大きく進化した2代目デイズ 気になる実力は?

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大きく進化した2代目デイズ 気になる実力は?

2020.10.28

デイズは日産の軽ハイトワゴンです。


革新的な技術や個性を商品開発に活かして、実績を積んできた日産が力を入れて開発してきたモデルで、デザイン性やパッケージング、走行性能が高く評価され、人気となっています。


そんな現行型デイズの特徴を解説します。



■日産の安全技術と三菱のクルマづくりが生み出した新しい軽



大きく進化した2代目デイズ 気になる実力は?


現行型「デイズ」は、日産と三菱のジョイントベンチャービジネス、NMKVのマネジメントのもと、日産の先進技術と三菱の軽自動車づくりのノウハウを融合させたモデルで、三菱のekシリーズが兄弟車にあたります。


初代は2013年に発売。


ボディパネルは共通でフロントグリルデザインなどで、メーカー間の差別化を図っていましたが、2019年3月に発売された現行型では、フロントまわりをがっさりと変更することで、それぞれの個性を高めています。


いずれもスタイリッシュで上質感のあるデザインに、プロパイロットをはじめとした軽自動車初の技術がいくつか搭載されたこともトピックでした。


「デイズ」のラインアップには、日常使いをイメージしたスタンダードモデルと、存在感や先進感が強調されたスポーティモデルの「デイズ ハイウェイスター」が用意されています。



■デザインは初代よりもアグレッシブな印象



大きく進化した2代目デイズ 気になる実力は?


エクステリア(外装)は、フロント部分に厚みを持たせ、全体的に塊感の強い立体感とスタイリッシュなプレスラインを作ることで、信頼感のあるプロポーションと躍動感を両立させています。


デイズ、デイズ ハイウェイスターともに、Vモーショングリルが採用され、ハイウェイスターではVモーショングリルからつながるようにLEDヘッドライトを配置し、先進的なイメージのスタイルとされました。


ボディカラーも豊富で、ツートーン4種類、モノトーン13種類の全17種類のバリエーションが用意され、選ぶ楽しさの幅が広げられています。


ボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,640mm。ホイールベースは2,495mm、最低地上高は155mmです。



■広く運転しやすい室内



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新型デイズでは、新開発のプラットフォームを採用することにより、軽自動車という限られたサイズのなかで広いキャビンと広いラゲッジスペースを両立させています。


運転席の足元を拡大し、シートを前に移動して運転する小柄なドライバーでも広さを実感できるようにしたほか、フロントシートのショルダールームを1,265mmと広く取り、大人2名が座っても窮屈さを感じさせないゆとりを生み出しました。


ドライバーズシートからの視界は、Aピラーの位置を前席に近づけることで左右方向の視界を広げ、見通しをよくしています。


ボンネットの見切りからバンパーまでの距離も短いので、車両感覚がつかみやすく、狭い道も苦になりません。


シートは、日産お得意のゼログラビティシートを軽自動車で初採用。


従来製品にくらべて座り疲れを30%も減少し、ロングドライブもいとわないシートとしました。


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後部座席の居住性は、710mmという広いニースペースを確保することで、身長約170cmの男性が脚を組んでも余裕で座れる広さがあります。


フロアも凹凸がないフラットタイプなので、左右座席間の移動もスムーズです。


荷室については、後席を使用した状態での荷室長を385mm確保するとともに、54Lのラゲッジアンダーボックス(2WD車)もあるので、日常使いでは困らないでしょう。



■力強い走りを実現したパワートレイン



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パワートレインには、いずれも発進や幹線道路への合流といったパワーが必要な場面で、力強いトルクを体感できる新開発のNAとターボエンジンが用意されています。


それぞれのスペックは、660cc 直3NAエンジンの最高出力38kW(52PS)/6,400rpm、最大トルク60Nm(6.1kgm)/3,600rpm。


ターボエンジンは最高出力47kW(64ps)/5,600rpm、最大トルク100Nm(10.2kgm)/2,400-4,000rpmです。


加えてハイウェイスターには、リチウムイオンバッテリーを採用したスマートシンプルハイブリッドを搭載。


発進や走行時にモーターがアシストを行なうほか、アイドリングストップの頻度を高め燃費を向上させます。


組み合わせるミッションは新開発のCVTで、燃費性能を向上させるとともに、ドライバーがアクセルを踏み込む動作をすると加速意図を検知し、まるでギアがあるかのようにステップ変速をしながら加速する「Dステップ」を軽自動車として初めて採用しています。


またデイズのサスペンションには、普通車に使われている高応答バルブを使用し、サイズアップしたショックアブソーバーを採用。


ゴムマウントに液体を封入することで振動を抑制し、長く乗っていても疲れにくい乗り心地を実現しています。



■軽自動車初!「プロパイロット」を搭載



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デイズの白眉はなんといっても、日産の先進運転支援技術「プロパイロット」を軽自動車として初めて採用したことでしょう。


高速道路における渋滞走行や長時間の巡航走行で、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をクルマがアシストする「プロパイロット」の存在によって、ドライバーの負担が軽減されます。


もちろん、先進の予防安全装備も充実しています。


衝突被害軽減ブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)/LDW(車線逸脱警報)に加え、空から見下ろしているかのような映像をモニターで確認できるインテリジェント アラウンドビューモニターも用意されています。


また軽自動車初の装備として「SOSコール」も用意されました。


急病時や危険を感じたときにスイッチを押すと、高性能の位置情報とセンサー情報をもとに専門のオペレーターにつながり、異常を知らせることができます。


万がいちの事故で意識を失うようなことがあっても、エアバッグの展開と連動して自動通報され、警察や消防への連携をサポートしてくれます。



■室内はユーティリティも充実



大きく進化した2代目デイズ 気になる実力は?


新型デイズには、インパネ周りだけで7個の収納スペースが用意されています。


インパネ中央部のセンタートレイと、カップホルダー付のセンタートレイ、たっぷり収納のロアボックスが。


助手席側には小物トレイと、ボックスティッシュも入るインストスライドボックス、書類などが入るグローブボックスもあります。


またディーラーオプションながら、軽自動車では初の9インチナビゲーションも用意され、室内が先進的な印象になります。


プラットフォームやエンジン、トランスミッション、電子アーキテクチャが一新され、あらゆる場面で高い満足感をユーザーに提供する日産デイズ&デイズハイウェイスター。


充実した装備と細やかな作り込みは、軽自動車のワクを超えた魅力のある1台となっています。



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