マツダ CX-8とボルボ XC90のインテリアの特長を比較!

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マツダ CX-8とボルボ XC90のインテリアの特長を比較!

2018.10.06

マツダ CX-8とボルボ XC90のインテリア

マツダ CX-8 XDプロアクティブ 2018

マツダの日本国内におけるフラッグシップSUV CX-8と、ボルボのフラッグシップSUV XC90。

ボディサイズとエンジン性能については、ほぼ互角の両車ですが、室内はどのように違うのでしょうか。

※2018年8月時点に販売されているモデルについて解説しています。

室内の広さ比較


CX-8とXC90は、どちらも3列シートを備えるミドルサイズのクロスオーバーSUVです。外形寸法はわずかにXC90が大きいのですが、室内寸法に違いはあるのでしょうか。


マツダ CX-8 XDプロアクティブ 2018

■マツダ CX-8 XDの室内寸法

室内長:2,690mm

室内幅:1,540mm

室内高:1,250mm


■ボルボ XC90 T5 AWD モメンタムの室内寸法

室内長:2,455mm

室内幅:1,465mm

室内高:1,270mm


XC90の室内長と室内幅がCX-8より劣るのは、ドア内部の補強材や内装デザインによるものと思われます。



インテリア比較

CX-8 XDのステアリングとシフトノブは本革巻きです。


インテリアは、シート表皮がブラックのスクエアメッシュクロス、インパネやドアトリムのデコレーションパネルはガンメタリック、シフトパネルがピアノブラックと、ブラックを基調に、エアコンルーパーベゼルやセンターコンソールのシフト周りにはメッキパーツを配置。落ち着いた上質な空間を演出しています。ステアリングとシフトノブは本革巻きです。


一方XC90 T5 AWD モメンタムの標準装備となる本革シートは、外装カラーによりブロンド、アンバー、チャコール、マルーンブラウンの4色が用意されます。

インテリアカラーは、チャコール×ブラウン×ブロンド、チャコール、チャコール×ブロンドのいずれかが各シート色とコーディネートされます


インパネにはクロスブラッシュド・アルミニウム・パネルを装備。ステアリングとシフトノブは本革巻きです。


快適装備比較

CX-8の前席は背もたれにかかる体圧を広く分散できる構造を採用。背もたれの剛性を最適化することで腰椎を支持性能を向上させ、体幹をしっかりと支えるシートとしました。これにより乗員の安心感と快適性を高めています。調整機能は手動式シートリフターが採用されています。


標準装備の7インチのセンターディスプレイは、マツダコネクトに対応しており、ナビゲーションはデータが記録されたSDカードを別途購入すれば利用可能です。オーディオはヘッドユニットがAM/FMラジオと外部接続ハブで、スピーカーを4基備えます。


室内の空調は、花粉除去フィルター付3ゾーン対応フルオートエアコンで、運転席、助手席、後部座席の3ゾーンに分けて調節可能です。


一方XC90の後部座席は後方からの衝撃に対し背中と頸部を保護するWHIPS(後部衝撃吸収機能)に加え、垂直方向からの衝撃をシートで吸収し脊椎を保護する構造も取り入れられています。調整機能は電動8ウェイでランバーサポートは電動4ウェイ、座面も電動でスライドします。またシートヒーターも備えます。


センターコンソールには、12.3インチのデジタル液晶ディスプレイを縦型に配置。ヘッドユニットはAM/FMラジオ、CDプレーヤー、外部接続ハブ、ナビゲーション、ETC2.0機能を内蔵し、10スピーカーが標準です。

空調は、4ゾーン対応で、運転席、助手席、セカンドシート左右席が独立して温度や風量を調節できます。またClean Zone-エア・クオリティ・システムが、ホコリや花粉、臭気やPM2.5などの粒状物質を除去するとともに、外気の状態をモニタリングして必要に応じて外気導入口を遮断します。


快適装備ではXC90はCX-8よりはるかに高機能です。



シートアレンジ比較

マツダ CX-8 XDプロアクティブ 2018

CX-8の2列目シートは6人乗りのキャプテンシートと、7人乗りのベンチシートの2種類があります。どちらも可倒式で、ベンチシートの分割比は6:4。左右席が独立して前後に120mmスライドします。3列目シートは5:5分割可倒式で、スライド機構はありません。


XC90の2列目シートは4:2:4の3分割可倒式で、各シートに前後スライド機構を備えます。3列目シートは、CX-8同様、5:5分割可倒式で、スライド機構はありません。


シートアレンジはそれほど変わりませんが、XC90の2列目シートセンター席は、長尺物を積載する際に重宝するとともに、座面を上昇させることでチャイルドクッションとしても使える機能を備えています。


シートアレンジによって、荷室容量は以下のように変化します。


■CX-8 XD

荷室長:3列目シート使用時500mm/3列目シート可倒時、最大1,350mm/2列目・3列目シート可倒時、最大 2,320mm(※助手席シート最前端で助手席シートバックまで)

荷室幅:1,480mm(通常時最大幅)/1,000mm(※ホイールハウス間)

開口部高:740mm


■XC90 T5 AWD モメンタム

荷室長:3列目シート使用時554mm/3列目シート可倒時:1,260mm(※2列目シート位置はニュートラル)/2・3列目シート可倒時:2,040mm(※助手席位置はニュートラル)

荷室幅:1,192mm

開口部高:816mm


3列目シート使用時ではXC90の荷室長がCX-8を54mm上回ります。2列目以降のシートを倒した場合は、助手席や2列目シートの位置が違うため直接比較はできませんがほぼ互角です。また両車ともラゲッジフロア下にサブトランクを備えており、濡れ物や汚れ物の収納が可能です。


CX-8とXC90の室内寸法やラゲッジ寸法に大きな差はありません。2列目シートのアレンジもほぼ同等で、シートレイアウトも両車とも使い勝手の良いものです。

一方、快適装備では大きな差がついています。さすがファーストクラスを自認するXC90といったところです。


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