トヨタ ライズのグレードごとの違いは?
2020.05.30
2019年11月にデビューしたトヨタライズ。
ダイハツロッキーと姉妹車となるこのモデルは、コンパクトな5ナンバーサイズかつリーズナブルなSUVで人気の高いモデルです。
この記事ではそんなライズのグレードについて解説します。購入を考えている方は必見ですよ!
■エンジン&パワートレインは一種類
グレード構成は下からX、X“S”、G、Zとなっていて、エンジンは、1.0Lターボのみ。
トランスミッションも同じくCVTのみのラインナップとなっています。
実際に購入を考える方とって嬉しいのは、全グレードで2WDとフルタイム4WDが用意されていること。
ちなみに2WDと4WDの価格差は、22万円から24万円。
グレードによって多少異なります。
燃費は、WLTCモードで18.6(17.4)km/L。
JC08モードでは、Zグレード以外は23.4(21.2)km/L。
Zグレードのみ22.8(21.2)となっています。
※()内は4WD
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※価格は支払総額
■下位2グレードの違いは先進運転支援システム
ベースグレードのXは、マニュアルエアコンやスチールホイールなどの基本的な装備しかなく、選べるオプションも限られています。
ナビやオーディオはオプションで選択することができるので、普段使いで困るということはないのですが、現実的な選択肢ではありません。
おすすめしないもっとも大きな理由は、予防安全機能のスマートアシストが装備されないこと。
いまや車両の予防安全機能は自動車保険の保険料にも影響しますので、安全性と保険料を差し引くとかえって高い買い物になってしまうかもしれません。
価格は、167万9000円(2WD)/191万8,800円(4WD)です。
実質的なエントリーグレードになるのが、X“S”です。
このグレードになるとスマートアシストが標準装備となります。
それ以外は、Xとオプション選択面でも差はありません。
価格は174万5,000円(2WD)/198万4,800円(4WD)です。
■上位2グレードになると質感が向上
ライズの売れ筋グレードは、GとZです。
このグレードになると、エクステリアやインテリアの質感が一気にアップします。
大きなところでは、アルミホイールやオートエアコンの標準装着でしょう。
またインテリアで言えば、シートにレッドパイピングが施されるほか、メーターもオプティロンメーターから、「先進」「ワクワク」「シンプル」「アナログ」の4通りの表示方法を選ぶことができるLED&液晶メーターになります。
予防安全のスマアシに加えて、先進運転支援システムが装備できるようになることも魅力です。
Gグレードでは、隣を走る車両を検知してドライバーに知らせ、車線変更時の安全確認を助ける「ブラインドスポットモニター」、駐車場から後退する際に左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知しドライバーに注意喚起をすることで後退時の安全をサポートする「リアクロストラフィックアラート」などがオプションながら用意されるほか、駐車時に車両を上から映像を見ているようにモニターに表示してくれる「スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)」も選べるようになります。
Gグレード価格は、189万5,000円(2WD)/213万3,700円(4WD)です。
最上級グレードのZは、ユーザーが必要と思うものがほぼ揃った仕様です。
オプションで追加するものも、必要最低限で済むでしょう。
Zグレードだけの装備として、17インチのアルミホイールやインテリア各所のソフトパッドにくわえて、「全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)」があります。
とくに他のグレードでは選択することすらできないACCは、高速道路移動での疲労度に大きく影響する機能。
ライズを検討中でACCが欲しいと考えている方は、迷わずZグレードを選択するしかありません。
価格は206万0,000円(2WD)/228万2,200円(4WD)とさすがに高額ですが、それだけの価値があるグレードです。
■オプション装備を考えると「Z」グレードがオススメ?
ここまでライズのグレードを紹介してきましたが、もし実際に購入するならば各種装備や先進運転支援システムの選択肢から、GグレードもしくはZグレードが良いかと思います。
しかし、Gグレードでオプションを追加していくと、Zグレードの価格に届いてしまう…ということもあるでしょう。
トヨタのHPでは簡単なWEB見積もりが出来るので、気になる方はそちらを使って、GとZ、どちらが自分のカーライフにマッチしているのか、検討するのも良いでしょうね。