レクサスLXのインテリアを紹介
2019.05.27
乗り込んだ瞬間から感じる瀟洒なLXのインテリア。3列シートすべてにセミアリニン・リアルレザーを贅沢に使い、まるで高級なショーファードリブンのような雰囲気に仕上げられたインテリア空間は圧巻のひと言。今回はそんな贅を尽くしたLXのインテリアをご紹介します。
使う人を考えて設計されたインテリア
スムーズな運転操作を可能にするため、レクサスインテリアの思想と人間工学に基づきインテリアはデザインされています。その結果、ディスプレイゾーンとオペレーションゾーンを分離して設計されています。
そして、センタークラスター横のニーパッドからドアトリムまでは厚みのある素材で構成し、しっかり体を保持しながら膝まわりに程よい触感を与え、ドライバーに快適な運転環境を提供します。素材には金属、革、本木目、異素材を絶妙に配置させていて、レクサスの高い美意識を表現しています。ラグジュアリー性だけでなく先進性にあふれたコックピットと室内空間は、さすがレクサスと思えるでしょう。
次にインテリアの機能面を掘り下げてみましょう。センターパネルには12.3インチのワイド画面を配置し、地図をフルスクリーンで表示できるナビゲーションシステムを採用。その下には金属の塊感を表現したアナログ時計(GPS時刻補正機能付)を配置しています。センターコンソール上のATセレクターは使いやすいようドライバー側へオフセットされ、その隣には画面操作をスムーズに行なえるリモートタッチを配置しています。画面を見ながらナビやオーディオなどの操作を行なうことができるのがポイントです。
体を包み込むフロントシートは、見た目も肌触りも質感の高いセミアリニンの本革を使用。フロントシートだけでなく、2列目、3列目(8人仕様)においても贅沢に同じ本革を使用しています。また1列目から3列目に下がるに従い、少しずつアイポイントを高くすることでどの席に座っても開放的な視界を生み出すように設計されています。
レザーインテリアはアイボリーをはじめ、全5色をラインナップし、それぞれのカラーにマッチするステッチカラー、オーナメントパネルが用意されています。
ステアリングは本木目＋本革、ATセレクターは本革＋アルミをそれぞれ組み合わせ、手に触れたときの感触にもラグジュアリーさを感じることが出来ます。
後席にもモニター、エアコンなど快適装備が充実
前席同様、後席にもすべてセミアリニンレザーを使用しているLX。2列目シートでも左右独立してエアコンの温度調整が可能な「レクサス クライメント コンシェルジュ」を採用しています。
これは、あらかじめ設定された好みの状態を一つの動作でオートエアコン、ステアリングヒーター、シートヒーター・シートベンチレーション付シートが作動。助手席やセカンドシートに人が座ったことを検知すると各空調装備が自動的に連動し、過ごしやすい環境が提供されます。また、計4席(前席の左右と後席の左右)すべての温度設定が自由に行なえます。
フロントシートバックには大型11.6インチ高精細ディスプレイを2台設置して後席でもエンターテイメントを楽しむことが可能となっています。またシートベンチレーション付セカンドシートは人間工学に基づき設計された乗り心地の良い断面形状が安定した耐圧分布を追求することで優れたホールド性を生み出しています
3列シートはスイッチを押すとヘッドレストおよびシートバックが倒れ、続けてシートが跳ね上がるスペースアップ機構が付き、ワンタッチで広大なラゲッジスペースをつくり出すことが可能で、リアゲートはスイッチ操作で開閉できるパワーバックドアを採用し、バックドア(下側)にはロータリーダンパーを採用することで滑らかな動きを実現しています。挟み込み防止機能も付くので、小さなお子さんのいる家庭でも安心ですね。
2列シート仕様モデルではトノカバーを標準で装備し、ラゲッジスペースには5名乗車時でも形状に左右されてしまいますが、ゴルフバッグ２つを積み込むことも可能です。
全長5ｍを超えるロングボディを活かし、ゆとりのあるキャビン空間を確保したLXのインテリア。ドライバーのためには視認性が確保され取り回しも容易となり、ゲストにはくつろぎをもたらすように室内設計を行なうことで、SUVにおける新しいラグジュアリーな価値観を生み出すことに成功しています。一度、体感されることをお勧めします。
