04.11

三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?


2018年3月に、ひさびさの新型車として販売が開始された三菱 エクリプスクロス。かつてスタイリッシュなデザインのスペシャリティクーペとして販売されていた「エクリプス」という車名を使った新型SUVについて、解説していきます。



エクリプスの名は伊達じゃない

現在、流行りのクーペSUVスタイルを採用したエクリプスクロス。1989年に登場し、北米を中心に人気を集めていた3ドアクーペの名前は、スポーツイメージと商品訴求を同時に実現するには打って付け。それにクロスオーバーを想起させるクロスを付加することで、走る楽しさを持ったクロスオーバーSUVという名前を完成させました。


コンパクトSUVにカテゴライズされるボディサイズは、全長4,405㎜×全幅1,805㎜×全高1,685㎜。1.5Lの直列4気筒ターボエンジンを搭載し、FFと電子制御AWDの駆動方式が用意されます。


近年の三菱車のアイコンであるダイナミックシールドを取り入れたフロントに、ヘッドライトからリアのテールランプまで切れ上がる印象のサイドビューには、フロントドアからリアフェンダーにかけて強いキャラクターラインを設け、ドアハンドルも操作性を犠牲にすることなくウェッジシェイプを印象付けることに一役かっています。


三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?


リアは十分な後方視界を確保するため、テールランプが格納されたリアスポイラーを挟んで上下にリアガラスが配置される特徴的なデザインです。このデザインを活かすため、リアワイパーはリアスポイラーに隠れるようにセットされています。


三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?


機能をしっかりと確保しながら、デザインをスポイルしていない点は評価の高いポイントです。



内装もシンプルに使いやすく

車内に乗り込むと、元レクサスのセールスコンサルタントとしては「あれ?NXに乗っているのかな?」と思うほど、センターコンソールのパーツやスイッチ類の配置が似ています。


三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?


ナビゲーションの操作は、タッチパネルではなく、シフト横にあるタッチパッド、必要なスイッチ類は運転席の左側に集められ、スタートスイッチからドライビングモードの切り替えまで、左手で行うことができます。人間工学に基づいて考えられたスイッチ配置は、非常に好感を持ちました。


三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?


安全性能もしっかりしており、e-Assistを標準装備しています。衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱警報システムにくわえ、上級グレードにはレーダークルーズコントロールシステム、後側方車両検知警報システム、後退時車両検知警報システムなど、ライバルと比較しても見劣りしない装備です。


三菱 エクリプス クロスってどんなクルマ?



ランエボ譲りの三菱AWDシステム

駆動方式はFFとAWDを選ぶことができますが、おすすめは断然AWDです。ランエボやパジェロで培われた技術がフィードバックされた電子制御AWDは、三菱のお家芸であり、これを選ばない手はありません。


S-AWCと呼ばれる車両運動統合制御システムは、トラクション・ヨー・スタビリティのコントロールにくわえ、ABSも統合制御することで、さまざまな路面状況で優れたハンドリングと、高い走行安定性を実現するものです。


つねに4輪が路面を捉えている安心感があり、曲がり角をひとつクリアするにも、クルマ自体が曲がる意思を持っているような感覚は、S-AWCの効果によるところ大です。


コンパクトSUVが乱立するなかで、頭ひとつ抜けてたハンドリングは、ぜひ体感していただきたいポイントです。



クーペSUVという新たなジャンルに投入されたエクリプスクロスは、デザイン、機能、走行性能など、すべてがひとつ上の次元で完成されたクルマなのです。


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