イエローやブルーなど…トヨタ FJクルーザーのカラーバリエーションを紹介。
2019.07.07
SUVブームが続く国内市場ですが、皆さんはトヨタ FJクルーザーというSUVをご存じでしょうか。FJクルーザーの魅力の1つは、無骨なボディにも関わらずツートーンカラー仕様をベースに黄色等のポップなボディカラーが用意されている点でしょう。今回は、本格SUVながら多彩なカラーコーディネートが楽しめるSUVの異端児、トヨタ FJクルーザーのカラーバリエーションを紹介します。
そもそもFJクルーザーってどんなクルマ?
FJクルーザーは2006年から北米市場で販売開始、日本市場には2010年12月〜2018年1月まで販売され、現在は生産終了となっているため中古車でしか手に入れられないモデル。
FJクルーザーは名車ランドクルーザー40のクラシカルなフロントマスクを連想させるデザインとなっています。また、両側に採用した大開口観音開きのドアを採用されているため、横から見るとまるで2ドアクーペのようなスタイリング。
インテリアは、防水・撥水加工されたファブリックシートやラバー調素材のフロア&デッキカーペットを使用し、汚れたとしても簡単に掃除できるように工夫されています。また、搭載する4WDシステムはドライバーの意志で切り替えられるパートタイム式の4WDを採用し、本格4WD車としての高い走破性を確保しています。
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FJクルーザーの魅力…カラーバリエーション
FJクルーザーの特徴として挙げられるのは冒頭でお伝えした通り、2トーンカラーをベースとしてカラーバエリエーションです。全グレードでルーフはホワイトで統一されています。
FJクルーザーは全長4635mm×全幅1905mm×全高1840mmという存在感タップリのボディサイズにも関わらず、アウトドアに映えるボディカラーとホワイトルーフのツートーンカラー仕様のボディカラーを用意している珍しいモデル。鮮やかなボディカラーとホワイトルーフのコントラストがポップな印象に仕立てているのです。
2010年にデビューしたときのFJクルーザーのカラーバリーションは、モノトーンのホワイトのほか、ポップなイエロー、ブルー、ブリックレッドメタリック。そして落ち着いたグレーメタリック、さらにネイチャーカラーとして、自然に溶け込むブラック、ベージュの全7色を用意。
2011年の一部改良でブリックレッドメタリックが設定カラーから落ち、ボディカラーは6色へと減りました。ブリックレッドメタリックはわずか1年しか生産されていませんのでレア度が高いとも言えるでしょう。
2012年の一部改良時にポップなカラーのイエローとブルーそしてグレーの3色が廃盤となり、その代わりにオレンジ、グレイッシュブルー、そしてセメントグレーメタリックの3色が設定され、合計は6色と変わりありません。
続く、2013年の一部改良では、グレーイッシュブルーがスモーキーブルーへ変更。そして、ダークグリーンが追加され、ボディカラーは合計7色となりました。しかし2014年になると、オレンジとダークグリーンが廃盤となり、初期に設定されていたイエローが復活し、合計6色となります。その後、ボディカラーに変更がないまま2018年の生産終了を迎えます。
多彩なボディカラーを用意するFJクルーザーですが、ブリックレッドやダークグレーイッシュブルー、ダークグリーンなどは販売期間が短いので、FJクルーザーオーナーの中でも注目度は高くなるでしょう。搭載するエンジンやトランスミッションは1種類しかないですし、グレード構成もシンプルなFJクルーザーだからこそ色で選ぶという楽しさを味わえるのです。
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