モデルチェンジでなにが変わった?5代目CR-Vのスペックを紹介

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モデルチェンジでなにが変わった?5代目CR-Vのスペックを紹介

2019.05.06

モデルチェンジでなにが変わった?5代目CR-Vのスペックを紹介


ホンダのSUVCR-Vは、現行型が5代目。5代目は、2016年に北米で発売開始されたのを皮切りに、世界各国で販売されています。日本では20188月に発売され、2年ぶりの日本市場復活となりました。では、この5代目CR-Vのスペックを紹介します。




先代モデルからボディサイズ、ホイールベースなどを拡大


CR-Vは、5代目からシビックから採用されている新世代プラットフォームに刷新。これに伴い、前モデルと比べて、ボディサイズやホイールベース、ロードクリアランスの拡大を行うと同時に、空間効率を追求した設計となっています。


全長は4,605mm、ホイールベースは2,660mmす。前モデルと比較して全長は70mm、ホイールベースは40mm長くなっています。タイヤサイズも17インチから18インチの大径タイヤに変更されており、ロードクリアランスはFF車で200mm4WD車で210mmを確保しています


モデルチェンジでなにが変わった?5代目CR-Vのスペックを紹介


全幅は1,855mm、トレッドは前1,660mm、後1,615mm。こちらも前モデルと比較して、全幅と前トレッドが35mm、後トレッドが50mm広げられています。


全高はFF車で1,680mm4WD車で1,690mmですが、前モデルと比較してFF車で-5mm4WD車で+5mmと、ほとんど変わりません。




2.0L4DOHC i-VTE、1.5L直噴VTEC TURBOを用意


国内で販売されているCR-Vには、2つのパワートレインが用意されています。」


ひとつは、ハイブリッドシステム、SPORT HYBRID i-MMDです。エンジンは2.0L4アトキンソンサイクルDOHC i-VTECで、出力は107kW(145ps)/6,200rpm、最大トルクは175Nm(17.8kgm)/4,000rpmを発生、走行用モーターは135kW(184ps)/5,000〜6,000rpm315Nm(32.1kgm)/0〜2,000rpmという出力です。このシステムは、JC08モードで25.8km/LFF)という低燃費ながら、3.0LV6エンジン並みのトルクを発生し、力強く滑らかな加速を実現しています。


もう一つのユニットは、1.5L直噴VTEC TURBOエンジンです。出力は140kW(190ps)/5,600rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/2,000〜5,000rpmです。直噴システムは、空気のみを吸入し、直接シリンダー内に燃料を噴射することによって吸気ポートへの燃料付着を防ぐことができ、燃焼効率を高めています。


またターボチャージャーには、応答性に優れた小径タービンを採用するとともに、従来11枚だったフィンを9枚に減らして、エンジン内部に生じる抵抗を少なくしています。




優れた乗り心地をもたらすサスペンション


フロントにはマクファーソンストラット式を採用しています。L型ロアアームと高剛性サブフレームを組み合わせることで高い接地点横剛性を確保し、リニアなハンドリングに貢献しています。


モデルチェンジでなにが変わった?5代目CR-Vのスペックを紹介


リアにはマルチリンク式サスペンションを採用。すべてのアームを高剛性のサブフレームに取り付ける構造とすることにより、横方向から受ける力によるトーイン特性を最適化し、高い操縦安定性をもたらします。また、段差を乗り越える時など前後方向に受ける力に対しては、液封コンプライアンスブッシュによって細かい振動を吸収し、優れた乗り心地を実現しています。




先進安全装備、ホンダ・センシングを搭載


CR-Vには、ホンダの先進安全運転支援技術、ホンダ・センシングが採用されています。検知が難しいとされてきた、電波の反射率が低い歩行者まで検知するミリ波レーダーと、車両前方の対象物の大きさや形状を識別する単眼カメラという、特性の異なる二つのセンサーにより、安全運転を支援します。


たとえば。路外逸脱抑制機能」は、走行中に車線を外れそうになると、車内のマルチインフォーメンション・ディスプレイによる表示とステアリング振動によって警告すると同時に、クルマを車線内へ戻すようステアリングを制御、さらに、逸脱量が大きいと予測される場合はブレーキにも制御が入り、逸脱を防ぐよう支援します。


また、渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は、前走車がない場合には設定した車速を自動で維持、前走車がある場合は自動で加減速を行い、適切な車間距離を保持するよう支援します。また、前走車が停車した場合には合わせて自車も停車する渋滞追従機能も付いています。


さらに、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐ誤発進抑制機能や、衝突軽減ブレーキ、走行中に道路標識を自動で識別してディスプレイに表示する機能やオートハイビーム、先行者発進お知らせ機能、LKAS(車線維持支援システム)など、先進の安全運転支援機能が充実しています。


モデルチェンジでなにが変わった?5代目CR-Vのスペックを紹介


1995年に初代が発売されて以来、世界中でSUVの新たな価値を提案し続けてきたCR-V。競争の激しいカテゴリーの中で、多くのユーザーに支持されてきたのは、「いいクルマ」を追求するホンダの経験と技術がもたらした結果だと言えるでしょう。



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