ポップで使い勝手がいい!ジープ初のスモールSUV、ジープ レネゲード

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ポップで使い勝手がいい!ジープ初のスモールSUV、ジープ レネゲード

2019.12.02

2014年からヨーロッパで販売が開始されたジープ レネゲードは、ジープブランドのなかで、もっとも小さなSUVです。


同じFCA(フィアット・クライスラーオートモビルズ)の、フィアット 500Xと基本骨格を共用して作られたレネゲードですが、デザインや走行性能など、ジープブランドらしい魅力を持ったコンパクトSUVに仕上がってます。




■遊び心満載で使い勝手もいい



ポップで使い勝手がいい!ジープ初のスモールSUV、ジープ レネゲード


丸いヘッドライトとセブンスロットグリル、台形のホイールアーチといった一目でジープとわかる要素に、ヘッドライトやテールランプなどさまざまな箇所には、1940年代のジェリー缶をモチーフにしたXマークがあしらわれ、トラディショナルななかにポップさが共存したエクステリア(外装)は、レネゲードの魅力のひとつです。


ボディサイズは、全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,695mm(トレイルホークは1,725mm)で、2,570mmのホイールベースと短いオーバーハング、170mm(FFモデル)の最低地上高や張り出したフェンダーによって、力強さいイメージも兼ね備えています。


ポップで使い勝手がいい!ジープ初のスモールSUV、ジープ レネゲード


インテリア(内装)は、2枚の大型パネルが開放的なパノラミックサンルーフや高さ調整機能付カーゴフロア、40:20:40分割可倒式のリアシートにくわえ、高めの全高の恩恵もあり、大人5人がしっかりと乗れる空間を確保しています。


Xマークのモチーフはインテリアでも多く採用されており、いたるところに遊び心と実用性が散りばめられた印象です。


プラットフォームは、スモール−ワイド4X4アーキテクチャーと呼ばれるもので、同じFCAのフィアット 500X、ジープ コンパスにも採用されもの。これにより、オフロードの走破性のみならず快適な乗り心地も実現しています。


エンジンは、FFのロンジチュードとリミテッドに、最高出力103kW(140PS)/5,000rpm、最大トルク230Nm(23.5kgm)/1,750rpmを発生する1.4Lのマルチエア16バルブインタークーラーターボ。4WDのトレイルホークには、最高出力129kW(175PS)/5,000rpm、最大トルク230Nm(23.5kgm)/1,750rpmの2.4Lのタイガーシャーク マルチエア2が搭載されていました。




■オフロード性能が優れたトレイルホーク



レネゲードのなかで、唯一4WDの駆動方式となるのが、トレイルホークです。


オフロード=トレイル環境でも快適に走ることのできる証である”TRAIL RATED”バッチは、レネゲードではトレイルホークだけが付けることを許されていることからも、その悪路走破性をうかがい知ることができるでしょう。


そのキモとなるのが、「AUTO」「SNOW」「SAND」「MUD」「ROCK」の5つのモードを持つセレクテレインシステムで、スロットルコントロール、トランスミッションシフト、トランスファーケース、トラクションコントロールなど12種類の車両マネジメントシステムを連動させることで、あらゆる路面状況で優れた走行安定性を実現しています。




■2019年2月にマイナーチェンジ



ポップで使い勝手がいい!ジープ初のスモールSUV、ジープ レネゲード


日本での販売開始から約4年。2019年2月にマイナーチェンジが敢行されました。 エクステリアの基本はそのままに、ヘッドライトとテールライトにラングラー譲りのデザインが採用されるとともに、フロントフェイシアが一新され、精悍さを増した容姿へと進化しました。


同時に、デイライト、ヘッドライト、フォグランプはすべてLEDに統一。モダンな表情になっています。 パワーユニットは、FFのロンジチュードとリミテッド、4WDのトレイルホークともに、セントラルダイレクトインジェクション、インタークーラー付ターボチャージャー、ならびにSTART &STOP機能を搭載した、新しい1.3L直列4気筒マルチエアエンジンに統一。


ポップで使い勝手がいい!ジープ初のスモールSUV、ジープ レネゲード


スペックは、FFモデルが最高出力111kW(151PS)/5,500rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,850rpm、4WDが最高出力132kW(179PS)/5,750rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,850rpmといずれも向上。


燃費はWLTCモードで、FFが13.5km/L、4WDが11.9km/Lとなりました。


ポップで使い勝手がいい!ジープ初のスモールSUV、ジープ レネゲード


装備面では、オート格納機能付きのドアミラーにナビゲーションシステム、地上デジタルTVチューナーを標準装備することで、より快適にドライブを楽しめる車へと進化しました。


また、カーエアコンの冷媒使用量を減少させるなど環境面への配慮も見られます。


レネゲードは、悪路で活躍するジープの世界観を持つコンパクトSUVとして、他とは違った魅力を持ったモデルです。日本発売から4年が経過し、中古車市場でもタマが揃ってきています。コンパクトSUVの購入を検討している方は、購入対象の1台に入れてみてはいかがでしょうか。




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