マツダ CX-5とトヨタ RAV4を居住性と荷室で比較

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マツダ CX-5とトヨタ RAV4を居住性と荷室で比較

2023.02.15

マツダの2代目CX-5とトヨタの5代目RAV4は、ミドルクラスのSUVのなかでも人気の高いモデルです。


CX-5は2017年の発売、RAV4は2019年の発売で、200万円台の中古車も増えてきました。


そこでここでは、CX-5とRAV4の居住性、荷室の広さ、使いやすさなどを比較し、どちらがどのような方におすすめなのか解説します。


ミドルクラスSUVの居住性や積載性が気になる方は参考にしてください。



■RAV4の価格がこなれてきてCX-5と迷う人が増えている



マツダ CX-5とトヨタ RAV4は、新車販売価格200万円台〜400万円台の価格帯に位置するミドルクラスSUVです。


ともに200万円台後半の買いやすいグレードが設定されてはいますが、オプションを追加すると乗り出し価格は300万円を超えることになります。


その点、中古車なら前オーナーによってある程度のオプションが追加された状態で、300万円以下で乗り出すことが可能です。



■同じミドルクラスでも目指す方向性が異なる2台



マツダ CX-5とトヨタ RAV4を居住性と荷室で比較


マツダ CX-5は、2012年2月に登場したミドルクラスSUVで、2017年2月から2代目が販売されています。


シャープで洗練されたエクステリア、上質で居心地がよいインテリア、あらゆる領域で「走る歓び」を深化させた走行性能など、初代でひろく認知されたデザインと技術に磨きをかけたことで、2代目でも高い人気を維持しています。


パワートレインは、ガソリンエンジンにくわえて、クーリンディーゼルのSKYACTIV-Dをラインアップしています。


マツダ CX-5とトヨタ RAV4を居住性と荷室で比較


対するトヨタ RAV4は、多くの4WD車がオフロードを走行するための道具として位置付けられていた時代に発売された乗用車タイプのクロスオーバーSUVです。


2019年4月に販売を開始したは5代目では、SUVらしい力強さと洗練されたデザイン、クラストップレベルの荷室などにより、あらゆるシーンで使えるモデルとなっています。


パワートレインは、ガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドの3種類です。



■クルマの性格がコクピットデザインにも反映されている



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インテリアは、それぞれのモデルでデザインやユーティリティが異なります。


CX-5のコックピットは、ドライバーを中心に操作機器や計器類を左右対称に配置しています。


また、ステアリングホイールの中央からインストルメントパネルの加飾、左右の空調ルーバーの高さを揃え、ドアトリムの加飾も水平基調の造形としたことでドライバーが運転に集中できる空間とされました。


マツダ CX-5とトヨタ RAV4を居住性と荷室で比較


いっぽうRAV4のコックピットは、インパネを低くすることで圧迫感を抑え、室内から見えないように設計されたワイパーなどにより、すっきりとした前方視界を確保していることが特徴となっています。


どちらのモデルも左右対称に広がるインパネや前方視界の良さを考えられた造形になっているといえるでしょう。



■インテリア・荷室の使い勝手比較



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CX-5のインテリアは上質感を全面にデザインされています。


手が触れる部分にソフトパッドを使ったり、明るいカラーのシート素材やアクセントパーツを使用したりするなど、ひとクラス上のモデルのように感じられる質感となっています。


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RAV4のインテリアは、SUVらしいデザインとなっています。


角張った造形のエアコン吹き出し口、ドアハンドル、センターコンソールなどにより力強いスタイリングを演出しているため、タフな車に乗っているという印象を感じることができるでしょう。


室内寸法は、CX-5が室内長1,890mm×室内幅1,540mm×室内高1,265mm、RAV4は室内長1,890mm×室内幅1,515mm×室内高1,230mmで、若干CX-5が上回っていますが、実際にはシートの形状やヒップポイント、ルーフ形状が影響するので、ほぼ同じ。室内の広さや居住性は、どちらもミドルクラスSUVらしいゆとりがあります。


CX-5とRAV4で悩んだときは、内装のデザインや質感、荷室の使い勝手やシートアレンジなどに注目して選ぶとよいでしょう。



■荷室の広さはスクエアなデザインのRAV4に軍配



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CX-5の荷室は、フル乗車時で 505Lという大きさが確保され、日常使いで不便を感じることはないでしょう。


2列目シートは40:20:40の分割可倒式で、4人乗車で長い荷物を載せることも可能です。


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RAV4の荷室は、フル乗車時で580Lもの容量があります。2列目の背もたれは60:40の分割可倒式です。


2列目シートの背もたれの分割やフル乗車時のラゲッジ容量などに違いがあるため、多くの荷物や人を乗せたいのであればRAV4、4人が乗って長い物を載せることがある場合(スキー・スノボーや釣りなど)はCX-5の方がよいといえるでしょう。



■それぞれどんなユーザーにおすすめ?



CX-5とRAV4の居住性には、大きな違いがありません。大きく異なるのは、2列目シート分割方式や荷室の容量です。


2列目シートのアレンジが多彩なCX-5は、4人乗車で趣味を楽しみたい方にもおすすめ。


5人フル乗車で荷物もたくさん載せたいのであれば、ラゲッジ容量が大きいRAV4がおすすめとなります。


ミドルクラスSUVの購入で、CX-5とRAV4で悩んだときは、車の使い方、載せる荷物の大きさ、乗車する人数に応じてCX-5にするかRAV4にするか選ぶことをおすすめします。


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