スバルの安全装備が充実した新型インプレッサってどんなクルマ？

スバルはトヨタやホンダのように車種のラインアップが多くありませんが、一台一台の完成度は高く、どのモデルもおすすめできるメーカーです。
そんなスバルの主力モデルといえば、5ドアハッチバックのインプレッサスポーツ。今回はインプレッサスポーツの中間グレードとなるインプレッサスポーツ 2.0i-Lアイサイトのスペックや安全装備について紹介します。
※この記事は2018年12月25日に販売されているモデルについて解説します。

ボディのスペック

ボディサイズは全長4,460mm×全幅1,775mm×全高1,480mmでCセグメントにカテゴリー分けされます。全幅は3ナンバー区分ですが、1,800mm以内に収まっているので、日本の道路事情で扱いやすいサイズでしょう。
全幅も1,550mm以下なので都心部の機械式駐車場にも余裕で収まります。車両重量はFFモデルが1,320kg、AWDモデルが1,370kgとなっています。
タイヤサイズは、205/50R17に17インチの切削光輝仕上げのホイールが組み合わされます。ブレーキは前後ともにベンチレーテッドディスクを採用しており、制動力も十分です。
サスペンションはフロントがストラット式独立懸架、リヤがダブルウィッシュボーン式独立懸架を採用。路面をしっかりと捉え、安定した走りを実現しています。

エンジンのスペック

エンジンは2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴。スバルが得意とする水平対向4気筒エンジンを搭載します。
最高出力は113kW(154ps)/6,000rpm、最大トルク196Nm(20.0kgm)/4,000rpm、ターボエンジンではありませんが、低回転域から高回転域まで自然吸気エンジンならではのフィーリングを味わうことができます。使用燃料は無鉛レギュラーガソリンです。
トランスミッションは無段階変速(CVT)でスバルでは、リニアトロニックと呼んでいます。シームレスかつリニアな加速フィールを持ち味としており、スポーティな運転も楽しめるマニュアルモード付です。
駆動方式はFFとAWDの2種類を用意。雪道を走る機会が多い方はAWDの方が安定したドライビングが可能です。駆動方式はお住いの地域やライフスタイルによって選ぶと良いでしょう。
JC08モード燃費はFFモデルが17.0km/L、AWDが16.8km/Lと四輪駆動になってもそれほど燃費が悪化していないのは評価できますね。

先進安全装備＆運転支援機能

続いてインプレッサスポーツ 2.0I-Lアイサイトの先進安全装備と運転支援装備について紹介します。
ヘッドライトは消し忘れ、点け忘れを防ぐオート機能付き、ワイパーは雨滴感知オートワイパーとなっており、運転に集中できる環境が用意されています。
ドアの開閉、エンジンスイッチはキーレス式で乗り降りやエンジン始動もスムーズ。パーキングブレーキは電動なので、センターコンソールは省スペースとなっています。
標準装備となるアイサイト コアテクノロジーには自動ブレーキであるプリクラッシュブレーキと後退時自動ブレーキシステムに加えて、AT誤発進抑制制御＆AT誤後進抑制制御、全車速追従機能付クルーズコントロールと、安全快適に運転するための機能がたっぷりと搭載されています。
また疲れからくる注意力不足や居眠り運転を防止する機能として、車線中央の維持や車線逸脱の抑制を行うアクティブレーンキープを搭載。ふらつきや車線からのはみ出し、先行車の発進に気づかない場合は警報で知らせてくれます。
そのほかにもドライバーの疲労を軽減する機能としてオートビークルホールドが装備されています。長い信号待ちや一般道での渋滞などで、ブレーキペダルを踏み続けるのはロングドライブでは疲労の原因になります。オートビークルホールドはブレーキペダルから足を離しても自動的に車両の停止を保持し、渋滞時などのストレスを低減してくれます。
2.0i-Lアイサイトの価格は218万1,600円〜とスバルのラインナップのなかでは手頃な価格ですが、装備やスペックにもこだわりが見られるモデルに仕上がっています。
インプレッサスポーツにはこのほかにも、排気量を抑えた1.6Lモデル、LEDハイ&ロービームランプや本革巻ステアリングホイールが標準装備されるなど、装備が充実した最上位モデルがありますので、購入を検討されている方は、ぜひ自分にあったグレードを探してみましょう。

➡インプレッサシリーズには様々な魅力をもつ多様なモデルが存在。良質中古車は要チェック！