シンプルだから人気があるホンダ N-BOX
2020.09.19
ホンダの軽自動車Nシリーズは、N-BOXのデビューを皮切りに、N-BOX+、N-ONE、N-WGN、N-BOX/と、カタチを変えながら、生活にフィットするクルマとして人気を博しています。
なかでも、N-BOXは「家族のためのクルマ」というコンセプトをブレずに追求し続け、多くのファミリー層から支持を得ています。
そんなN-BOXの魅力を紐解いてみましょう。
■シンプルさと遊びゴコロが魅力のエクステリア(外装)
エクステリアデザインは、華美にならず端正な表情のなかに親しみのあるフロントマスクとなっています。
プロジェクタータイプのLEDヘッドランプを全車で標準装備し、リング状のポジションランプでNシリーズの親しみのある丸目モチーフを表現しました。
サイドビューはベルトラインを高めに設定することで、のびやかで力強く、またストレートのキャラクターラインと、抑揚のあるドアパネルが上質感を高めています。
リアビューでは、全幅一杯に配置したLEDリアコンビネーションランプが、ワイドに存在感を強調し、リアバンパーに塊感を出すことで、背高の軽自動車とは思えないどっしりとした印象となっています。
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※価格は支払総額
■室内はスッキリデザインと多彩なシートアレンジがポイント
横基調のスッキリとしたインパネを採用し、プレーンな印象と実寸以上の広さを感じられる視覚効果を駆使しています。
これにより、特に助手席や後部座席で車内の広さを、より広く感じられるようになっています。
見やすく高機能なアウトホイールメーターを採用し、ピアノブラック調で仕上げられたエアコンパネルなど、操作性の高さと上質感を兼ね備えたインテリア(内装)デザインとなっています。
エンジンルームのコンパクト化やテールゲートの薄型化により、従来モデルに比べてタンデムスタンスを25mm、荷室床面長が25mm拡大された室内は、通常のベンチシート仕様のほかに、スーパースライド仕様と、ウェルキャブであるスロープ仕様の3つが用意されます。
なかでもスーパースライド仕様は、すべての席にスライド機構を採用。
なかでも助手席は前後に570mmものスライドが可能となり、さまざまなシートアレンジが楽しめるようになっています。
ベンチシート仕様、スーパースライド仕様のセカンドシートは、左右独立した操作が可能です。
またテールゲート開口部を75mm従来モデルに対して下げることで、自転車など、大きな荷物の積み下ろしもしやすくなりました。
■快適性もぬかり無し
ユーティリティでは、すべての窓にスーパーUVカット・IRカット機能を備えたガラスを配置できる360°スーパーUV・IRカットパッケージの採用や、アレルゲンの不活性化と抗ウイルス加工を施したアレルクリーンプラスシート、PM2.5集塵のフィルターを採用したフルオートエアコンを採用し、快適性を高めています。
Hondaスマートキーシステムの採用や、イージーオープンドアハンドルの採用により、クルマへのアクセス性が格段に向上、クルマから離れるだけでドアロックができる降車時オートドアロック機能も搭載しています。
収納は、運転席アッパーボックス、インパネトレイ、グローブボックス、収納式ドリンクホルダー(助手席)、フロントドアポケット、シートバックポケット、センターロアボックスなど各所に機能的に配置するなど、この手の軽には欠かせない室内の使い勝手に関してもぬかりはありません。
オプションながら、ハンズフリースライドドアやオートサイドステップなど、幅広い年齢層に優しい設計も魅力ですね。
■VTECを搭載したエンジン。これならNAでも十分かも
エンジンは、自然吸気(NA)とターボの2種類が用意されます。
注目は軽自動車初のVTECを採用したNAエンジンで、最高出力43kW(58PS)/7,300rpm、最大トルク65Nm(6.6kgm)/4,800rpmと高出力と、JC08モード燃費は27.0km/Lという低燃費を両立しています。
いっぽうのターボエンジンは、メーカーの自主規制により最高出力47kW(64PS)/6,000rpm、最大トルク104Nm(10.6kgm)/2,600rpmとなっているものの、軽自動車初の過給圧を最適にコントロールする電動ウェイストゲートを採用することで、低回転から高トルクを発揮しています。燃費は25.6km/Lです。
組み合わせられるトランスミッションは、2系統の排出オイルポンプシステムを採用するCVTで、燃費性能に貢献しています。
■走行安定性を高めるダンパーを採用
足回りには、乗り心地と高い操縦安定性を実現する高性能ダンパーを採用しました。
一般的なダンパーに比べ、より早く減衰力が立ち上がる特性になっており、荒れた路面から微振動まで、さまざまな路面状況で安定した走りを実現します。
また、ハイトワゴンで心配なロールを抑えるため、リアスタビライザーをFF車のリアサスペンションに採用し、コーナリング中の姿勢安定を図っています。
さらに忠実な制動力をもたらすハイドロリック・ブレーキ・ブーストの採用や、コーナリングのしやすさを高めるアジャイルハンドリングアシストの採用など、高い走行安全性能も魅力です。
■トップクラスの先進安全装備
ホンダの先進安全装備Honda SENSING(ホンダセンシング)を採用し、衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、ACC、LKAS、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、後方誤発進抑制機能、オートハイビームの10の先進機能が軽自動車として初めて装備されています。
高い居住性と走行性能、そして安全性能を獲得したN-BOXは、ファミリー生活のなかで使いやすいクルマになっていることが、人気の要因です。
気になる方は、実車にふれてその良さを体感してください。