三菱RVRとスバルインプレッサXVのインテリアの特長を比較!
2019.02.26
コンパクトSUVのなかでも、独自のメカニズムによって根強いファンを獲得している三菱 RVRとスバル XV。
この2台のインテリアには、それぞれどのような特長があるのでしょうか。装備やラゲッジルームの使い勝手などに注目して解説します。コンパクトSUVの購入を検討している方は必見です。
快適なドライブのための室内装備はどうか?
RVRのインテリアは、ブラックを基調としたシンプルなデザインで、上級グレードのGのみ赤ステッチが配されたシートを装備。さらにオプションとして、スエード調素材と合成皮革に赤ステッチを合わせたシートも用意されています。
センターコンソールには、オプションでスマートフォン連携オーディオ(SDA)がセットされ、手持ちのスマートフォンを連携させることにより、各種オーディオアプリや音声操作を可能としています。
スバル XVのインテリアも、ブラックが基調ですが、基本設計の新しさが室内のインパネまわりに現れています。
なかでもセンターコンソールには、スマホとの連携に対応した8.0インチタッチスクリーンディスプレイを採用したインフォテインメントシステムと、その上に6.3インチのマルチファンクションディスプレイを配置。ドライバーに必要な情報を表示します。
このインパネ周辺には、オレンジのステッチが施され、またデザインを見直し、高い質感と座り心地を実現したシートには、異なるグレーを使用するなど、全体的にアクティブイメージを強めています。
さらにオプションでは本革シートのほか、カラーコーディネートを楽しめるインテリアパッケージも用意されています。
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ラゲッジルームはどうか?
RVRのラゲッジルームは、使い勝手を考えたレイアウトなっています。まず、リヤシートは6:4分割可倒式です。
リヤシートすべてを倒すこともできれば、細くて長い荷物を積載しつつ可能な限り乗員確保したい場合にリヤシートのどちらかを倒して対応することができます。このラゲッジルームのフロア下には、ラゲッジフロアボックスが用意されていることも注目です。
その容量はリアゲートが立ったボディデザインのため、406Lを確保しています。
XVも6:4分割可倒式リヤシートが採用されています。リヤシートを倒せば、1,399mmの奥行きを持つスペースが現れ、自転車を積むことも可能。5名乗車時でもゴルフバッグを2つ横置きできるスペースがあります。
荷室容量は、385L(Advanceは340L)。開口部は幅広く設計されていて荷物を積む際にも作業がしやすく、6箇所のカーゴフックのほか、サブトランクも用意されており、汚れものの収納や工具などを運ぶときに利用できます。
コンパクトSUVクラスのライバルとなる2台は、日常生活での実用性も考えてラゲッジルームも設計されていて、街乗りからアウトドアや旅行などでも活躍すること間違いなしです。
それと同時にリヤシートも分割式で長い荷物を運ぶときにも乗員をある程度確保できるようになっています。
ただし、直近のモデルチェンジが2010年のRVRと、2017年のXVを比べると、エクステリア以上にインテリアに違いが現れています。基本的な使い勝手こそ変わらないものの、メーターやディスプレイのサイズやデザインといったドライバーがつねに目にする部分がRVRは旧式です。
そういったことは気にならない、使い勝手が第一、駆動方式はFFで十分という方はRVRを、最新のインテリアデザインと安全装備、さらにAWDの走破性を求める方はXVを選ぶと良いでしょう。