『欧州車テイストが好みなら、この2台。BMW X1VSマツダ CX-5』
2021.01.10
BMWのSUVシリーズでもっともコンパクトなX1と、美しいデザインに高い安全性能で世界的に高い評価を得ているマツダ CX-5。
新車価格では輸入車のX1の方が高くなりますが、中古車となるとX1、CX-5ともに200-350万円あたりがボリュームゾーンとなっています。
どちらもクリーンディーゼルエンジンが選べることや、国内メーカーのSUVとは異なるデザインセンス、優れたハンドリング性能など、いくつかの共通点もあり、ライバルとしておおいに気になる存在です。
ここでは、そんな2台を多方面から比較検討して、それぞれの特徴を探ってみました。
■熟成された2世代目が狙える
BMW X1は、2009 年に発売。現行型は2015年から販売されている2代目です。
BMWらしいスポーティで力強いスタイリングや、SUVの開放感がある室内空間の実現、最小モデルとはいえ上級モデルに匹敵する最新の安全運転支援機能、新開発サスペンションによる俊敏なハンドリング、通信モジュールを利用した快適かつ安全なドライブなど、高級車にふさわしい装備・機能が充実しています。
対するマツダ CX-5は、2017年に2代目となる現行型が発売され、初代の持つ魅力をさらに高めたモデルとなりました。
「徹底的に人の感性に寄り添う人間中心のクルマづくり」を追求し、シンプルで研ぎ澄まされた美しさを追求したデザインや、ドライバーの意のままに反応するクルマの挙動、すべての乗員にとって快適な乗り心地を両立させるべく、最新の技術が惜しみなく採用されています。
マツダの基幹車種として世界で高く評価される、完成度の高い1台です。
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※価格は支払総額
■ボディサイズはCX-5が上
X1は、塊感のあるフォルムに力強いプロポーションでSUV特有の逞しさを表現するとともに、後方に向かって絞りあげられていくサイドウインドゥのデザインや、ルーフ・スポイラーにつながるブラックのエアロブレードが、スポーティさを感じさせるデザインとなっています。
ボディサイズは、全長4,439mm×全幅1,821mm×全高1,598mmとコンパクトです。
CX-5は初代から評価の高かったマツダのデザインコンセプト「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」をさらに洗練させ、シンプルな造形のなかに美しい映り込みをつくり込んだフォルムや、彫りの深いディテールによって、力強く躍動感に満ちたスタイリングを実現しています。
ボディサイズは、全長4,545mm×全幅1,840mm×全高1,690mm。
ボディカラーがX1にくらべて豊富なことも魅力です。
■居住性にはそれほど差がない2台だが
X1のインテリア(内装)は、ドライバーに向けてわずかに角度がつけられたセンターコンソールを備え、重要な操作系がドライバーの手の届く範囲に設置された機能性の高いコックピットとなっています。
後席には前後130mm調整可能なスライディング機能がオプションで備わっており、用途や乗車人数に応じて居住性とラゲッジ容量を調節することができます。
リアシートは40:20:40の3分割で、多彩なシートアレンジが可能。
ラゲッジ容量は後席使用時で505L、リアシートを倒すと1,550Lまで拡大することができます。
CX-5のインテリアは、ステアリングのセンターから左右へと連なるインテリアの要素を水平基調に揃えることで、心地よい緊張感と横方向への広がりのある空間を両立させたデザインとなっています。
後席には2段式のリクライニング機構を採用。
上級グレードでは、リアシートヒーターや後席専用の空調ルーバーの設置など、後席での快適性を高めるユーティリティも充実しています。
リアシートはX1と同様、40:20:40の3分割可倒式。
そしてラゲッジ容量もX1と同じ505Lとなります。
シートを倒した状態の容量は公表されていませんが、助手席を最前部まで寄せると最長1,830mmの長さを確保することができるうえ、床面もフラットに近いので、大きな荷物や長尺物もゆとりをもって積むことができそうです。
■X1はダウンサイジングエンジン
X1のパワートレインは1.5L 直3ガソリンターボ(18i)と出力の異なる2種類の2.0L 直4ガソリンターボ(20i、25i※2020年で国内販売終了)と、2016年から追加された2.0Lクリーンディーゼル(18d)に、駆動方式は18iにFFのsDrive、sそれ以外はAWDのxDrive。
トランスミッションも、18iが7速AT、20i、25i、18dは8速ATと異なります。
それぞれのWLTCモード燃費は、1.5LガソリンターボのsDrive 18iが13.0km/L、2.0ガソリンターボのxDrive 20iが11.4km/L、ディーゼルターボのxDrive 18dが15.3km/Lです。
いっぽうCX-5は、2.0L 直4ガソリン(20S)、2.5L 直4ガソリン(25S)、2.5L 直4ガソリンターボ(25T)、2.2L 直4ディーゼルターボ(XD)というラインアップで、駆動方式は20Sの2WDで、それ以外はグレードによって2WDと4WDを選ぶことができます。
トランスミッションはディーゼルの一部のグレードで6速MTが設定されている他は、すべて6速AT。
WLTCモード燃費は、2.0Lガソリンの20Sが14.6km/L、2.5Lガソリンの25S(2WD)が13.8km/L、2.5Lガソリンターボの25T(2WD)が12.6km/L、ディーゼルのXD(2WD)が17.4km/Lとなります。
■安全性能は同等。コネクティッドサービスに差
X1の先進安全機能「ドライビングアシスト」は、レーンデパーチャーウォーニングや前車接近警告機能に加え、衝突被害軽減ブレーキには歩行者検知機能も備えています。
また車載の通信モジュールを利用し、エアバッグが展開するような事故が発生した際に、自動的にSOSコールセンターに接続することで、スピーディな救急対応が可能になる「BMWコネクテッドドライブ・スタンダード」を標準装備としています。
CX-5には、マツダの先進安全運転支援技術「i-ACTIVESENSE」が備わり、歩行者検知機能付き衝突被害軽減ブレーキシステム、アダプティブ・LED・ヘッドライト、交通標識認識システム、レーンキープ・アシスト・システム、AT誤発進抑制制御、ドライバー・アテンション・アラートなど最新の安全機能が搭載されています。
「マツダコネクテッドサービス」は、2020年12月に改良されたモデルから搭載されています。
X1は、BMWでもっともコンパクトなSUVモデルとはいえ、広々とした室内空間や使い勝手の良いラゲッジスペースを備えています。
BMWならではのスポーティな走りやプレステージ性を味わいながら、レジャーも十分に楽しみたいという方にオススメ。
対するCX-5は感性に響くエモーショナルなデザインや、後席でも快適なユーティリティ、充実した安全運転支援技術が特徴です。
都会で映えるエレガントなデザインが好きな方や、家族や大人4名でのドライブが多いという方、日常での使いやすさを求める方にオススメですね。
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