どれを選ぶ?ダイハツ ムーヴのバリエーション

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どれを選ぶ?ダイハツ ムーヴのバリエーション

2020.10.25

ムーヴは、ダイハツの軽トールワゴンです。


ミラ イースやタント、ウェイク、アトレーなどさまざまなタイプの軽自動車がラインアップされているダイハツ軽自動車のなかにおいて、ムーヴの歴史は意外に長く、初代はまだ軽自動車が旧規格であった1995年にデビューしました。


その後、幾度かのモデルチェンジを行い、現在は6代目に進化。


ボディスタイルも、初代から設定されたスポーティテイストの「カスタム」に加え、「キャンバス」や「コンテ」などバリエーションを増やしています。


ここでは、そんなムーヴの現行型と、中古車で人気のコンテについて解説します。



■6代目に進化したムーヴの特徴



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短いノーズに寝かされたAピラーで室内を広く取ったミニバンに通じるスタイリングに、フロントマスクは、大型のヘッドライトとクロームで加飾されたグリルで存在感をプラス。


リアは、ゲート両サイドに縦型コンビネーションランプを配置して上質感を高めています。


全体的には、塊感と厚みのあるデザインが安定感を生み出し、多くのユーザーに受け入れられるアクの少ないものとなっています。


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インテリア(内装)は、室内長2,080mm、室内幅1,320mm、室内高1,280mmとゆとりのある大きさで、大人4名が乗ってもさほど窮屈ではありません。


広々とした室内は、ダークグレー、ホワイト、クレージュの3トーンインテリアを設定して華やかさを演出するとともに、リアシートは左右独立したスライドとリクライニングが可能。


上級グレードにはスーパークリーンエアフィルター、フロントドアのスーパーUV&IRカットガラス、運転席シートヒーターなどを標準装備して居住性を高めています。


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シートアレンジも豊富で、全席をフラットにすることで生まれるロングソファモード、リアシート背もたれを片側だけを倒したハーフラゲッジモード、左右ともに倒したフルラゲッジモード、長尺物の積載に対応するフロントサイドフラットモードが用意されます。


また荷室のデッキボード下には収納スペースがあり、ボードを開けたままフックで固定すれば、背の高い荷物を積むこともできます。


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0.66L 3気筒エンジンのWLTCモード燃費はNA(2WD)が20.7km/L、ターボは19.5km/L。


ステアリングには、パワーモードとエコモードを切り替えてスムーズな加速や燃費重視の走りなどを選択することができるD assist 切り替えステアリングスイッチが装備されます。


日常のアシだからこそ必要な安全装備は、Xターボ “SA Ⅲ”、X “SA Ⅲ”、L “SA Ⅲ”グレードに、ダイハツの先進予防安全装備「スマートアシストⅢ」を標準装備。


これには衝突回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能、誤発進抑制制御機能(前方・後方)、オートハイビームが含まれます。



■人気の「カスタム」はどこが違う



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カスタムはスポーティなエクステリア(外装)、インテリアを持つ人気モデルです。


先進的なLEDヘッドライトと一体型デザインの大型グリル、立体的でスポーティな形状のバンパーで、迫力と上質感を表現しています。


ボディカラーには、コンパーノレッドやスプラッシュブルーメタリックといったカスタム専用カラーが設定されるほか、メーカーオプションでブラックルーフのツートーンカラーを選ぶこともできます。


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インテリアは基本的にムーヴのそれですが、カラーをブラック基調とし、それにカスタム専用のシルバーヘアライン調インパネガーニッシュや立体ファブリック&ファインタッチシート、自発光式2眼メーターにTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイなどを装備することで、高級感を高めています。


価格帯は標準モデルより上ですが、標準の充実度合いやオプションでパノラマモニター対応カメラを選択できるなど、所有した後の満足度は高そうです。



■現行ムーヴキャンバスの解説



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ムーヴキャンバスは、レトロクラシックなデザインに両側スライドドアを採用したモデルで、2016年に登場しました。


女性をターゲットにした使い勝手やおしゃれ感を追求しているのが特徴です。


エクステリアはおおらかな面構成による丸みのあるシルエットでナチュラル感を表現。


ボディカラーはミントやベージュ、ピンクなどのパステルカラーをメインに、ホワイトやグレーとのツートーンを選ぶことも可能です。


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インテリアは直線を基調としたシンプルなインパネにセンターメーターを採用。


内装色はベージュまたはブラックで、ベージュ内装にはインパネとドアパネルにボディカラーに合わせたアクセントカラーが配されます。



両側スライドドアはL “SA Ⅲ”を除いて全車パワースライドドアで、荷物の積み下ろしや狭いところでの乗り降りに便利です。


フロントドアのスーパーUV&IRカットガラスの標準装備や、リアシート下の置きラクボックスなどは、女性ユーザーを意識したものです。



■バカ売れしたムーヴコンテ



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コンテは2008年に登場し、ムーヴキャンバスと入れ替わるような形で2017年に販売を終了していますが、こだわりの内外装や「カスタム」も用意されたことで、中古市場ではいまだに人気の高いモデルです。


シンプルな面や線を組み合わせたスクエアなフォルムは、極力無駄な加飾をせず、レトロともまた違うモダンで新鮮な印象。


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インテリアは、水平基調のシンプルなインパネが好印象。


ヨーロッパ家具を思わせるようなシートは、フランス人デザイナーが手がけたもので、異なる素材の組み合わせをさりげなく見せる手法を用いた、手の込んだ縫製によって高級感を表現しています。


「カクカクシカジカ」というキャッチコピーの印象が強いムーヴの派生モデルですが、内外装とも高品質な軽自動車なのです。


ムーヴは、優れたパッケージング性能による広く使い勝手の良い室内、先進的な装備と優れたシャシー性能によるハンドリングの良さが特徴です。


毎日のアシから、ちょっとした遠出でも快適なドライブが楽しめます。


2017年にマイナーチェンジが実施され、安全装備の機能が強化されたり、カスタムのヘッドライトデザインが変更になったりしていますので、中古車で探す場合は年式にも注意しましょう。



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