トヨタFJクルーザーのインテリアの特長をご紹介!

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トヨタFJクルーザーのインテリアの特長をご紹介!

2018.04.17

ランドクルーザー FJ40型のテイストを受け継ぎ、2006年に北米で発売されたトヨタ FJクルーザーが、日本に導入されたのは2010年12月でした。120系プラドと共通のラダーフレームに、ヘビーデューティなデザインのボディと装備を搭載し、現在でも高い人気を誇ります。今回はそのインテリアの特長を見ていきます!




インテリアの特長

FJクルーザーのインテリアを一言で表してしまえば、「シンプル」ということになるでしょう

直線を基調としたインテリアに、厚手のグローブでも操作可能な大型のスイッチ類と、外板と同じカラーのセンタークラスターやサイドパネルなども、シンプルさを強調しています。

インパネに使われている樹脂は、新車価格300万円を超えるクルマであるという見方をすれば安っぽく感じてしまうかもしれません。とはいえ、すべては実用性を重視した結果であり、言わば”機能”を求めたことでたどり着いたデザイン。また、大型のシフトノブやトランスファーノブは、「これぞまさしくクロカン!」とも言えるFJクルーザーの象徴的装備となっています。


また、珍しい3本ワイパーも室内から見えるポイントとしては、このクルマの個性を感じられる装備の1つと言えるでしょう。

シートの特長


シートの出来も本格オフローダーとしての魅力に溢れたものとなっております。



FJクルーザーのシート表面には、オフローダーらしく撥水加工が施してあるのですが、それだけでは本格オフローダーとは呼べません。

実は着座面の裏側には透湿性の防水フィルムを仕込ませてあり、これによりムレにくく、さらにシート内部への水の侵入も防止しています。

そのこだわりは前席・後席のカーペットにもおよび、水濡れに強いラバー調の素材を採用。凹凸加工が施してあり、見た目もカッコ良く滑り止め効果も期待できます。これはラゲッジルームmにも採用されています。

シートやフロアまでもヘビーユースを想定してあるのもFJクルーザーの大きなポイントと言えるでしょう。


快適装備

FJクルーザーの特徴のひとつに、2ドアルックの観音開きドアがあります。これにより2ドアを基本としながら、リアシートへの乗降性を確保しています。ただしリアドアを開閉するには、フロントドアが開いていることが条件となっています。



大きなスペアタイヤを背負っているバックドアは、全開にしたときにハッチゲートよりもスペースが必要になる横開き式。そのかわりにガラスハッチが単独で開閉でき、小さな荷物はバックドアを開けることなくラケッジルームからの出し入れが可能。ここでも利便性を考慮していることが見て取れます。ただし、ガラスハッチはかなり高い位置にありますので、背の低い女性には少々辛いかもしれません。

大きな車体と高い着座位置からくる運転視界の悪さは、FJクルーザーの弱点と言わざるを得ないポイントですが、それを補うバックソナーが全グレードに標準装備されています。全てにおいて安心できる訳ではないですが、あると無いとでは大違い!駐車も少しは楽になる装備と言えるでしょう。

また、グレードによっては街中を快適に走行できる装備も揃えてあります。

例えば、クルーズコントロール。さすがに8年も前に発売されたクルマですから、最新のACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)のような機能こそ無いものの、高速道路を快適に走行するのに便利なこの機能は、カラーパッケージに装備されます。

また、メーカーオプションながらアクティブトラクションコントロール(いわゆるESP)も用意。中古を探すのであれば、これが装着されている個体がおすすめです!

サスペンションは、ノーマルのほかに、オプションでX-REAS(エックス−リアス)とビルシュタインが用意されていました。X-REASは、対角線上にある前後ショックアブソーバーをユニットを介して連結したもの。中間部にユニットが最適な減衰力を付加することで横揺れや縦揺れを抑え、優れた操縦安定性と快適な乗り心地を提供するもの。 一方のビルシュタインは、オフロードパッケージに標準装備されるもので、オフロード走行用にチューニングされたものになります。 オフロードだけでなく普通の道も楽しみたい!という方はX-REASが装着されている個体。オフロードで楽しみたいという方は、リアデフロックも標準装備されるオフロードパッケージがおすすめです。

本格オフロードでありながら、幅広い楽しみ方のできるFJクルーザー、これは「買い」の1台ではないでしょうか!

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