三菱 アウトランダーPHEVのスペックは?

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三菱 アウトランダーPHEVのスペックは?

2018.04.22

 国産SUVの中では唯一のプラグインハイブリッドである、三菱 アウトランダーPHEV。この記事ではプラグインハイブリッドの機能を中心に各スペックをまとめています。



アウトランダーPHEVのボディサイズ

ボディサイズは、全長/全幅/全高(mm):4,695/1,800/1,710で、日産 エクストレイル、スバル フォレスター、マツダ CX-5がライバルとなります。その中でアウトランダーPHEVのホイールベースは短めで、その分、国内の同サイズのSUVのなかでは最小回転半が小さくなっています。


〇ライバル各車のボディサイズ 全長/全幅/全高(mm) ・アウトランダーPHEV :4,695/1,800/1,710 ・エクストレイル:4,690/1,820/1,740 ・CX-5:4,545/1,840/1,690 ・フォレスター:4,610/1,795/1,715 ◯ホイールベース(mm) ・アウトランダーPHEV :2,670 ・エクストレイル:2,705 ・CX-5:2,700 ・フォレスター:2,640

アウトランダーPHEVのパワーユニット

アウトランダーPHEVのプラグインハイブリッドシステムは、モーターのみで走行する「EV走行モード」、エンジンを発電機として稼働し、発電した電力で走行する「シリーズ走行モード」、エンジンをメインとし、モーターがアシストを行う「パラレル走行モード」の3つのモードを自動切換することで、19.2km/Lの燃費を実現しています。ちなみにEV走行で走れる距離は、最大で60.8km。EVのみで日常の大部分をカバーすることができます。


駆動用バッテリーの充電時間は、普通充電で約4時間で満充電、急速充電では約25分で80%の充電が完了します。
万が一電気を使い切っても、その後はパラレル走行モードで走行ができるので、EVのようにバッテリー残量を気にする必要がないことも、アウトランダーPHEVのメリットといえます。
駆動は、前輪がエンジンと高出力モーター、後輪は高出力モーターでそれぞれ独立駆動する「ツインモーター4WD」。それに車両運動統合制御システム「S-AWC」を組み合わせ、走行安定性を高めています。

〇エンジンの排気量、馬力、トルク ・種類:4B11 MIVEC型DOHC 16バルブ・4気筒ガソリンエンジン ・排気量(cc):1.998 ・最高出力(kW[PS]/rpm):87[118]/4500 ・最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):186[19.0]/4500

〇モーターの馬力、トルク 定格出力前/後(kW):25/25 最高出力前/後(kW[PS]):60[82]/60[82] 最大トルク前/後(N・m[kgf・m]):137[14.0]/195[19.9] 〇燃費 燃料消費率JC08モード(国土交通省審査値) ハイブリッド燃料消費率(ハイブリッドレンジ)km/L:19.2 充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ)km:60.2、60.8 EV走行換算距離(等価EVレンジ)km:60.2、60.8 電力消費率(km/kWh):5.90、5.96 一充電消費電力量(kWh/回):10.20

安全装備

三菱の予防安全技術「e-Assist」は、Mグレードを除く全車種に標準装備されます。

〇e-Assistの標準機能 ・衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM] ・車線逸脱警報システム[LDW] ・レーダークルーズコントロールシステム[ACC] ・オートマチックハイビーム[AHB]


その他、e-Assistの誤発進抑制機能(前進&後退時)[UMS]/後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト機能付)[BSW/LCA]/後退時車両検知警報システム[RCTA]とパーキングセンサー(フロント/リア)の4つがセットになった装備が、メーカーオプション(97,200円)として用意されています。 2013年の発売時点で、すでにこういったシステムを搭載されていたことに、今更ながら驚かされます。 これ以上だと日本国内ではちょっと使いずらいという絶妙なサイズのボディに、優れた環境性能を持つアウトランダーPHEVは、エコなSUVということにとどまらず、EVとハイブリッドを上手に融合させた車として注目に値します。

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