ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30

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ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30

2023.02.09

ちょっと大きいコンパクトSUV「トヨタ カローラクロス」と「マツダ CX-30」は、街乗りでも扱いやすいボディサイズでありながら、ファミリーカーとしても十分実用的なモデルとして人気があります。


価格や装備、スペックにはそれぞれどんな違いがあるのでしょうか。現在の愛車がちょっと手狭だなと思っている方はぜひ参考にしてみてください。



■ヤリスクロスよりも大きくてRAV4より小さいカローラクロス



ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


トヨタ カローラクロスは、カローラシリーズ初のSUVとして2021年9月に発売されました。


SUVならではのパッケージングを活かした広い室内空間と広い荷室スペース、高いアイポイントによる運転のしやすさ、親しみやすくも逞しさを感じさせる堂々としたプロポーションなどが特徴です。


エンジンラインアップは、1.8L 直4ガソリンエンジンと1.8Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドの2種類で、駆動方式はガソリンモデルがFF、ハイブリッドはFFとモーター式の4WD「E-Four」が設定されています。


新車販売価格は、ガソリンモデルが199万9000円〜264万円、ハイブリッドモデルが259万円〜319万9000円となります。



■CX-3よりも大きくてCX-5よりも小さいCX-30



ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


CX-30は、マツダの新世代商品の第2弾として2019年3月に発表されたコンパクトSUVです。


エレガントさとSUVらしい力強さを融合させたエクステリアに、大人4名がゆったり乗れる室内空間を併せ持ち、家族や友人とどこでも気軽にでかけられるモデルを目指して開発されました。


マツダのSUVラインアップでいくと、CX-3とCX-5の中間ぐらいのサイズになります。


エンジンラインアップは、SPCCI(火花点火制御圧縮着火)を採用した2.0Lのガソリンエンジン「e-SKYACTIV X」、2.0L ガソリンエンジンにマイルドハイブリッドシステムのM HYBRIDを組み合わせた「e-SKYACTIV G 2.0」、1.8Lのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」の3種類が用意されています。


新車販売価格は、2.0Lのガソリンモデルが245万8500円〜303万6000円、1.8Lディーゼルモデルが295万3500円〜331万1000円、e-SKYACTIV Xモデルが295万3500円〜391万5980円となっています(特別仕様車を除く)。



■アクティブなカローラクロスと、アーバンなCX-30



カローラクロスのエクステリア(外装)は、”アーバン・アクティブ”をコンセプトとしたダイナミックで洗練されたデザインを採用しています。


キャビンスペースのガラス面やフロントとリアのランプ類に伸びやかなデザインを施し、バンパー部分はワイドで安定感のある造形にすることで、SUVらしさと都会的でモダンな雰囲気を両立させています。


ボディサイズは、全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm、ホイールベースは2,640mmです。


対するCX-30は、魂動デザインの躍動感ある伸びやかな美しさがありながら、幅広のホイールアーチモールやブラックアウトされたバンパー下部などで力強さを強調。街乗りからロングドライブ、アウトドアレジャーなど幅広いシーンで乗りたくなるような魅力あふれるデザインとされました。


ボディサイズは、カローラクロスよりもひと回り小さい全長4,395mm×全幅1,795mm×全高1,540mmですが、ホイールベースは2,655mmでカローラクロスよりも長く、これが室内の広さに影響しています。


またCX-30は全高が1,550mm以下ですので、ほとんどの立体駐車場にも対応していることもポイントです。



■ボディサイズに反して室内は同等の広さ



ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


カローラクロスの室内寸法は、室内長1,800mm×室内幅1,505mm×室内高1,260mmとなっています。


ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


後席の居住性は膝周りに十分なスペースを確保し、座り心地にこだわったシート、2段階のリクライニング機構を採用し、リラックスした姿勢でくつろぐことができます。


室内には、グローブボックス、フロントコンソールトレイ、通信用USB端子、フロントカップホルダー(2個)、センターコンソールボックス、フロントドアポケット(ボトルホルダー付き)、リアセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)、助手席シートバックポケット、充電用USB端子などが用意されています。


ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


いっぽうCX-30は室内長1,830mm×室内幅1,490mm×室内高1,210mmと前後長でボディサイズの大きなカローラクロスを上回っています。


ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


後席は膝周りにゆとりがあり、乗車したときの幅も同じくらいですが、室内高はCX-30の方が低くなります。ただヒップポイントは低めに設定されていますので、それほど気にならないでしょう。


装備はリッド付きフロントカップホルダー(2個)、ボトルホルダー付きドアポケット(フロント、リアそれぞれ2個)、アームレスト付きコンソールボックス、助手席シートバックポケット、リアセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)、オーバーヘッドサングラスホルダー、照明付きバニティミラーなど、良く考えられています。


荷室容量は、カローラクロスが5名乗車時で487L、ゴルフバッグ4個を積載することができる容量を確保しています。また小柄な方でも荷物をスムーズに積み下ろしできるように、開口部までの高さにも配慮されています。


乗員用スペースを優先したCX-30の荷室容量は430Lで、荷室幅はカローラクロスの最大1,369mmに対してCX-30は約1,000mmと狭いため、ゴルフバッグを横に積載するのはちょっと難しいかもしれません。



■先進安全性能は同じレベル



ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


カローラクロスには、ミリ波レーダー+単眼カメラを基本とした先進安全運転支援システムが搭載されています。


おもな機能は、プリクラッシュセーフティ、車線の中央を走行するために必要なステアリング操作をアシストするレーントレーシングアシスト、全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロール、ペダルの踏み間違いなどに対応するパーキングサポートブレーキ、パノラミックビューモニターなど。


ちょっと大きいコンパクトSUV比較。カローラクロス×CX-30


CX-30もレーダーセンサーとカメラによるシステムで、衝突被害軽減ブレーキ、後進時のスマート・ブレーキ・サポート、レーンキープ・アシスト・システム、AT誤発進抑制制御、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、クルージング&トラフィック・サポート、360°ビューモニター+パーキングセンサーなどが用意されています。


安全運転支援システムについてはどちらも充実した機能が搭載されています。


扱いやすいサイズながらファミリーカーとしても使える室内を持つ実用的なSUVのカローラクロスとCX-30 。


カローラクロスは広い室内空間を求める方やたっぷりの荷物を積みたい方、ロングドライブによく行くという方に。


CX-30は街乗りが多く立体駐車場の利用も考慮に入れたい方、ストロングハイブリッドよりもクリーンディーゼルや新世代ガソリンエンジンに興味のある方にオススメです。


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