中古で狙うのがおすすめかも!? いまお買い得なSUV3選
2020.05.16
中古車市場というのは面白いもので、たとえ新車の出来が良くても、人気がなければ価格に反映されることはありません。
また中古車は、登録時の費用が新車よりも安いというメリットもあります。
誰の手にも触れていない、まっさらなクルマでなければ嫌!という方にはおすすめしませんが、SUVが気になっているという方に、いまお買い得感たっぷりな中古SUVを見繕ってみました。
■100万円以下でも購入できます:スズキ イグニス
スズキの誇る軽SUVのハスラーと、スズキを代表する定番SUVのエスクード。
そんな2台の間を埋めるべく、AセグメントクラスのコンパクトSUVとして2006年に登場したイグニス。
ラテン語で”炎”を意味するイグニスは、「シンプルアイコニック・シンプルスタンダード」がデザインコンセプト。
Aセグメント向け専用プラットフォームに、1.2L 直4エンジンにISG(モーター機能付発電機)を組み合わせたマイルドハイブリッドを搭載。
駆動方式は、FFのほかにビスカスカップリング式の4WDがあり、急こう配を安全に下れるヒルディセントコントロールや滑りやすい路面での安全な発進を促すグリップコントロールなどが装備されています。
グレードは、MG、MX、MZの3つで、セーフティパッケージ装着車がそれぞれに用意され、発売時の価格は、138万2400円〜187万5960円。
2020年には、専用バンパーやルーフレールなどを備えたハイブリッド MF(183万9200円〜)が追加されました。
すでに発売から4年が経過し、初期型モデルなら割安な個体が見つけられるようになりました。
なかには、車両価格50万円台という個体もあり、乗り出し価格100万円前後という設定なら、十分の良程度の個体を見つけることができるでしょう。
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※価格は支払総額
■100万円前後で狙いたい:スズキ SX4 S-クロス
※画像は2015年モデルです。
スズキSX4の後継モデルとして、2013年にデビューしたSX4 S-クロス。
2012年のパリサロンで発表されたコンセプトカー S-Crossのエッセンスを色濃く受け継いだSUVは、欧州Cセグメントが主戦場です。
SX4よりもSUVらしさが強調され、クオリティも大幅に高まったSX4 S-クロスでは、新開発となる4WDシステムのALLGRIPを採用。
アクセルセンサーや操舵角センサー、車格センサーなどの情報をベースに車両の挙動変化後の対応だけでなく挙動変化を予測して車両が不安栄になるまえに対処するというフィードフォワード制御を備えた電子制御4WDシステムに、4モード走行切替機能、車両運動協調制御という3つのテクノロジーからなるALLGRIPは、優れた走破性と走行安定性を発揮することで、ドライバーにさらなる走りの楽しさと安心感を提供します。
日本をはじめ、ヨーロッパや中南米、中国、台湾、インドでも販売されるなどワールドワイドな人気となっていますが、中古車市場では100万円以下でも十分見つけることが可能。
2017年にマイナーチェンジを行なっているので、割安感を望むのであればそれよりも前のモデルを見つけると良いでしょう。
■200万円以下でも大丈夫:三菱 アウトランダー
当時資本提携を行なっていた、ダイムラークライスラーと共同開発したプラットフォームやエンジンを搭載して2005年にデビューした三菱アウトランダー。
パジェロで大ヒットを記録した三菱自動車の次なる主力モデルとしてデビューし、パジェロよりも洗練された都会的なスタイリングとラダーフレームビルドインモノコックボディというラダーフレームを進化させたフレームを採用するなど、高剛性と軽量化をともに実現した次世代型のSUVとなっています。
現在発売されているのは2012年に登場した2代目で、世界初の4WDプラグインハイブリッドSUVであるアウトランダーPHEVも用意。
2015年にはダイナミックシールドデザインを採用し、より洗練されたスタイリングへ変貌を遂げています。
現在の新車車両価格帯は、266万8680円〜335万6000円とやや高額ですが、中古車にターゲットを絞れば、ダイナミックシールドが採用された2015年以降のモデルでも、200万円以下で見つけることが可能。
全年式・全グレードとも7名乗りなので、大人数を乗せて移動する機会の多い方にもおすすめです。
今回の3台は、新車の人気やメーカーの事情で、それぞれの個体の程度に比べてお買い得感の高いモデルとなっています。
初期投資を少なく、でも新し目のSUVが欲しいという方にはおすすめです。
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