『本格派から、トールワゴンまで。どれを選ぶ?スズキの軽SUV』

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『本格派から、トールワゴンまで。どれを選ぶ?スズキの軽SUV』

2020.10.28

小排気量車を得意とするスズキは、スペーシアギア、ハスラー、ジムニーの軽自動車SUV3モデルで、ライトなアウトドアレジャーからハードなオフロード走行まで、カバーしています。


それぞれにどんな魅力があって、どんなユーザーにおすすめなのでしょうか?


各車の特徴をチェックしながら紹介しましょう。



■SUVテイストのミニバン軽。スペーシアギア



『本格派から、トールワゴンまで。どれを選ぶ?スズキの軽SUV』


スペーシアギアは、その名の通りベースはハイトワゴンのスペーシアです。


ボディサイズの全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,800mm(最低地上高150mm)は、スズキ軽SUVのなかで一番背高のっぽです。


スペーシア/スペーシアカスタムとの一番の違いは、ジムニーやハスラーなどと同じ丸形ヘッドライトを採用したフロントマスクです。


さらにフロントグリル、前後バンパー、サイドガーニッシュ、ルーフ、ホイールなどをガンメタリックで仕上げることで、アウトアドアギア感を高めています。


室内は、助手席前のツールボックスをモチーフにした小物入れや、全席別々に倒せるシートアレンジなどで、使える道具の性格を高めています。


また、シート背面と荷室フロアは、汚れに強い防汚仕様になっていたり、純正アクセサリーとしてリアゲート開口部にバックドアネットが用意されていたりと、アウトドアユースを意識した装備も充実しています。


エンジンは、NA,ターボともに高効率ロングストロークの0.66L 直3DOHC12バルブ(吸排気可変バルブタイミングVVT)に、ISG(モーター機能付き発電機)を追加したマイルドハイブリッドで、トランスミッションは全モデルCVT。


駆動方式はFFと4WD(ビスカスカップリング式)から選べます。


中古車相場価格は、まだ発売されて間もないこともあり、約130万円〜200万円となっています。



■トールワゴンとSUVの融合で大成功。ハスラー



『本格派から、トールワゴンまで。どれを選ぶ?スズキの軽SUV』


2014年のデビューのニューカマーであるにもかかわらず、スタイルのかわいらしさ、使いやすさ、充実した装備などからニッチでも中途半端でもなく、新感覚の軽SUVとして大人気となったモデルです。


軽ワゴンとSUVを融合させた初代ハスラーでスズキが狙ったのは、アウトドアスポーツシーンで便利で、同時に雪道やオフロードでの走行も楽しめるSUVというもの。


エンジンは、NAとインタークーラー付きターボの2種類で、駆動方式はFFと4WD。


最低地上高180㎜(4WDは175㎜)に、アプローチアングル28度、デパーチャーアングル46度とオフロードでの走破性も意識した車体設計とされていました。


現在は、2020年1月発売の2代目にスイッチしており、プラットフォームを刷新。


丸目のかわいらしさはそのままに、ホイールベースを35mm(2,460mm)、ルーフを約120mmそれぞれ延長。


後席の足元が拡大されるとともに、前席の左右座席距離を30mm離して、室内の居住性を高めています。


一見、キープコンセプトに見えるボディデザインは、ボンネット形状、バンパー形状の変更、さらにリアピラーにクォーターウィンドーを設けるなど、大幅に進化。


環状骨格構造を採用して、ボディ上部の剛性・衝撃吸収性を向上させています。


新型になって一番変わったのは、全グレードがISGを使うマイルドハイブリッドになったこと。


バッテリーに十分充電されていれば、発進時はモーターだけでOKです。


駆動方式のFFと4WDは変わらず、全モデルに新型CVTが採用されました。


また安全性やドライバー支援システムに関しても、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめ、後退時ブレーキサポート、ターボモデルのアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱抑制機能、後退時ブレーキサポート、4WDモデルのグリップコントロールやヒルディセントコントロールなどを標準装備とし、大幅に進化しています。


中古車相場価格は、初代が約50万円〜170万円。現行型の2代目は、約90万円〜180万円となっています。



■どこにでも行ける本格クロカン性能が魅力。ジムニー



『本格派から、トールワゴンまで。どれを選ぶ?スズキの軽SUV』


世界中見渡しても、唯一無二の小型クロスカントリーモデルが、ジムニーです。


2018年に発売された現行モデルは4代目あたり、ラダーフレーム(前後にクロスメンバーを持つ新型はねじり剛性約1.5倍)、FRレイアウト、副変速機付きパートタイム4WD、前後リジッドアクスル(3リンクサスペンション)というジムニー伝統の車体構成を進化させながら継承しています。


フロントに縦置きされるRA06型インタークーラー付きターボエンジンは、同社の他軽モデルと基本は同じですが、ジムニー用のチューンが施されています。


トランスミッションは、4速ATと5速MTが用意され、駆動方式はパートタイム4WDのみ。


2H−4H−4Lを路面と走行状況によって、ドライバーが任意で切り替える4WDシステムは、左右輪の滑っている側にブレーキをかけ、グリップしている側の駆動力を確保する電子制御ブレーキLSDトラクションコントロール(4L選択時)を装備するなど、本格的なクロカン走行が楽しめます。


中古相場価格は、約170万円〜260万円です。


スズキの軽SUVは、オーナーの使用用途によっておすすめが変わってきます。


自身が愛車に求める性能と、使うフィールドを想定してクルマ選びを行うことが、幸せなカーライフへの近道といえるでしょう。



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