マツダ CX-8とボルボ XC90のスペックを比較!

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マツダ CX-8とボルボ XC90のスペックを比較!

2018.08.29

マツダ CX-8 XDプロアクティブ 2018

スタリッシュなエクステリアと3列シートを備えたクロスオーバーSUVがあまたあるなかで、現在人気なのがマツダ CX-8とボルボ XC90です。日本国内のマツダSUVラインナップのフラッグシップCX-8とボルボSUVのフラッグシップXC90を、スペックから比較してみましょう。

※CX-8の画像はXDプロアクティブです。

ボディのスペック比較

マツダ CX-8 XDプロアクティブ 2018

CX-8は一見、CX-5のストレッチバージョンのようですが、じつは海外専用車CX-9の縮小版です。CX-9のシャーシを小型化し、内装材もCX-9に準拠しています。

全長×全幅×全高:4,900mm×1,840mm×1,730mm

ホイールベース:2,930mm

車両重量:1,780(※6人乗りモデルの場合)/1,790(※7人乗りモデルの場合)kg

乗車定員:6/7名

タイヤ:225/65R 17 102H

サスペンション:(前)マクファーソン・ストラット/(後)マルチリンク

トランスミッション:SKYACTIV-DRIVE 6EC-AT

駆動方式:FF/4WD


一方XC90は、ボルボのトップエンド90シリーズのクロスオーバーSUVとして2016年より販売されています。新世代エンジンのDRIVE-Eとフォードから浙江吉利控股集団傘下になってから開発された新世代シャーシSPA(Scarable Product Architecture)を用い、新世代ボルボデザインを採用します。



全長×全幅×全高:4,950mm×1,920mm×1,775(※エアサス装着時1,760)mm

ホイールベース:2,985mm

車両重量:2,060(※エアサス装着時2,080)kg

乗車定員:7名

タイヤ:235/55R 19

サスペンション:(前)ダブルウイッシュボーン/(後)マルチリンク

トランスミッション:電子制御前進8速A/T(ロックアップ機構付き)ギアトロニック

駆動方式:電子制御AWDシステム


どちらも最上級SUVだけあって、威風堂々たるサイズです。CX-8は、日本の道路事情に合わせ、全幅を抑えた設計になっていることが特徴です。ちなみにベースのCX-9はさらに大きく、XC90以上です。



エンジンのスペック比較

マツダ CX-8 XDプロアクティブ 2018

CX-8に搭載されるエンジンは2018年8月現在、2.2Lクリーンディーゼルターボのみです。

エンジン:2.2L直列4気筒DOHCディーゼルターボ

最高出力:140kW(190ps)/4,500rpm

最大トルク:450Nm(45.9kgf・m)/2,000rpm

JC08モード燃費:17.6km/L


一方、XC90にはT5(DOHCターボ)、T6(DOHCターボ+スーパーチャージャー)、T8(DOHCターボ+スーパーチャージャー+PHEVシステム)の3種のパワーユニットが搭載されます。ベーシックなT5のスペックは次の通りです。

エンジン:2.0L直列4気筒DOHCターボ

最高出力:187kW(254ps)/5,500rpm

最大トルク:350Nm(35.7kgf・m)/1,500-4,800rpm

JC08モード燃費:12.9km/L

最高出力ではXC90がCX-8を圧倒しますが、CX-8のディーゼルらしい大きなトルクは日常域での使い勝手の良さを期待させます。



先進安全装備&運転支援装備比較


CX-8には「i-ACTIVSENSE」という先進安全装備が標準装備され、「セーフティー・サポートカーS」のワイドに該当します。i-ACTIVSENSEに含まれる機能は次の通りです。

●アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)

●AT誤発進抑制制御[前進時]

●ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)

●車線逸脱警報システム(LDWS)

●スマート・シティ・ブレーキ・サポート[後退時](SCBS R)

●AT誤発進抑制制御[後退時]


廉価モデルの XDには、上級グレードに標準装備されるアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)やレーンキープ・アシスト・システム(LAS)の用意がありません。


一方XC90には「インテリセーフ」と呼ばれる先進安全装備が標準搭載されます。その機能は次の通りです。

●City Safety(衝突回避・軽減フルオートブレーキシステム)

 ・歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能(夜間含む)

 ・インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)

 ・対向車対応機能

● オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)

● 全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)

● パイロット・アシスト(車線維持支援機能)

● ステアリング・アシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・

インフォメーション・システム)

● LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)

● LKA(レーン・キーピング・エイド)

● DAC(ドライバー・アラート・コントロール)

● CTA(クロス・トラフィック・アラート)

● RSI(ロード・サイン・インフォメーション)

● ランオフロード・プロテクション(道路逸脱事故時保護機能)、衝撃吸収機構付フロントシート

● ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避支援機能)

● 被追突時警告機能(静止時オートブレーキ機能付)

● フル・アクティブ・ハイビーム(LEDヘッドライト)

● 360°ビューカメラ

● 衝突時ブレーキ保持機能

XC90は、先進安全がフル装備で、全グレードとも同一仕様です。これはボルボの人を中心にした設計と“2020年までにボルボ車が関係した交通事故の死亡者や重傷者数を0にする“という目標を達成する取り組みの一環です。


CX-8 XDの車両販売価格はFFが319万6,800円、4WD車が342万9,000円です。一方のXC90 T5 AWD モメンタムは789万円と、ほぼ倍です。先進安全装備に差がつくのも無理からぬ話です。しかし燃費はCX-8がXC90より4.7km/L優れているのです。



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