2代目レンジローバー スポーツってどんなクルマ?

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2代目レンジローバー スポーツってどんなクルマ?

2019.09.19

2代目レンジローバー スポーツってどんなクルマ?


ランドローバー社のフラッグシップモデルとなるレンジローバー。イヴォークやヴェラールといった派生モデルの草分け的存在がレンジローバー スポーツです。一見するとヅラッグシップのレンジローバーをややスポーティにしたぐらいの印象ですが、その走り味はまったくの別物。今回はそんなレンジローバー スポーツの、現行モデルにスポットを当ててみましょう




初代レンジローバー スポーツ


レンジローバーは、英国ランドローバー社が1970年に発売した高級SUVです。ランドローバー社の並み居るモデルを凌駕する優れたオフロード性能と高級乗用車にも引けをとらない快適性を備えたSUVは、発売当初から注目を集め、プレミアムSUVとして揺るぎない地位を築き上げました


そのレンジローバーの派生モデルとして、2005年に発売されたのが初代レンジローバー スポーツです。

ポルシェ カイエンの人気を受け発売されたとも言われるレンジローバー スポーツの外観は、2代目レンジローバーと近しい雰囲気。しかしながら、シャシーはディスカバリー3と共通のインテグレーテッドボディフレームを採用しているのが特長で、ホイールベースはディスカバリー3よりも短くサスペンション形式も異なっています。


エンジンは当初、4.2Lと4.4LのV8エンジンでしたが、後に5.0LのV8に変更されました。この初代レンジローバー スポーツは2013年に生産が終了されています。




2代目レンジローバー スポーツ


2代目レンジローバー スポーツってどんなクルマ?


2013年のニューヨークモーターショーで発表された、2代目のレンジローバー スポーツは、クラス最高峰のオールテレイン性能にくわえ、優れたオンロードダイナミクスを実現。ランドローバー社史上最速を謳うプレミアムスポーツSUVです。

ボディサイズは全長4,850mm×全幅1,983mm×全高1,780mm、ホイールベースは2,923mmとで、3.0Lディーゼルモデルの車両重量は2,150kg。


ホイールベースで178mmほど延長されたことで、前後オーバーハングはそれぞれ短く、全幅が55mmワイドになったことでスタイリングはよりモダンになりました。


またボディデザインも、寝かされたフロントウィンドウや丸みを帯びたプロファイル、低めのルーフラインによってスポーティが強調され、空力特性も8%ほど高くなっています。

ちなみに同年型のレンジローバーと比較すると全長は149mm短く、全高は55mmほど低く、車重は45kg軽量化されています。


2代目レンジローバー スポーツってどんなクルマ?


エンジンは3.0L V6ディーゼルが2種類と4.0L V6ディーゼル、3.0L V6スーパーチャージドガソリン、5.0L V8スーパーチャージドガソリンの5つがラインナップされており、最高峰のSVR に搭載される5.0L V8スーパーチャージドガソリンは、最高出力423kW(575PS)、最大トルク700NmというSUVとは思えない出力を発生。トランスミッションはZF製の8速AT(8HP)を搭載しています。




主な特長と魅力について


2代目レンジローバー スポーツってどんなクルマ?


2代目レンジローバーの最大の特長は、コンパクトな車体とオールアルミニウムボディによる軽量化が生み出す高い走行性能です。


アルミニウム製の軽量サスペンションは完全独立型でフロントにはダブルウィッシュボーン、リヤにはマルチリンクを採用しています。さらに副変速機を持たないことで先代よりも18kg軽くなったトルセン・ディファレンシャル付きのトランスファーケースに、フロント260mm、リア272mmというクラス最高レベルのホイールトラベ、546mmのホイールアーティキュレーションが、あらゆる過酷な状況にも対応します


最低地上高は最大278mmを確保した足まわりには、エアサスペンションを採用。従来は+55mmの固定ポジションだったのに対し、新しいシステムでは+35mmと+65mmの2 段階と、走行時の車高調整が可能。可動範囲は最大185mmとなっています。


フルタイム4WDシステム、前述した副変速機を持たないトルセン・ディファレンシャル付1速トランスファーケースのほかに、ローレンジオプション付2速トランスファーケースが用意されています。

ホイールサイズは19インチから22インチまでラインナップされ、レンジローバー スポーツのアイコンともいえるヴァイパーズネストのデザインが足もとを精悍に引き締めます。

また、走行性能だけでなく質感のクオリティでも大幅に進化した2代目レンジローバー スポーツ。その恩恵をもっとも受けているのがインテリアです。


スポーティさを生み出すべく従来モデルよりも小径化されたステアリングと垂直に伸びるシフトレバー、高い位置に配されたセンターコンソールはスポーツカーのような雰囲気を生み出し、加飾パーツやレザーインテリアによって豪華さが演出されています。


さらにボディのワイド化にともなって車内空間が広くなり、リアのスペースは24mm広がったニールームによって居住性がアップしています。

通常は2列5名乗車仕様ですがオプションで3列7名乗車仕様にすることも可能です


2代目レンジローバー スポーツってどんなクルマ?


レンジローバーの上級モデル、レンジローバー スポーツは、走り、質感、存在感、多用途性どれをとっても最高のパフォーマンスを備えています。その総合性能は、フラッグシップのレンジローバーを脅かす急先鋒といって差し支えないでしょう。


レンジローバー スポーツSE

全長×全幅×全高:4,850mm×1,983mm × 1,780mm

ホイールベース:2,923mm

車重:2,250kg

駆動方式:4輪駆動

エンジン:3.0L V型6気筒スーパーチャージャー

トランスミッション:8速AT(ZF製8HP)

最高出力:340PS(250kW)/3,500rpm

最大トルク:450Nm(45.9kgm)/3,500rpm

タイヤ:(前)235-65R19/(後)235-65R19

燃費(JC08モード):8.4km/L

価格:798万円〜

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