人気リッターSUV、ライズとクロスビーの使い勝手をチェック

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人気リッターSUV、ライズとクロスビーの使い勝手をチェック

2021.01.19

2019年11月の登場し、2020年はヤリスに次いで販売台数2位の座を獲得する人気となったトヨタ ライズを筆頭に、5ナンバーサイズのコンパクトで使いやすいSUVが注目されています。



人気リッターSUV、ライズとクロスビーの使い勝手をチェック

そこで今回は、人気のライズと、先発で安定した人気のスズキ クロスビーをピックアップして、それぞれの荷室や居住空間など、使い勝手に関する部分を徹底比較してみたいと思います。



人気リッターSUV、ライズとクロスビーの使い勝手をチェック



■全長4m弱のコンパクトボディ



トヨタ ライズは「SUVに乗りたい、荷物をたくさん積みたい、でも運転しやすいコンパクトなサイズがいい」というユーザーの声に応えるため、コンパクトカーを得意とするダイハツと共同開発されたモデルです。



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全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmという5ナンバーサイズのコンパクトなボディながら、17インチの大径タイヤや張り出したフェンダー、キリッとした表情を作り出すヘッドライト、台形ロアグリルなどにより、力強いデザインとなっています。



エンジンは1.0L 直3ガソリンターボが搭載され、CVTと組み合せられます。


2WDと4WDを選ぶことができ、4WDシステムには車両の状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分する「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用しています。



スズキ クロスビーは「広い室内空間のワゴンとSUVの楽しさを融合させた、新ジャンルの小型クロスオーバー」として開発されました。


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全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmのボディに、SUVらしい力強さを表現しながら、柔らかみのあるヘッドランプやグリル形状で親しみやすさを両立させた、個性あふれるデザインとなっています。



エンジンは1.0L ガソリンターボにマイルドハイブリッドを搭載したユニットで、トランスミッションは6速AT、2WDと4WDを選ぶことができ、4WD車には路面状況に合わせて駆動力を配分するシステムが採用されています。




■マジメなライズと、遊び心満載のクロスビー



ライズの居住空間は、室内長1,955mm、室内幅1,420mm、室内高1,250mm。


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奇をてらったところのない落ち着いたデザインのインパネは、ドライバー側に向けて配置された操作パネル、自然な位置に配置したシフトレバー、見晴らしのいいドライビングポジションなど、運転に集中できる環境を実現しました。



黒を基調にした室内は、シートパイピングとエアコンの吹出口に赤を効果的に配色し、遊びゴゴロを演出しています。



前後シートのカップルディスタンスは900mmを確保、後席に座っても膝回りにゆとりが感じられます。


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クロスビーのインテリアは、水平基調に配置されたインパネトリムに、カラーパネルやヘッドライトと共通のデザインを持たせた空調ルーバー、クローム加飾をアクセントにして遊び心のあるデザインとしています。




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室内寸法は、室内長2,175mm、室内幅1,355mm、室内高1,280mmで、ライズより室内幅が狭くなるものの、リアシートは165mmのシートスライド機構を備えており、シートをずらせば後席もゆったりとくつろぐことができます。



■シートアレンジ、収納は、ともに満足できるレベル〜



ライズのリアシートは、6:4の分割可倒式です。後席の左右どちらかに乗員を乗せた3名乗車+荷物というアレンジが可能です。


また両側のリアシートを倒すと、ほぼフラットな空間で大きな荷室スペースが生まれます。


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収納は、運転席・助手席の空調ルーバー下のスライド式カップホルダーをはじめ、助手席グローブBOX、LED照明付センターオープントレイ、助手席シートアンダートレイ、センターコンソールサイドポケット、フロントドアポケット、センターコンソールボックス、助手席シートバックポケット、リアドアポケットなどが備わっています。



クロスビーのリアシートは5:5の分割可倒式で、リアシートスライドのほか、リクライニング機構も備えています。 助手席のシートバックも前倒しできるので、長尺物や大きな荷物を積載する際に便利です。



収納は、センタートリム下のカップホルダーが、四角い紙パックのドリンクを置くこともできるサイズ。その他インパネトレー、センタートレー、センターロアポケット(ペットボトルホルダー付)、運転席アンダートレー、フロント/リアドアポケット(ペットボトルホルダー付)、助手席シートバックポケット、後席用パーソナルテーブル(折りたたみ格納式/後席左右)などが備わっています。


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助手席シートアンダーボックスは、助手席の座面を跳ね上げてアクセスするタイプで、たっぷりとした容量があります。



■荷室は全長が長いぶんだけライズ




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ライズの荷室容量は、後席使用時で369L。荷室長は755mm、荷室幅は1,000mmを確保しています。



積荷に合わせてスペースを有効活用できるデッキボードを備えており、たっぷりの荷物を積みたいときには下段に設置したり、比較的小さな荷物をラクに積み下ろしたいときには上段に、また背の高い荷物を積むときにはデッキボードを取り外したりといったアレンジが可能です。


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クロスビーの荷室容量はメーカーHPに記載がないため、正しい数値は不明ですが、後席使用時の荷室長は最大で525mmとなっていますので、正直それほど広くはありません。



ボディの全長でもライズより200mm以上短いので、室内空間はほぼ乗員のためのスペースに振り向けられていると考えて良いでしょう。



ただし荷室幅は1,305mmありますし、後席シートを前方にスライドさせれば、後席の居住性を多少犠牲にしながらもそれなりのスペースが現れます。 ラゲッジアンダーボックスもあるので、日常使いで困るといったことはないでしょう。



コンパクトなボディサイズだけに、どちらも乗員の居住性や荷物の積載性が、よく考えられています。 そのうえで、ライズはSUVらしい力強いスタイリングが好みで、運転しやすいクルマが欲しいという方、後席に人を乗せて、かつ荷物も積みたいという方にオススメ。


クロスビーは個性的なスタイリングが好きで、荷物より人を載せる機会が多いという方や、2名でのアウトドアレジャーをアクティブに楽しみたいという方にオススメです。



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