4代目ハイラックスサーフのスペックを紹介

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4代目ハイラックスサーフのスペックを紹介

2019.04.26

4代目ハイラックスサーフのスペックを紹介


ハイラックスの日本最終モデルである4代目。初代ハイラックスサーフが1983年に誕生してからおよそ20年後の2002年にデビューしたSUVの名作です。


そんな4代目ハイラックスサーフのボディサイズやパワートレイン、気になる安全装備を、いまいちど振り返ってみましょう。

※2002年10月モデルについて解説しています。



3代目からボディサイズが拡大


4代目ハイラックスサーフのボディサイズは全長4,770mm×全幅1,875mm×全高1,790mm。サードシートを用意しておらず全グレード、5ドアに5名乗車でした。


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先代モデルと比較すると全長が115mm、全幅が75mm、全高が25mmほど拡大されています。またホイールベースも2,790mmと先代よりも115mm拡大されました。その結果、室内空間も広がり、後席の居住性が向上しています。


ちなみに、現在北米で販売されている後継モデルの4ランナーは、全長4,831mm(リミテッドは4,843mm)×全幅1,925mm×全高1,816mmと、4代目よりボディサイズが拡大されています。


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3種類のエンジンを搭載



4代目ハイラックスサーフのスペックを紹介


ハイラックスサーフが採用していたエンジンは3種類。市街地でも扱いやすく軽快なレスポンスを発揮する2.7L 直列4気筒ハイメカツインカム16バルブエンジン。


低中速域での太いトルクと胸のすくような高出力を備えた3.4L V型6気筒フォーカムエンジン。


そして、コモンレール式の3.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジンが用意されていました。


3.4Lのエンジンは、2005年7月のマイナーチェンジにより、4.0Lのエンジンに変更されました。


2.7L、3.0L、3.4Lのエンジンに組み合わされるのが、電子制御フレックスロックアップ付4速オートマチック(ETC-E)で、アップダウンのあるワインディングでの不必要なシフトチェンジを低減し、優れたレスポンスと滑らかなシフトフィーリングを実現していました。


4.0Lには、スーパーインテリジェント5速オートマチック(5 Super ECT)が組み合わされていました。


駆動方式はFRおよびパートタイム式4WDを用意しており、4WDではセンターデフに基本前後トルク配分40:60を採用する新開発「トルセンLSD」を搭載。


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これにより、旋回初期のステアリング応答性を向上させ、旋回加速時はさらにリアのトルク配分を変化させることにより、優れたトレース性能を生み出していました。




ラフロードや高速コーナリングでも高い走行安定性を実現


サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアにはマルチリンク式を採用。


前後の最適バランスに優れた操縦安定性を生み出し快適な乗り心地を生み出します。


X-リアスという画期的なシステムを相互連携ショックアブソーバー採用していたのも特長で、これは左右の単筒式ショックアブソーバーを対角線で連結させ、中間部のユニットによって、ショックアブソーバーの作動に応じて最適な補助減衰力を付加するというもの。


これにより凹凸路やカーブ走行時のロールやピッチングを抑え、ラフロードや高速コーナリングでの高い走行安定性を実現していました。




ハードな走行シーンでも活躍する優れた安全性能



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パッシブ/アクティブセーフティともにハードな走行シーンでも優れた安全性を発揮するべくさまざまな装備が採用されていた4代目。


ボディにはGOAと呼ばれる衝突安全ボディ構造を採用されており、衝突時における衝撃荷重をできるだけ吸収しつつボディ骨格全体に拡散させることで、キャビンの変形を最小限に抑え居住空間を確保する構造になっています。


エアバッグはデュアルステージSRSエアバッグおよび前席SRSサイドエアバッグ&前後席SRSカーテンシールドエアバッグが搭載され、乗員を保護。後席にはELR付3点式シートベルト&ヘッドレストが採用されています。


フロントシートは、後方からの衝突に備えた、トヨタ独自のWILコンセプトが取り入れられており、衝突の際に背中がシートに沈み込み、頭と背中を同時に支えるようになっています。


また、前方からの衝撃を感知すると、シートベルトを巻き取り、乗員の拘束効果を高めるプリテンショナー機構と、シートベルトに一定以上の荷重がかからないようにすることで、乗員の胸部への衝撃を緩和する、フォースリミッター機構が付いたシートベルトが装備されていました。


アクティブセーフティでは、プロジェクター式マルチリフレクターヘッドランプ、フロントフォグランプ&リアフォグランプを採用していました。


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他にも、EBD (電子制動配分制御)付きのABS&ブレーキアシストが搭載されていました。



4代目ハイラックスサーフは2009年をもって販売終了。10年以上前のクルマですが、現在でも、中古車市場でちらほら見かけます。本格クロカンをお探しの方はぜひ、在庫を探してみてはいかがでしょうか。

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