売れてるコンパクトSUV、マツダ CX-3 グレード解説

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売れてるコンパクトSUV、マツダ CX-3 グレード解説

2020.10.19

マツダ CX-3は、同社のMAZDA2(旧:デミオ)と同じプラットフォームを使用しているものの、単純にデミオのSUV版とは言い切れないほど、細部にわたって作り込まれています。


ここでは運転初心者にもおすすめのコンパクトSUVであるCX-3のグレード構成について解説します。


中古車選びの参考にしてください。※画像はすべてXD プロアクティブ Sパッケージです。



■CX-3ってどんなクルマ?



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CX-3は、2015年に発売されたコンパクトSUVです。


マツダの新デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion-」が生み出す美しいプロポーションはスタイリッシュかつ上質、また人の感性に合わせた造り込みによって素直に運転が楽しいと感じられる走行性能や、あらゆる機能での使いやすさを追求したパッケージングで人気となっています。


ボディサイズは、全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mm。


SUVでありながら、ほとんどの立体駐車場に対応した全高に抑えられているのは嬉しいところです。


エンジンラインアップは、1.5Lのガソリンと2.0Lのガソリン、そして1.8Lのクリーンディーゼルの3種類。


ガソリンはボトムグレード2車種が1.5L、中間グレードと上位グレードが2.0Lという構成、ディーゼルはエントリー、中間、上位と3グレード構成になっています。


すべてのグレードで2WD(FF)と4WDを選択することができ、ディーゼルの”XD”と”XD プロアクティブ S”では6速MTも用意されています。



■無駄を省いた”15S”



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CX-3のボトムに位置する”15S”は、1.5Lガソリンエンジン専用グレードです。


それでも、LEDヘッドランプ、LEDリアコンビランプ、オートライトシステム、バックガイドモニター、フロントグリル(ブラック)、リアルーフスポイラー、7インチWVGAセンターディスプレイ、6スピーカーといった内外装の装備。


電動パーキングブレーキ、DSC、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキサポート(夜間歩行者検知機能付)、リアパーキングセンサー、ブラインド・スポット・モニタリング、ヒル・ローンチ・アシスト、ハイビームコントロールシステムなど、安全運転支援に関する基本的な装備もひと通り網羅されている印象です。


ただし、タコメーターが省かれるほか、インパネデコレーションパネルは樹脂、ステアリングはウレタン、マニュアルエアコン、運転席ラチェット式シートリフター、電波式のキーレスエントリー、360度ビューモニターは装着不可など、どことなく営業車的なチープさは否めません。


アダプティブLEDヘッドライトやパワーシートが欲しい方は中間グレード以上となりますので、ご注意ください。



■実質的なエントリーグレード”15S ツーリング”



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こちらも1.5Lガソリンエンジン専用のグレードですが、クリーンディーゼルのエントリーグレード”XD”とよく似た内容で、実質的なエントリーグレードとなります。


15Sよりアップグレードされるのは、合成皮革とグレーステッチで構成されるインパネデコレーションパネル、デジタルタコメーター、本皮巻きステアリング&シフトノブ、6時スポークベゼル(サテンクロームメッキ)、リアシートセンターアームレスト、フルオートエアコン、アドバンストキーレスエントリーシステムなど。


合皮のインパネやオートエアコンになるだけでインテリアの雰囲気は大きく変わります。


タイヤに関しては、15Sと15S ツーリングのみ16インチアルミホイールが装着されます。



■15S ツーリングとほぼ同じ仕様”XD”



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XDはディーゼルモデルのエントリーグレードといった位置付けで、装備内容は15S ツーリングとほぼ同じですが、XDには、自動防眩ルームミラー、ピアノブラックのピラーガーニッシュ、18インチアルミホイールが識別点です。


面白いのは乗り心地を重視するユーザー向けに16インチホイールがオプションで用意されていること。


中古車市場では混在することになりますので、XDを狙う場合はタイヤサイズのチェックも忘れずに行ないましょう。



■中間グレード”プロアクティブ S パッケージ”



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プロアクティブは、2.0Lのガソリンとディーゼル、両方に用意される売れ筋グレードです。


安全装備がより充実した内容になることと、トリム類が合皮になることで内外装の質感が向上しています。


内容は、前述の15S ツーリング(XD)をベースに、LEDフロントフォグランプ、メッキガーニッシュ、メーターフードトリム(皮革調)、アナログタコメーター、ステアリングヒーター、シフトスイッチ(AT車)、運転席パワーシート、運転席&助手席シートヒーターなど、快適装備を追加・変更するとともに、スマート・ブレーキ・サポート&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(AT車は全車速追従機能付)、ドライバー・アテンション・アラート、交通標識認識システム、アダプティブLEDヘッドライトといった安全装備がプラスされます。



■いたれりつくせりの”エクスクルーシブ モッズ”



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エクスクルーシブモッズは、CX-3のトップグレードです。


プロアクティブと同様の安全装備や機能に加え、スーパーUVカットガラス、IRカットガラス、高輝度ダーク塗装の18インチアルミホイール、ナッパレザーシート、アクセントストライプのシフトブーツなどが装備されます。


またインパネデコレーションパネルとドアトリムのカラーはピュアホワイトとなり、ナッパレザーシートとニーレストパッド、ドアアームレストのカラーはディープレッドとラグジュアリーな雰囲気を高めていることが特徴です。



■いまだけ選べるSPLグレード”100周年特別記念車”



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マツダは今年創立100周年を迎えたことを記念し、マツダ初の四輪乗用車「R360クーペ」をオマージュした特別記念車を各モデルに用意しました。


CX-3には1.5L、2.0Lガソリン、ディーゼルそれぞれにこの記念車が用意されています。


基本的な装備は最上級グレードのエクスクルーシブモッズと同様で、特別仕様車だけの装備として、創立100周年記念スペシャルロゴがホイールキャップやヘッドレストなどに入れられます。


またレッドカラーのレザーシートやフロアカーペットなど、R360クーペを彷彿とさせるインテリアカラーが特徴となっています。


CX-3の魅力を気軽に楽しみたいという方には15S ツーリング、充実した装備でSUVの魅力を十分に味わいたいという方はプロアクティブ S パッケージ、上質でラグジュアリーな雰囲気を求める方にはエクスクルーシブモッズがオススメです。



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